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アルバムレビュー
日時: 2005/12/25 15:53
名前: hellつっち

「QUEENU」レビュー
「プロセッション」・・・クラシカルな雰囲気で好い。これがギターの音色なのかと感嘆する。“レスペ”の面目躍如か。
 ときに、“レスペ”ってもう一つの通称がありましたよネ?

 #1の流れにのって「父より子へ」
 これも好いですねー。歌詞に愛が溢れている!曲調がまた《未来を行く子供たちへ》父の気持ちを託す雰囲気を醸し出しています。
 自分がいつか親になったとき、また聴きたいものです。

 「ホワイト・クイーン」・・・寂寞感がたまらない。シタールに似せたギターの音色が曲間に流れ、中世を彷彿とさせる。
 
 「サムデイ・ワンデイ」・・・当時は、《きっといつかスターダムにのし上がるんだ》って、前向きに書いた#だと思う。
 ブライアンって、他の二人に比べてどうしてもボーカルが弱い気がする(相手が悪いよ)けど、このボーカルが好きな人は結構いると思う。僕もまんざらではない。とくに『オペラ座』の39’は・・・。

 「ルーザー・イン・ジ・エンド」・・・典型的なロジャーの#だと思う。へヴィーな曲調、ハスキー声で若者の共感を得たんだろうなー。僕の中では、この人はコーラスワークが凄い。

 「オウガ・バトル」・・・アナログ盤ではここからサイド・ブラック。イントロからやられました!僕はこの曲がきっかけでQUEENに嵌ったのです!!
 過激な過激な御伽噺です。アップテンポかつヘヴィーな曲。
幻想世界への入り口。絶叫に始まり絶叫に終わる。銅鑼の響きで次の#へ・・・

 ・・・「フェアリー・フェラーの神業」
 ようこそ、妖精界へ。前曲から自然な流れで入ってゆく曲。
冥い雰囲気。でも、深みに嵌ってゆく・・・。
 リチャード・ダッドの絵画云々はともかく、個人的には『戦慄』の「マイ・フェアリー・キング」を彷彿とさせます。この中世ファンタジーでクラシックな曲調がまた・・・

 「ネバーモア」・・・心が震えます。前曲の魔術的空間からの解放。これは、失恋からの絶望ではなく、“魂の救済”と心得ます。フレディの儚いファルセット、後半のコーラス、終わりのベースライン(嗚呼、ジョン!)から優しさが伝わってきます。キングス・イングリッシュでは「ネヴァモー」。
 ネーヴァモーー♪(もう、云うことがない・・・。)

 「黒の女王の行進」・・・サイド・ブラックのハイライト。この曲があって、「ボヘミア〜」があるのだと思う。
 女王組曲の最後を締めくくる、威風堂々たる曲。
 でも、この手を敬遠する人は多いのかも知れない・・・。(僕は好きですヨ。)

 「ファニー・ハウ・ラヴ・イズ」・・・果たして、組曲は夢か現か幻のうちに去り行くのでした。皆さん、拝聴ありがとうございまーす・・・あ、「輝ける七つの海」を忘れるところだった。くわばら、くわばら。
 でもなー、なんか“浮いちゃう”んだよなー。ポップしてるしよー、明らかに“シングル”的だしなー。まぁ、アレがヒットチャート入りしてそれを足掛かりにビッグネームになったからそれも一興。イントロは綺麗だし。

 こんなところですかな・・・。

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「オペラ座の夜」レビュー ( No.1 )
日時: 2005/12/25 15:54
名前: misaki

K&Kさま、みなさまこんにちは。
このところ緩んでいた寒さがまた戻ってきました。いよいよ本格的な冬の到来でしょうか。
冬は好きなんですが・・・11月24日も近づいてきて、なんとも言えない寂寥感がこみ上げてきます。
24日のWOWOWは実家に録画を頼みました。5時間という長時間で放送してくれるのが嬉しいですね!
さて、今はオペラ座をBGMに書いています♪

Death On Two Legs (Dedicated to…
これもまたいわくつきの曲なんですね。でも、どうやら私はこの手のへヴィなものは好きなようです。最初に聴いたときはちょっと苦手かな、と思ったんですが、聴き込むにつれて好きになっていきました。Flick Of The Wristも大好きだし♪

Lazing On A Sunday Afternoon
なんて楽しい曲♪これもミュージカルチックなナンバーですね。この一週間の予定(?)月曜日以外遊んでばっかり(笑)!フレディのおどけたヴォーカルに最後のブライアンのギター、けだるい日曜の午後に聴くと元気がでそうです。

I’m In Love With My Car
これですかぁ!ロジャーの車の曲っていうのは!!これもまたロジャーのしゃがれた声が光ってますね。最後の車の排気音、ロジャーが当時乗っていた(!)アルファ・ロメオの音と知ってなんだか嬉しくなりました。ロジャーがいつも聞いてた音なんですねvv

You’re My Best Friend
これはGHを初めて聴いた時から大好きな曲です♪ジョンらしい、可愛くて素直な歌詞ですね。覚えやすいし。これのPV、ろうそくの火の中でみんな素敵なんですけど、ジョンちょっと可愛すぎませんか?その辺の女の子よりよっぽど可愛い気が・・。

‘39
い〜ですね〜これ!!Sweetさんお気に入りの曲なんですよね。大好きです私も!!1stアルバムから数えて39曲目・・・数えてみたら確かにそうでした。歌詞は“相対性理論を扱ったSF小説風の詩”ですか。あまり難しいことは分かりませんが、宇宙旅行の話なんて、趣味が天文学というブライアンらしくていかにも!という感じです。ところでこの話、日本の『浦島太郎』とそっくりですよね。そう思った方いらっしゃいますか?ブライアンの儚げなヴォーカル、サビの美しいコーラスと共に、奥でボンボン鳴ってるウッドベースの音が心地よく耳に残ります。(ただ、歌詞カード?の英語が一部間違っていたのが気になりました。書き直しましたけど。)これ聴いて思ったのは、自分が39歳になった時、これを聴くともしかしたら今とは違った感じ方をするのかなぁということ。そして多分、絶対、その年になっても私はQUEENを聴き続けているだろうということです。

