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Q+P名古屋ドーム・ライヴレポ
日時: 2005/12/25 16:27
名前: Massy

当日は雲一つない快晴だった
北陸のとある都市に住んでいる私は少々無理があることを承知で
妻と二人のチビと共にQ+PRに向かう計画をした。
チビたちのために、ユニクロで購入した白TシャツにQ+PRの
フェニックスロゴをプリントして臨戦態勢を整えた。
上のチビが小学校から帰宅した午後3時に自宅を出発。プレイボール
は午後7時だ。

ナゴヤドームに着いた。緊張していた。
「俺はリアルタイム・クイーニーだ!」そう言い聞かせて
自分を落ち着かせた。
席に着くと、例のチビ用Q+PR・Tシャツが周りの人に結構
受けた。一番嬉しかったのは、私本人。

さっきまでの緊張は「タイ・ユア・マザー・ダウン」で一気に
解けた。ライブの開幕曲では、ミルトン・キーンズでの「ヒーロー」
が一番カッコ良かったが、これもそれに匹敵するかも。
曲の途中でブライアンがスライドバーを装着するが、これが
ちゃんと上手くいくか、見ていて冷や冷やする。使用後は
アンプの前に放り投げていた。

「レット・ゼア・ビー・ドラムス」〜「アイム・イン・ラヴ・
ウィズ・マイ・カー」の流れが素晴らしかった。高校生から
おばちゃん(おばつん??)までがキャーキャー言う気持ちが
わかる。

どの曲がよかったとか、どこで涙がでたが・・・とかいう話より
あの歳で、あそこまでみんなを喜ばせようとする3人(プラス、
スパイクもそこそこのお歳か・・・)に感動した。
普通、こんな過酷なスケジュール(米東海岸→西海岸→日本6回)
をこのように活き活きとこなせるものなのだろうか?
正直いって、順番からして名古屋は手抜きになるかもという恐れ
があったがこれは完全に杞憂に終わった。

帰宅して家庭に変化があった。
妻が「好きな人ができました・・・」という。いまはやりの「熟年
離婚にはまだ早いぞ・・・」と身構えたが。。。「ロジャーが・・・」
などとのたまう。カッコよかった、と。
クイーンのライブビデオを回してもほとんど興味を示さなかった
妻が勝手にROTCなどを見ている。
チビたちも「ロジャー、ブライアン、死んだおじちゃん・・・」

クイーンが家庭の一部になったこと。これが最大の収穫だった。

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Q+P名古屋ドーム・ライヴレポ ( No.1 )
日時: 2005/12/25 16:29
名前: じろー

「そろそろ終演の時間!? 」

仕事の帰りに西の方に向かってもう一度「ありがとう!!」と言って帰ってきました…
辛抱たまらず、昨夜泣きながら打ったレポートをお届けします…

至福のとき…なんて、そうあるもんじゃない!!嬉しかったことをすべて“至福のとき”なんて言ってしまうと、至福が至福でなくなってしまうような気がする…
しかし、あのステージはまぎれもなく至福のときだった…
20年振りのライヴはポールの歌声で幕を開けた!!QUEEN を観にきたのにポールから…!?うぅん!?そんな違和感なんて全く感じなかった!!
すぐさまタイユアマザーダウンへ…今度はまさに幕が切っておとされた…
ポールは自分のスタイルで、しかし、実に丁寧に歌い上げる!!

ファット・ボトムド・ガール、アナザー・ワン・バイツ・ザ・ダスト…名古屋ではブレイク・フリーだったっけ!?
お馴染のナンバーがつづく…

そしてポールのウィッシング・ウェル!!フレディを体験しているファンが、フレディの声じゃぁないんだ…なんて考え始める前にポールの曲が入ることで、ポールの歌声をじっくり堪能できる…

クレイジー・リトル・シング・コールド・ラヴのときに今更なことに気が付いた!!
「ポールはポールの歌い方をしている…」それはまるで、フレディ・トリビュートのときのロバート・プラントがそうしていたように…
これがブライアンの言っていた「ポールはフレディになろうとなんかしていない…」ってことなんだ…って…

やがてロジャーがジェイミーとダニーを従えてエプロンステージに歩み寄る…セイ・イッツ・ノット・トゥルーだ!!