Sweet Lady
前曲とは全く違ったブライアンの作品ですね。初めて聴いた時はタイトルからは想像できないような正統派ロック!という感じで驚きましたが、これも好きです。こういうハード・ロックも書けて’39も書けるんだから、やっぱりすごいです。

Seaside Rendezvous
これまた楽しい曲♪聴いてると踊りだしたくなります(笑)!なんといっても金管楽器の音を見事に出しているロジャーの超高音ハスキーボイス!すごいっ!この曲の録音風景見てみたい!!(楽しそう♪)口笛はやっぱり出来ません。ところでBrighton Rockとこの曲の口笛、メンバーの誰かが吹いてるんですかね?知ってる方いらっしゃったら教えてください!

The Prophet’s Song
これはまた大作ですね〜!時間的にも内容も。8分19秒ですか!!今までの4枚のアルバムでは最長ですね。全部のアルバムでこれより長い曲ってあるんですか?歌詞は難解ですがJESUSと同じくキリスト教的要素がぷんぷん香ってますね。私はこの曲はアカペラ部分が好きです。特にラーラー♪からの部分!最後の方で聞こえるのが例のおもちゃの琴なんですね。ブライアンは独学で弾いたんでしょうか。次のLove Of My Lifeに繋がる部分がまた素敵です。

Love Of My Life
この曲・・・DVDで聴いた時が最初だったんですが、実はそんなにいい曲だとは思って無かったです。でも!!!このアルバムで聴いたら・・・・鳥肌立ちました。こんな美しい曲だとは。フレディの歌声に重なるコーラス。最高です。ライブでは途中から観客が歌う部分があるんですね。私もフレディと一緒に歌ってみたかった〜!

Good Company
楽しげなメロディにのってブライアンの歌う寂しげな歌詞が益々寂しく聴こえてくる気がします。最初聴いた時はカンパニーって会社のことかと思ってましたが、ここでは「仲間」とか「連れ」の意味なんですね。今辞書を見てて知ったんですが、companyの語源は、一緒に(com)パン(pany)を食べる人、だそうです。余談でした。それにしてもこのアルバムが出された年が1975年でブライアンは28歳。なのにすでに悟りきったような歌詞。なんかブライアンらしいですね。(まだ大学生の私が言えるようなことではありませけど、ハイ。)

Bohemian Rhapsody
この曲は、やっぱり私にとっては特別な曲です。QUEENを知るきっかけになった曲だし、クイーンに作られるべくして作られた曲という感じがします。この掲示板での私の最初の書き込みで感想書いた気になってましたが書いてませんね。最初に聴いたときはPVと共にだったので、曲もさながら映像にも目を奪われました。真っ黒なバックに印象的な4人の顔、ピアノを弾きながら妖艶な声で歌う(語りかける)、これまた妖艶な容貌のなヴォーカリスト、その後ろで彼を静かに見守るような表情のベーシスト、聴いたことのないような音を奏でるカーリーヘアのギタリスト、バラード部分にも違和感のないドラムの音と共に高音の歌声が印象的なドラマー、そして一度聴いたら忘れられない歌詞と様々に展開していくメロディ・・・。今聴いてもあの時感じた「何か」がまざまざと甦ってきます。とにかく、この曲を知らずに死ななくてよかった〜なんて大げさな事も思わせてしまう曲です。
God Save The Queen
最初聴いた時は、この曲の最後の部分がGVH1のDVDの始まりに流れる音だったのでSweetさんとは逆にはじまりの曲みたいな感じがしてました。でも曲調はおしまいの感じだし、今ではオペラ座を締めくくる最後の曲というイメージです。テレビ等で英国国歌が流れてきてもこっちをベースに捉えてしまうでしょう。
アーカイヴシリーズ『クイーンT』に大貫憲章さんの文章が掲載されていますが、リアルタイムのクイーンファンの皆さんの中にはこの曲を聴いたとき、大貫さんがクイーンのデビュー・アルバムの解説に書かれたという「神よ女王に御加護を」という名文句を思い出される人も多いのかな〜と思ってしまいました。

以上オペラ座の感想でした。
「オペラ座の夜」(前半)レビュー ( No.2 )
日時: 2005/12/25 15:55
名前: 喜楽院

「オペラ座の夜」感想文@

教授「N県S市で『オペラ座の夜』を中古で買ってきたぞ。」
助手「おお☆…ようやく見つかりましたか。良かった良かった。」
教授「¥1850じゃ。¥1850税別。」
助手「別に値段なんか聞いちゃいませんけど。」
教授「…ああ口惜しい。¥1850。…税別。」
助手「仮にも40歳過ぎてて、少ないなりにもある程度収入あって
子供3人も養ってる人が、¥1850って、やかましいですよ。」
教授「まあいい。日本語訳が付いているでの。有り難いことじゃ。
これだけでも価値がある。この日本語訳は初めて目にするのぉ。」
(初めて?何度もいうけど、布教活動なんて書く資格なしだね)
助手「私も初めてです。(え?)今はいい時代になりました。
昔は、全部が全部日本語訳ついてなかったですものね。
クイーンだって、えーっと…1、2、3、4、5、6、…
前期では2NDだけですね。日本語訳ついてたの。」
教授「レコード会社にとってみたって、日本語訳付けたって
大した出費でもなかろうに…消費者を愚弄するのにもほどがある。」
助手「あれ?レーベルは東芝EMIですね。…クイーンといえば、
昔はワーナーパイオニアだったのに…。」
教授「英語の歌詞も見るのは久しぶりじゃ。女房の嫁入り道具の
おびただしいロックのLPレコード群の中にひょっこり
『オペラ座』が一枚あっての。それ以来じゃ。15年振り。
いつのまにかそのレコードどっかへいっちまったがの。」
助手「カセットテープの一件といい、よく物が無くなる家ですね。」
教授「ほっといてくれ。」
助手「『オペラ座』は、名作中の名作という誉れ高い作品です。
単にクイーンを代表するアルバムのみならず、1970年代中期の
ロック界を代表する一枚ですが、私は5枚目の『華麗なるレース』
と表裏一体を成していると思われます。ちょうど2NDの
白面と黒面のように…。白と黒、善と悪といった明確な対立軸を
形成しているわけではありませんが…。まあ、聞いてみましょう。」
教授「発売以降20年以上テープで聴きつづけ、5年ほど前から
行方不明。実に久しぶりに聴かせてもらう。わくわく。」
助手「misakiさんのインプレのように品良くお願いいたしますよ。」
教授「るさいなあ。」