この曲やポールの曲は、予習しておこうと思い何度もR.O.T.C.を聴いたけれど、毎回聴き惚れてしまってさっぱり予習にならなかった…

そしてブライアンのアコースティック・コーナーだ!!
12弦ギターということで、一瞬期待したが…いや違う!!本物だ!!ロング・アウェイ…まさか、ここにきて聴けるとは…
'39を一緒に唄い、あの曲が…

もうずいぶん前からなのだけど、10月25日から一ヶ月は、僕のフレディ追悼月間だ!!この時期は気を付けておかないと、いくつかの曲を耳にするだけで涙が止まらなくなってしまう…
それをこんな状況で聴かされたのだから…

涙が溢れ、I still love you が声にならなかった…すると…ブライアンの眼にも涙が…

そしてテヲトリアッテ…
気をとりなおして必死なって唄った!!だってロジャーが…日本語パートを唄って…る!?声はあまり聞こえなかったけど、Uhuo-じゃなかったもの…!!

ポールも加わり余韻に浸ろう…という瞬間、またしても反則技が…ハンマー・トゥ・フォールぅ!?
しかも勝手にスローバージョンから始まると思っていたからさぁ大変!!泣いてなんかおられへんやんかー!!

ひとしきり騒いだあとはフィール・ライク・メイキン・ラヴだ!!
休憩…ということではなしに、ほっとして楽しむことができる…

ロジャーのドラムソロをはさみ、アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー!!さすがに高音は出なくなったとはいえ、やはりロジャーはカッコいい!!そういえば、黄色い声援も出なくなってしまったのだろうか…野太い声でロジャーに声援を贈る…ブライアンのギターがスタジオバージョンに近かったのも印象的だった…

引き続きギターソロになだれ込む!!正面のカットクロスが開き、ロンドンの街が映し出される…二階建てバス…タクシー…えっ!?フレディ像!?バッキンガム宮殿…QE2、50thのオープニングのように、ブライアンが立っている…スローになったところで聴こえてきたメロディは…テルテル坊主…!?(名古屋ではさくらさくらも出てきたよね…)画像はいつしか空に浮かぶ雲のようになり…ラストホライズン…
一間(1.8m)はあろうかというミラーボールが輝き、会場をも照らしてゆく…

曲はジーズ・アー・ザ・デイ・オブ・アワー・ライヴスへと続く…これも僕にとっては反則技の曲だ…
しかも映像は、初来日の日本庭園が…
ソロツアーの時と同じように、ロジャーが唄う!!やはり、ここでも涙だった…
しかし、さっきもそうだったが、泣いたままにはさせてくれないようだ…ロジャーがそのまま前に残り、シーケンサーのドラムが…レディオガガだ!!両手、パンパンパッ!!をやらなきゃ〜!!

キャント・ゲット・イナフからカインド・オブ・マジック、アイ・ウォント・イット・オールとたたみかけてくる!!
ムービングライトを吊んだトラスが上下し、傾き…演奏とシンクロする様は、まさにクイーンのライヴそのものだ!!そして…
ボヘミアン・ラプソディのピアノが…

画面にはウェンブリーでのフレディが映し出され、ヴォーカルもフレディの声が…

リアルタイマーの方々は覚えておいでだろうか!?ライヴ・キラーズが出た頃のことを…
「あんなのはライヴ盤じゃないよ!!テープを流してるんだぜ!?カラオケバンドだよ!!」
その声に反論したのだろうか、ライヴ・マジックではオペラパートをカットすることになってしまう…
ライヴでのボヘミアン・ラプソディは何かと槍玉に挙げられたものだった!!
そして今回は、映像とのシンクロだ…

とにかく、映像に被せて演奏するなんて、普通有り得ないことだ!!(演奏技術的にも、高度なものが要求される)しかし、それらはすべてファンへの贈り物なのだ!!
僕は、ファンのみが、クイーンを正しく評価してきたと思っている!!この演出は、そんなファンへのプレゼントなのだ!!
だから、自分なりに唄うことも出来たはずなのに、それをせず、映像のフレディにヴォーカルを譲ったポールに感謝したい……
ロックパートでポールは加わり、フレディに敬意を表してくれたように思う!!
ありがとうポール、あなたのおかげでこの演出を観ることができたのでしょう…

〜anyway the wind blows〜会場と一緒に最後のフレーズを唄い、ショウはひとつのピリオドを打った…!!