♪だんらららん・・・だんらららん・・・(ピアノの音)

教授「『デス・オン・トゥー・レッグス』か…
わしゃフェード・インは好きじゃない。」
助手「何、のっけから文句言ってんですか。
…ま、確かに、これだけ明確なフェード・インはクイーンでは
珍しいですね。あとは『オウガ・バトル』と…えっと…」
教授「中学3年のころ『2本足の上の死』ってなんだろう?って
ずっと思ってたの。高校受験のプレッシャーにつつまれていた
頃じゃ。この曲は3度目の来日公演で演奏されたのを覚えている。」
助手「武道館のアリーナですか?」
教授「2階(実質3階)の東スタンドじゃ。クイーンにしては
珍しく、スタジオよりライブの方がイントロの演奏が格好よくての。
ところが『ユー・サク・マイ…』の歌い出し直前のドラムスと
ギターのバランスが合わず、ヒヤッとした記憶がある。
(別にあんたがヒヤッとしたところで、どうなるもんでもない。)
『戦場のメリークリスマス』という映画で坂本龍一が最初に出てくる
シーンにヒヤッとしたのと良く似ているの。」
助手「何言ってんだかよくわかりません。」
教授「ユー・キャン・キッス・マイ・アス…が
『いくらでも機嫌をとりなよ』…こんな日本語訳でいいの?
…80へえ。
SHARK!おお。この音の出方はわしが聞いてたテープ
と違うぞ。え?鮫じゃなくて守銭奴?(辞書をひく)あ、本当だ。
そんな意味もあったわけ?(情けない)」
助手「うれしくてたまんないみたいですね。」
教授「FEEL GOODという言葉が目立つため、昔のロックに
ありがちな×××をテーマにした曲だと昔は思っとった。
(×××=チェスでもオセロでもPTAでもありません。)
よくまあこれだけ悪意に満ちた詩をこんな見事な曲にのせるとは…
凄みすら感じさせるの。こんなイキオイがある曲は、
ホットスペースの次のワークス以降は…イニュエンドのみ。(と思う)」
助手「ただ、音が薄いですね。こんなもんでしたっけ?」
教授「どっかの新進気鋭のバンドがリメイクせんかの。」
助手「それにはこの曲の知名度がいかんせん…
あのー、…教授。たかだか1曲でこんなにグダグダ言ってると
後が大変です。手短にお願いいたします。」
教授「あいや、わかった。」

助手「『レイジング・オン・ア・サンディ・アフタヌーン』か…
ロシアだか中国だかの『カチューシャ』のイメージの歌詞と思って
おりましたが、やはり、でしたね。だいぶ豪華ですけど。」
教授「♪月曜日にお風呂にはいり〜火曜日に風呂から上がる〜
の、あれか?(言ってろ。そうやって)
この曲も確かライブで目にした記憶が…」
助手「はい。次、次。」
教授「WWRYに続く期待の一曲。」
助手「うるさい。」

助手「『アイム・イン・ラブ・ウィズ・マイ・カー』です。
10CCの名曲『アイム・ノット・イン・ラブ』のパクリかと
思ってましたけど違いますね。それにしても曲間が短いなあ。
ギチギチに詰め込まれてら。ロジャーのボーカル、結構エコー
かかってるんですね。」
教授「『テニメント・ファンスター』の続編というイメージじゃの。
そして5枚目のドロンジョ、いやさ『Drowse』に続く曲。
なになに?『ギアの音しか耳に入らない』?そりゃおかしい。
壊れてんじゃないの?その車。修理に出したほうが…。
・・・昔は、CAR・×××(同上)の曲だと思ってた
人も多かったんじゃないかな?」
助手「おめーだけだよ、そんな奴。」
教授「ライブでは定番の一つ。この曲はメドレーの一環で演奏
されるのがほとんど。曲調が変わり、ロジャーのドラミングが
激しくなり、ブライアンのギターがグワワーンとかき鳴らされ、
フレディのピアノの連打が絡まり、この曲のイントロが始まると
場内騒然。数十本のスポットライトがロジャーを包み込み、
『♪ううううう〜う〜う〜』ってロジャーが歌い出すと
そりゃ、あーた、武道館内は自分の上下左右前後から大音響の
一万人の黄色い声。ロジャー・メドウス・テーラー・ファンの
たまりにたまったストレスとともに「ロジャロジャロジャ」の
大絶叫・大歓声が束になって、宇宙戦艦ヤマトの波動砲のごとく、
ドラムキット内の彼をめがけて降り注ぐ。大興奮。とにかく凄い。
思い出すだけで泣けてくる。」
助手「(冷静に)この曲を演ってるときってフレディは何を
してるんです?」
教授「途中までピアノ弾いてるが、途中からステージ中央へ
出てきて『地声』でコーラスに入る。『お〜お、いえ〜え』って。」
助手「邪魔だ。引っ込んでろって感じですかね。」
教授「…まあね。」