そうか…気が付けばもう最後なんだ…巧みなプログラムに、すっかり時間を忘れていた…

しばらくの拍手の中、ブライアンとロジャーが現れエプロンステージの最前に歩み寄る…
ブライアンの手にはアコースティックギター…はたして何を演るのか…!?
ブライアンがコードを弾き、唄い始める…
アイ・ウォズ・ボーン・トゥ・ラヴ・ユー!!
そうか!!こういうことだったのか…噂には聞いていたが、すっかり忘れていた…!!
ヴォーカルがロジャーにバトンタッチされる!!

ロジャーがブライアンのギターでフレディの唄を唄っている…
僕の眼はもう釘づけだ…!!

唄い終わるやショウ・マスト・ゴー・オンのイントロが…
これまた僕にとっての反則技の曲のひとつ…
僕が泣く…ブライアンのギターも泣く…

ポールのオールライト・ナウが始まり、会場もコーラスで応える…やがて…

残念ながらこのあたりからは、ほとんど記憶に残っていない…
ただただ泣き、唄い、ありがとう!!と叫びつづけていた…

尻すぼみのレポートになるが、思い出しても胸がいっぱいで言葉にならない…
また、機会をつくってまとめることにします…


神よ!!クイーンに御加護を…!!
Re: Q+P名古屋ドーム・ライヴレポ ( No.2 )
日時: 2005/12/25 16:30
名前: まっつ

Q+P名古屋ライヴ&結婚式に使ったQueenのBGM

怒涛の一日が終わって、今さっき帰ってきました〜
いろんな緊張やら期待感から解き離れ、今ものすごい脱力感に襲われてます(苦笑)
まだ福岡公演の人もいるから詳細は書きませんが、ホンっト〜に最高でしたよ!

そして掲示板上から、またライブ会場でも皆さんから本当にたくさんのお祝いのメッセージを頂き、
両人とも本当に感動しております。皆さん、本当に有難うございました!

ちなみにライブが終わってからも、某緑のおじさんや某北海道の熊達と打ち上げカラオケに行って、
ホテルに帰ってきたのが午前様だったので現在出がらしのお茶状態(苦爆)

ただ今思考能力が大幅に低下しているので今日のところはこの辺で・・・(苦笑)

ところで、Massyさんは僕たちの斜め後ろにいらした方ですよね?
最前列で卓球レスペを持ってたのが僕です〜
お子さんたちも、あの大音響にはさぞびっくりされたことでしょう〜(笑)


あ、そうそう、結婚式に使ったBGM、こんな感じでした〜

【 来賓入場 】 
The Millionaire Waltz / QUEEN
Good Old Fashioned Lover Boy / QUEEN
Killer Queen / QUEEN

【 新郎新婦入場 】
Barcelona / FREDDIE MERCURY & MONTSERRAT CABALLE(※GHVに収録されているプロモ・ビデオバージョンを使用。最初が鐘の音で入るから)

【 ケーキ入刀 】
A Kind Of Magic / QUEEN

【 乾杯 】
Somebody To Love (LIVE Ver.) / QUEEN + GEORGE MICHAEL

【 新婦お色直し中座 】
You're My Best Friend / QUEEN

【 新郎お色直し中座 】
Don't Stop Me Now / QUEEN

【 写真スライドBGM 】
These Are The Days Of Our Lives / QUEEN
Friends Will Be Friends / QUEEN

【 キャンドルサービス 】
I Was Born To Love You / QUEEN
The Great Pretender / FREDDIE MERCURY
Crazy Little Thing Called Love / QUEEN

【 メモリアルキャンドル 】
One Year Of Love / QUEEN

【 花束贈呈 】
Guide Me Home 〜 How Can I Go On / FREDDIE MERCURY & MONTSERRAT CABALLE

【 エンドロール 】(←最後に、式の最中に撮影した参列者の写真をはさみながら、出席者やスタッフの名前を映画のスタッフロールのような感じで演出)
手をとりあって (Let Us Cling Together) / QUEEN

【 お開き 】
Driven By You / BRIAN MAY (※さりげなくDr.がコージー・パウエル、Bassがニール・マーレイのバージョンを使用。そんなもん誰も気がつかんっちゅーの・爆)
Seven Seas Of Rhye / QUEEN
We Are The Champions / QUEEN
God Save The Queen / QUEEN

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