助手「さて、ディーコンの名曲『マイ・ベスト・フレンド』です。
シングルカットナンバーですよ。GHにも収録されてます。」
教授「求愛の歌詞とは思っておったが、なんじゃこの歌詞は…
ここまで甘ったるいとは…
ビターテイストを、と思ったのに、ミルクとお砂糖たっぷりのを
間違って押しちゃって出てきた缶コーヒーみたいじゃの。」
助手「…わけわかりませんが…」
教授「わしゃこの曲がGHに入っているのには反対じゃ。
そもそもシングルカットにしたこと自体、間違っとる。」
助手「んなこと言ったって…ジョンのだって1曲くらい…。」

助手「さあ、『39』です。」
教授「…Gさん、元気かの…(ぽつり)」
助手「"ミルキーシー”という言葉から、船による旅の曲のイメージ
でしたが、難解な歌詞ですね。吉田拓郎の『♪古い水夫は知って
いるのさ〜新しい海の怖さを〜』(イメージの詩)
を連想しません?」
教授「おめ、本当は、年はいくつだ?」
助手「(無視)5枚目の『ロング・アウェイ』に続く曲ですね。」
教授「…この曲、ライブでやったことあったっけ?」

助手「長くなりました…いい加減くたびれましたね。
『スィート・レイディ』です。」
教授「いい曲じゃ。実に久しぶりに聴く。ブライアンの曲か。
クイーンの2枚看板の面目躍如といったところだの。
ライブで聞き覚えがある…ような気がする。」
助手「ユッセイーユコールミアップ…歌詞の語呂もキレイですね。」

教授「『シーサイド・ランデブー』。名曲中の名曲、
『ミリオネア・ワルツ』へと続く曲じゃ。
『ミリオネア・ワルツ』じゃぞ。よく覚えておいてくれ。
さて、曲中に出てくる『オムニバス』という単語、
もともとは「寄せ集め」という意味じゃが、転じて「乗合バス」
という意味になる。今、道路を走るバスっていう言葉は、
このオムニバスのバスから来ておる。」
助手「それがどうかしましたか…?」
教授「いや、別に。」
助手「相変わらず何考えてんだか良くわからん人だな。」

(前編終わり・後半へ続く)
「オペラ座の夜」(後半)レビュー ( No.3 )
日時: 2005/12/25 15:56
名前: 喜楽院


助手「さて、『オペラ座の夜』後半です。
えと・・・いつの続きだったかな?・・げげ。
『オペラ座感想文』の前半、・・・消えてる。・・(TT)」
教授「ありゃ。ついこの間、発表したばっかと思っとったが。」
助手「投稿ペースが異様に早まってますね。活性化してますね。
次回の更新は、最低200件は、ホールド可能になったら
いいですね。(SWEETさん、お願い。)」
教授「じゃ、ま、『プロフェッツ・ソング』からいくかい。
『♪お〜お〜ぴぽろびあ〜・・・』か、久しぶりに聴くの。」
助手「宇都宮がどうかしましたか?」
教授「・・・お前のボケはつまらんのう・・・。」
助手「法大、いや邦題は『預言者の歌』ですってよ。」
教授「予言じゃなくて、預言ってのが・・・・」
助手「今となっては、『クサイ』題名ですが、当時はどうでした?」
教授「当時・・・?子供だましの題名だな、昭和初期のセンスだ、と
中学2年のときは思ったぞ。・・・30年近く前だけど・・・。」
助手「ヒネたガキだったんすね。この曲の印象は?」
教授「初めて聴くと凄くいい!と思うが・・・そのうち飽きる。
ちなみに、おもちゃの琴は、グルーピーの布教者が銀座○越6階で
購入し、ブライアンの宿舎へ・・・・」
助手「(無視無視)曲は1部、2部、1部のコピー、と典型的な
『A,B,Aダッシュ』、のパターンですが・・・
昔のイエスあたりの、プログレ勢の影響もありますかね・・・
題名からいっても・・・それっぽいし・・。」
教授「マスターKのこの曲に関するインプレは面白い。
ヤマトのガトランティスね・・・ありゃ受けた。流石じゃ。
それと、この曲とホワイトマンとの流れ、は誰もが見解一致じゃろう。
それと各コーラスの締めが、
『リスン・トゥ・ザ・ワイズメン』
『リスン・トゥ・ザ・マッド・メン』
『ラーフ・アト・ザ・マッド・メン』となっていて、
わしゃ、ひとつの勝手な予想日本語訳物語を永い事、
頭の中に描いていたが、今回『ラーフ・アト・・・』
の前にNOTという単語を見つけてビックリした。
意味が全然ちがってしまった。私の30年は一体・・・
こんなことが沢山あるんじゃろうな。他の曲でも・・・。
中間部のアカペラのパートじゃが・・・
エコーのディレイが、キレイに重なってて聴いてて気持ちいいの。『フリック・オブ・ザ・リスト』の♪ドント・ルック・バック・・・
(1回目)のドラムと効果音がクロスする部分のズレ、あのズレ。
それを、ここで雪辱しようとするメンバーの気概を感じる。」
助手「んなこと考えてんのは、世の中広しといえども、あなただけ。
・・それに、言ってることが支離滅裂ですが、二日酔いですか?」

教授「えと、『ラブ・オブ・マイ・ライフ』じゃの。
カラオケで比較的まともに歌う事の出来る数少ない曲の一つ・・。
『Still I love you』・・・の音取りが難しいがの。
SWEETさんも言ってたけど『ムスターファ』、ぜひカラオケで
聴きたいのぉ。歌いたいのぉ。『タイ・ユア・マザ・・・』も。」
助手「1979年4月の日本武道館では観客が合唱してません
でしたよ。いつから合唱するようになったんでしょうか?」
教授「この曲は・・・ピアノで弾き語りをしてみたい曲じゃ。」
助手「え?教授、ピアノ弾くんですか?そりゃすごい。どんな曲を?」
教授「『春の小川』『アマリリス』『あわてんぼうのおつかい』
・・・それから・・・えと・・・』
助手「・・・(TT)・・・左手がドミソ、ドファラ、シファソの
和音しか押せない人には当分、この曲は無理です!」

教授「『グッド・カンパニー』は『ボヘミアン・ラプソディ』の
引き立て役に過ぎん。いつも早く終わらないかな・・・次の、
『ボヘラ』に早くならないかな・・・とばかり思ってた。
♪りーーろりろりろりろ・・・・・・・・イズディスザリアライフ
の間が、待ち遠しくてのぉ・・・。永いんだ、これが。」
助手「ボヘラですが、GH1の冒頭に唐突に置かれてるより、
オペラ座のこの位置に鎮座まします・・・のほうがよっぽど重みが
ありますよね。GH1のA−1に持ってきた奴、一体だれ?
将棋の駒でいえば、周りに誰もいないところに
ポツネンと置かれている王将、これがGH1。対してオペラ座の
『ボヘラ』は最強の穴熊戦法で守られた王将。『デス・オン・・・』
から『グッド・カンパニー』の全曲が『ボヘラ』のイントロである
かのような錯覚におちいる・・・。同じボヘラでもえらい違い。」
教授「当時のクイーンファンは、いわゆる『真のロックファン』
とやらに、皆、いじめられて泣いておった。ただ、この曲が出たら
『真の・・・』たちは何も言わなくなった。たった4枚のアルバム
でZEP,パープル、イエスに追いついた。しかもこの曲から
壮大で輝かしいクイーンの将来を、誰しも予見できたからの。」
助手「ボヘラのインプレは、誰のを見ても『今更申し上げることは
何も無い』とか、『すでに語り尽くされたことばかりで…』とか、
そんなんバッカシですね。」
教授「ボヘラのオペラ部分後〜『♪ナッシン・リエリ・マター』
への導入部の、ギターオーケストレーションは、X−JAPANの
『Say Anything』を始めとする数々の楽曲、あるいはB’zにも
影響を与えている部分が、多数見受けられるのぉ・・・。
特にB’zは、彼らのベストアルバムで、バカ売れして社会現象
にもなった、『Pleasure』と『Treasure』の2枚。
これは誰が考えても『ファット・ボトムド・ガール』の中の
♪still get my pleasure 、still got my treasure
から引っ張ったとしか思えん。皆さんとっくにお気づきでしょうが
・・・。」

助手「続いて『ゴッド・セイブ・ザ・クイーン』・・・。」
教授「初来日、つまり『シア・ハート・アタック』発売直後の
コンサートでもこの曲はエンディングに使われておった。
アンコールが2回行われ、終わるとこの曲が流れる。すると皆、
そそくさと帰り支度を始める。『この曲が流れてるのに、まだ
アンコールを期待して、拍手を続けてるなんて素人よ。』といわん
ばかりに・・・。でも直後に場内の照明は点灯しちゃうんだけどね。」
助手「教授・・・終わりでいいんすか?この程度のインプレしか
書けないのか、という批判が来ますよ。」
教授「グレードSを唸らせるようなのを書いてもいいんじゃが、
わしのキャラが邪魔をしてるんじゃ。」
助手「またそんな、見栄はっちゃってぇ・・・。」

教授「それはそうと、『グッド・カンパニー』じゃが、
ありゃ絶対、バッド・カンパニーのパクリだの。」
助手「(ウンザリ)また、パクリ話ですか・・・。」
教授「かつて、キッス、エアロスミスが脚光を浴びて、クイーンと
ともに御三家と称される少し前、ロック界は新旋風『クイーン』と、
これまたニューカマーの実力派バンド『バッド・カンパニー』とで
新人王対決!といった図式があった。」
助手「知ってますよ。元フリーのポール・ロジャース(vo.)に、
サイモン・カーク(Ds.)、ボズ・バレル(Bg)、リードの
ミック・ラルフスは、当人の使用するギターの、コピーモデルが発売
されるほどの人気バンドでしたね。『キャント・ゲット・イナフ』
はアレンジによっては、今でも通用する名曲ですし、
『ストレイト・シューター』というHなタイトルの2枚目も、
いいアルバム・・・」
教授「静かに!!!!これを聞いて、また日産自動車が、クイーン、
ボストンに続いて、どこぞのバンドにカバー曲を作らせるかも
知れん。・・・ところで、お前・・くどいようじゃが、年はいくつ
だ?」
助手「・・・10万35才だったりして・・・」
教授「デーモン小暮か、お前は!」
助手「クイーンの面々は、全然意識してないでしょ、そんなもん。
『バッド・カンパニー』と『グッド・カンパニー』?
教授の思い過ごしですよ。世の中誰もそんなこと思っちゃいませんよ。」
教授「では聞くが・・・今、SMAPあたりが・・・
『イブニングおやじ。』という曲を発表したら、誰しも、あの
『モーニング娘。』を意識したと思うじゃろう。思わんほうがどうか
してる。やがて『イブニング・・・』がSMAPを代表するヒット曲
として大ブレークし、一方『モーニング娘。』の方は没落したと
しよう。イブニングがますます大ヒット。モーニングは、いつしか
市場から撤退し、一部のファン以外の、人々の記憶から完全に
消え失せ・・・永い時が経ち、はるかな未来から今を振り返り、
実は、あの名曲『イブニングおやじ。』は、『モーニング娘。』
というグループのパクリだったんじゃよ、といっても未来の人は
誰も信じない。それと同じじゃの。」(おいおい)
助手「・・・強引な論法ですね。いつもこうやって丸め込まれる。
いつぞやの『ミリオネア・ワルツ』の手法と同じですね。」
教授「ははーん・・返す言葉が無いんじゃな?・・・・・・
ミリオネア・ワルツ?・・それを引き合いに出すのも結構。
・・・だがな、お前・・・自分の過去の実績を考えたことが、
あるのか?・・・自分で何かアクションを起したことが、あるか?
・・新たな企画を思い付いたことがあるか?・・いつまでも私の話に
アイヅチをうつか、つべこべ反論しているばかりじゃいられんのじゃ
ぞ?・・キレイゴトばかりじゃ話は前には進まんのじゃ!!」
助手「!!!ガ〜〜〜ン!!☆」
『華麗なるレース』A面レビュー ( No.4 )
日時: 2005/12/25 16:01
名前: misaki

『華麗なるレース』A面感想

Tie Your Mother Down
この曲は、DVDで観て先に知っていたのですが、こんなイントロがあったとは驚きました。のりのりのロックですね!聴いてて元気が出てきます。サビの Tie your mother down〜はフレディに合わせて、でもちょっとずれて聴こえるブライアンの声が大好きです♪これもほんとにライブで聴いてみたかった曲のひとつです。

You Take My Breath Away

Love of My Lifeと同様に、美しいとしか言いようがありません。フレディのファルセットにコーラスの美しさがまた引き立ちますね。間奏のギターの音色が素敵です。このピアノも弾いてみたいなぁ。

Long Away
うわぁ〜これ大好き〜!!’39と同じ種類のブライアンの「好き」な曲です。一番最初に聴いた時、まず思ったのは「ビートルズっぽい!」ということです。曲調とか、影響受けてるな〜と。歌詞はなんとなくSome day One dayを思わせます。途中のクリスマスみたいな鈴の音が素敵♪両方のスピーカーから聴こえるI’m long away〜というブライアンのか細い声がたまりません!何度繰り返して聴いても飽きない曲です。

The Millionaire Waltz
これですか〜喜楽院さんのNo.1!私も大好きです。ほんとにワルツだぁ〜♪途中のロック調からワルツへの転換が見事です。My fine friend〜からは、まるでフレディにささやきかけられているようでぞくぞくっとします。この曲ほどフレディが息を吸う音がはっきり聴こえる曲はないんじゃないでしょうか。最後の方はなんとなくBohemian Rhapsodyを思わせますね。何はさておきこういうコテコテの曲、大好きです。

You and I
このイントロ、昔小学校で合唱の時に私が弾いた曲のピアノの冒頭にそっくりです!いや、そっくりってことはないかもしれませんが、思い出してしまいます。ジョンらしい明るい楽しい曲ですね♪間奏のギターも素敵!あと最後の方でレスペがきゅるって鳴るのも一瞬ながら聴き逃せません。

以上A面感想でした♪
『華麗なるレース』B面レビュー ( No.5 )
日時: 2005/12/25 16:01
名前: misaki

『華麗なるレース』B面感想等

先日、妹(この前学校祭の時にクイーンを流した)が、何故か急に「ボヘミアン・ラプソディってどんな曲?」と聞いてきまして、どうせならとDVDを見せました。どうやら妹の学校でもプライドが流行っているのか、給食の時間にもキラークイーンなどが流れるらしく、妹もクイーンに興味を持ってきたらしいです! DVDを観て、私がついこれも観ろこれも観ろと殆ど全部見せてしまったのですが、妹もなかなか気に入ってくれたようです♪もともと宇多田ヒカルが好きな妹は、そちらのサイトなどでクイーンという名前は知っていたらしいです。DVDを観て、「ブライアンがかっこいい」てなことを言っておりました。妹もだんだんクイーンに魅了されてきた様子・・・?嬉しい限りです♪

ということで、遅くなりましたがB面の感想です!

Somebody to Love
これはGH1を聴いた時から大大大好きな曲ですっ!なんといってもコーラスの素晴らしさが聴きどころですね!PVでの4人でマイクに向かって歌う姿は K&Kさまと同じくPVの中でも特に大好きな場面です♪これを前、カラオケで挑戦したことがあるのですが、・・・。これは一人で歌うものではない、と実感いたしましたです(^^;

White Man
初めて聴いた時は、なんとなく苦手な曲かなと思ったんですが、聴いていくうちに好きになってきました。曲調は預言者の唄となんとなく似てますね。歌詞は白人を批判するような内容なんですね。自分たちも白人なのに、こういった曲を作ったというのは、ブライアンは、自分たち白人がイギリスの先住民族であるアングロ・サクソン人達に対して罪の意識を少なからずとも持っていた、ということなのでしょうか。

Good Old-Fashioned Lover Boy
これまたお気に入りの1曲です♪先回のプライドでも流れてましたよね。GH1を買ってから何十回と聴いていくうちに、Bohemian Rhapsodyの次くらいに歌詞を覚えたのがこの曲だったと思います。Hey boy〜とone two three・・・のところはDVDではロジャーが歌っていたのでCDでもそうかと思っていたんですがマイク・ストーンだったんですね。この曲を聴くとどんな時でもゴキゲン♪になってしまいそうです!

Drowse
ああ〜I'm in Love with My Carも良かったけどこっちもいい〜vv前奏が聴こえてきたとたん何故か「車」のイメージが浮かんできました。そして連想でしょうか、最近観た『テルマ&ルイーズ』(Sweetさんはこの映画の中の曲に影響されてイギリスに行かれたんでしたよね)の車を走らせている場面までもが頭の中に。映画の中で似た曲が流れてましたっけ?それから、ポーチドエッグってこの曲に出てきてたんですね〜。いつかイギリスへ行けた暁にはブレックファストに食べてみたいものですv

Teo Torriatte(Let Us Cling Together)
この曲が最初に流れてきた時の感想は「暗いっ!」でしたが、サビに近づくにしたがってだんだんと明るくなっていきました。なんといっても「クイーンが日本語で歌ってくれた!」という事実はこの上なく嬉しいもので、外国のファンにとっては羨ましいものだと思います。そしてこの「手を取り合って・・」という日本語がまた名訳だと思います!翻訳家に憧れる私にとってチカ・クジラオカさん(鯨岡教授の奥様でしたっけ?)が訳された高尚な、文語体の歌詞は脱帽ものです。よね?ドロンジョさん!
最後の、また最初の前奏と同じメロディーは、アルバムの冒頭へ戻ってくような感じがしてもう1周、もう1周と聴きたくなってしまいます。

以上、B面の感想でしたー!
News Of The World」レビュー ( No.6 )
日時: 2005/12/25 16:02
名前: Tetsu

#1
ブライアンの実質的なNo.1だと思ってます。
2分弱で人生を書いて、尚且つ応援までしてる。
前にも少し書きましたが,この曲には部活をやってる頃、試合前に聴いて沢山勇気をもらいました。
「Live Killers」の方の別Virも好きです。

#2
初めて聴いた頃は勝負事(ボクシングとか,フットボール)の勝利者の話の曲だと思ってました。
でも、聴けば聴くほど、この曲は人生を一生懸命戦ってる人の曲でもあるんだなと思う様になりました。

#3
ロジャー作曲だけど,フレディーがリード・ヴォーカルを勤めてる珍しい一曲。
大音量と低音を主体にして聴いたら、作った本人(ロジャー)は時折コーラスに入ってるのが分かりました。

#4
遠い未来を暗示したような歌詞がラストに待っているこの曲。
初めて聴いたとき、悲しい感じが勿論するけれど、それでいて素晴らしく美しい感じも持たせてくれたのが何とも不思議だなぁと思った事がありました。

#5
この曲を聴いた時には、いつも「このまま地元に残っていては駄目だ、近いうちに必ず都会へ出て行って働くんだ」と言う気持ちにさせられます。
タイトルが思い出せないけど,イギリスの映画で15,6の少年が現状に満足できず,それでいて夢を持って都会に出る事も出来ず,ただ現実をみせつけられていくと言うストーリーの映画を見たとき,この曲が一番似合うなぁとおもいました。


#6
時代がパンク・ロックに走っても、多分ロジャーだけは大した危機感に動じる事はなかった事だろうとこの曲や#3を聴いてると思えてしまいます。
なぜならロジャーにも多少ながらパンク気質を感じるから・・・。
(ここで新しい時代をイメージした前半部を終了)

#7
フレディーの一風変わったブルースなんだろうけど,いつも聴いても,何度聞いてもこの曲は好きになれない。
こればかりは感覚の問題でどうにも言い様が無いのですが・・・。
ただ、ついていけてないだけなんだろうと思ってます。

#8
ブライアン・・・というよりQueenの曲にしてはかなりラフな作り。
でも、基本的にブルースってそういうものだったなと思うとこの曲も到ってシンプル。
でも、僕はこの曲がとても好きです。

#9
いつ聴いていても思う事,ジョンの作る曲は普通に楽しめます。
フレディーのように幻想的でも、ブライアンのように壮大的でもないけれど、言うなれば空気のような軽さを感じます。

#10
最初に聞いていた頃はほとんどブライアンのギターに聞き惚れてて、コーラスがどうとか気にも留めてなかったです。
それは今でも変わらず,僕のこの曲の楽しみ方は炸裂するギターだけに神経を集中させて聞くこと。

#11
古きよき時代のジャズのナンバーのような作りのこの曲。
やはり、原点回帰を狙った後半部のラストに相応しいなぁと思います。

後半ではロックの原点回帰を中心に作った感があります。
ロックの原点を作ったジャズやブルースへのオマージュが見え隠れしている中で前半部で新しい物も取り入れたこのアルバムは間違いなく「新旧合体」のアルバムだと思います。

P.S
「モビリオ」のCM見ました。
普通にTVから「キラー・クイーン」が聴こえたので口ずさんでいたら、何でTVから流れているの?と一瞬驚きましたけどね。
「JAZZ」レビュー ( No.7 )
日時: 2005/12/25 16:03
名前: ニセリッチー

「JAZZ」リマスタリング盤を入手して

どうも、レンタルQUEENファンのニセリッチーです。
オリジナル入手第1号の「JAZZ」が届きましたので、レヴューいきたいと思います。
リマスタリング盤いいですね。私がレンタルしてMDに落とした盤より音がはっきりしています(でなきゃ買った意味がない)。思わず安堵。
以前にレインボーのCDでは痛い目に遭いましたので・・・。

では参ります。
1.「ムスターファ」・・・誰よ、”偉大にして勇敢なイブラヒムとムスターファ”って。一度も戦場に行ったことがないのに”常勝不敗の将軍様”みたいな(おっと、あぶない)。メロディとリズムが私にはジンギスカンの「ハッチ大作戦」とダブります。ハッチも誰か分からない・・・。

2.「ファット・ボトムド・ガールズ」・・・みなさんが、この歌を聴いてどんな連想されるか分かりませんが、私にはスコットランド民謡に聴こえます。バグパイプの合奏にはシンバルの乱打がつきもの。ほら、バグで吹きそうなメロにロジャーがシンバル叩きまくってるよ。

3.「ジェラシー」・・・ロジャーのことばかりで申し訳ないですが、曲の冒頭でシンバルのクレシェンド(ドラムでもクレシェンドって言うのかな?)が入るのは、ロジャーの癖の一つです。それしか言わんのか!あと、スネアを乱打でなく1回1回打っていくことで盛り上げるのもQUEENの特徴です。

4.「バイシクル・レース」・・・スネア密度最高級!それでこそ英国産ドラマーだ!ロジャー最高!チリンチリンのあとのブライアンのギターでピンクレディのUFOに一瞬入りかけます。・・・有名曲はコメントがつけにくいです。

5.「うちひしがれて」・・・私はこのアルバムにウエストコスト系の匂いを感じます。カリフォルニアの青い空に負けないさわやかさ。詞の内容といい、これはQUEENの「TAKE IT EASY」だ!曲のセンテンスごとに入るスネアの「パッパッ」がいい!

6.「レット・ミー・エンターテイン・ユー」・・・うわ、ギター・リフの似具合で、私はディープ・パープル「BLACK NIGHT」をイメージしちゃいました。イアン・ギランを呼んできて混ぜて唄うと面白そうです。「♪れっと・みー・えんたーていん・ゆー〜ぎたー〜めいびー・あ・ふぁいん」と繋がりそう。

7.「デッド・オン・タイム」・・・今度は「移民の歌」くさいギター・リフだ!スネアも多いぞ!もろにHR寄りだ。でも、あくまでも寄りなんだ。何故か、ロバート・プラントなら出だしの「オー」で我慢できずにスクリームするでしょう。それを堪えるフレディが、HRのレッテルをすんでのところでとめているのです。私はS.E.使うのは嫌いなんですが、この雷はいいです。

8.「セヴン・デイズ」・・・これはバーズか、バッファロー・スプリング・フィールドか。これにファルセットの3部のコーラスでも付ければ、もろにウエスト・コーストです。こういうの好きです。QUEENぽくないのがいいんです。

9.「ドリーマーズ・ボール」・・・これまたロカビリー丸出しですね。ストレイ・キャッツ登場を予言していた?(ストレイ・キャッツはこの翌年くらいに大ブレイクします)

10.「ファン・イット」・・・出だしのドラムで「ピーター・ガン」かと・・・。これはもろにディスコですよね。ロジャーとフレディがファルセットでハモってたら完全にビー・ジーズでしょ。「えぶりばでぃ・えぶりばでぃ・ごな・はば・・・」のところで女性3人のコーラスが入れば典型的なR&Bに変わります。

11.「去りがたき家」・・・ブライアンの声って、いつ聴いても思うんですけど、ほんのもう少しパンチが強ければグレン・フライに似てると思うんですよ。そう思うと、この歌がイーグルスの「NEW KID IN TOWN」に似てる気がするのも錯覚じゃないのかな。

12.「ドント・ストップ・ミー・ナウ」・・・私この歌だめなんです。嫌いなんじゃなくて、この歌を聴いていると、フレディが目の前に現れて、腰に手を当ててリズムに合わせてお尻をフリフリするんです!私を悶絶させて「♪ららららら〜」と去っていきます。とても満足そうな満面の笑みです。た、たすけて〜。

13.「モア・オブ・ザット・ジャズ」・・・実はこのアルバムで一番好きなナンバー。ロジャーの声のなんとセクシーなこと。バックの音がシンプルすぎるのがかえっていけないのでは。もっとテンポを早くして、キャメロットのロイ・カーンに唄わせてみたいです。HRの好きな人は、結構このナンバー好物では。

といったところでいかがでしょうか。
「ファット・ボトムド」スコッチ説は割りといけるんじゃないかと思うんですが。
前半はロジャー中心で語りましたが、後半ばてました・・・(苦笑)。
Back To The Light」レビュー ( No.8 )
日時: 2005/12/25 16:04
名前: まな

アデリーペンギン様、さっそく「Back To The Light」の感想を書きたいと思います。
遅れてしまってごめんなさい。
ちょうど、喜楽院さまもJHSレビューをみてみたいということなので、レビューにします♪
K&K様の「K&K VIRGIN QUEEN」と重なっているところがあるということを
あとから気づいたのですが、あえてそのままのせました。それではさっそく書きます。

♪THE DARK♪
冒頭は「なんだろう!?」と思いましたが、途中になるととてもブライアンらしいなと思いました。ロジャーはソロでビブラスラップやビブラフォン(またはマリンバ)などのパーカッションをたくさん使っているのと同じで、ブライアンも弦楽器を上手く使っていて、とても面白いなぁと感じました。

♪BACK TO THE LIGHT♪
みなさんの言うとおり、前向きな歌でいいなと思いました。なにか悩んでいて、答えが見つからないとき、この曲を聴くと、ヒントがみつかるような気がします。

♪LOVE TOKEN♪
「ヘヴィーな感じだ」第1印象はこうでした。フレディとロジャーにもうたってみてほしいと思いました。すごく聴いてみたいです。最後のほうの、「Mama・・・・Papa・・・・」がなぜか頭にすごく残りました。次の曲へとつながる最後のピアノは個人的に好きです。

♪RESURRECTION♪
最初はガンガン系でもないので、油断していたら、いきなりドラムが入ってきてかなりびっくりしましたね。その次の瞬間このドラムのリズム、かっこいいなぁ〜っと思いました。

♪TOO MUCH LOVE WILL KILL YOU♪
フレディヴォーカルよりブライアンヴォーカルのほうが好きだったりして。フレディヴォーカルはどうしてか、わからないのですが苦手です。アレンジもこちらのほうが好きです。

♪DRIVEN BY YOU♪
この曲は元気が出ます☆なにかやりながらこの曲を聴けば、はかどりますね。この曲が、グレ3に入っていたということに最近気づいた私です(それはダメだろう!)。

♪NOTHIN' BUT BLUE♪
冒頭部分はこわいなぁと思いましたが、ヴォーカルが入るとそうでもなかったりしますが、悲しいときに聴くと、ブルーになりますね。多分・・・。

♪I' M SCARED♪
いい感じの曲じゃないですかぁ↑他にもそうですが、勝手に体が動いてしまうような曲ですね。

♪LAST HORIZEN♪
インストゥルメンタルですね。落ち着かせるにはとてもいい曲だと思います。途中からスローテンポになってからのギターは聞き惚れてしまいます。ギターってこんなにきれいな音色だったっけ?と思わせるような・・。なんて心地良いのか。この部分を寝る前に聴けば私は熟睡できますね。

♪LET YOUR HEART RULE YOUR HEAD
クイーンでいえば、’39みたいな雰囲気だと感じましたが、何かがちがいますね。でもどこがちがうのかはわかりません。

♪JUST ONE LIFE♪
これも落ち着いた曲ですね。おだやかな気分になれます。

♪ROLLN' OVER♪
これもノリが良いですvこのアルバムは全体てきにのれますね。この曲の途中で・・・ちらっと聞こえたんですけど、それとも気のせいかな?ビートルズの何かの曲のフレーズが流れませんか?そして最後の最後に聞き覚えのあるヴォーカルが。ここでパッとひらめきました。最初も最後も同じものが流れている。→ということは華麗なるレースと同じ。→華麗なるレースの最初と最後の作曲者もブライアン。共通点を見つけて得した気分です。


とまぁこんな感じです。中学生のなんてこんなもんだとおもってください。

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