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クイーンについての考察…ザ・ワークス編
日時: 2010/02/01 08:27
名前: じろー

投稿日:2010年 1月10日(日)
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新年おめでとうございます!!

昨年はなかなか登場することができませんでしたが、このまま閉じこもっているわけにもいかないので今年はもう少し頑張ってみようかと思います!!

相変わらずの独断と偏見の考察ですが、どうぞよろしくお願いします!!



いろんな意味で問題作と呼ばれたホット・スペースを発表しツアーを敢行…その後クイーンは休暇をとる形になった!!
その休暇があらかじめ予定されていたものなのか、ホット・スペースの結果を見てからのものなのかは定かではないが、それが次のアルバムにどんな影響を及ぼすのだろうか…!?


オペラ座を購入して以来、クイーンのアルバムを買ったときにはすぐさま家に帰り、自分のステレオで聴いたものだがこのワークスだけは少し違う聴き方になった…

当時の僕は三宮にあるロック喫茶“Django”に入り浸っていた…
もともとはアメリカンフォークやロックを聴かせる店でブリティッシュ系がかかることはなかったのだが、新しいマスターはロックミュージック全般に精通しており、幅広いロックを聴くことのできる店になっていた…
マスターはクイーンも一通り聴いていたが、オペラ座以後はロックとは違うもの…という捉え方をしていて、1stや2ndを高く評価していた…

レコード袋をさげて入ってきた僕を見てマスターは「それ何!?クイーンの新しいやつ!?……かけてみる!?」と言った!!
まさかDjangoでクイーンを聴けるとは!!(笑)
マスターは慣れた手つきでワークスをターンテーブルに乗せた…


レディオ・ガガ…が流れ始めたとたん、僕とマスターは顔を見合わせた!!
「何このバスドラ!?シモンズ!?エイジアか!?」
シモンズとは当時流行りのシンセサイザードラムで、そのサウンドはエイジアを思わせた!!
マスターはプログレも好きでイエスなんかもよく聴いていたが、もちろん「ロンリー・ハート」のイエスは認めていない派だった!!(笑)
シーケンサーの無機質なリズムにマスターは「ギターが出てけーへんやんか!?ブライアン、何やっとるねん!?」と苦笑いした…

ティア・イット・アップ…一転、今度はハードなディストーションギターが!!
「これや!!このギター、カッコええやん!!」
いかにもブライアンの曲と判るヘヴィなロックは、大作になるのかと思いきや意外にあっさりとフェード・アウトしていった…

イッツ・ア・ハード・ライフ…お得意のイントロ無しの歌から…
ピアノの弾き語りのパターンは「ウィ・アー・ザ・チャンピオン」〜「プレイ・ザ・ゲーム」の流れか…!?
大袈裟なコーラス、泣きのリードギター…いかにもクイーンらしいつくりだ!!

マン・オン・ザ・プロープ…プレスリー風のロックンロール、あれ!?このパターンは「クレイジー・リトル・シング・コールド・ラヴ」でやってるけど、まんま同じパターンなの!?
「じろーちゃん、これってジョン・レノンがダブル・ファンタジーを作るのに影響された…ヤツとちゃうやんなぁ!?」
オペラ座以後のクイーンをあまり知らないマスターも戸惑いの色を見せる…
この後の展開がまったく予想できない!!(苦笑)

「裏も行く!?」
Djangoでは普通、片面ごとにアルバムを替える…
マスターはいいと言ってくれたが、とりあえず遠慮することにした!!
続けて聴きたい気持ちもないわけではなかったが、先の展開がまったく読めないのといつものように家でじっくり聴きたいと思ったからだ!!

まだA面を聴いただけだが、何かしら引っかかるものがある…
確かにレディオ・ガガのシンセドラムには「おっ!?」と思ったが、驚き度が少ない!!(笑)
クイーンらしいと言えばらしいのだが、悪い意味で僕の期待は裏切られていないのだ!!
A面が終わったところで先の展開が読めないのは、今までが予想の範囲内でありこの先のB面がどう展開するのかしないのか…!?というところにあったからなのだ!!


B面に入ってマシーン・ワールド…
クレジットを見るとブライアンとロジャーの共作になっている!!さぞかしハードな曲だろうと思っていたら、意外にも微妙な曲調だった…(笑)
シーケンサーのフレーズはシンセサイザーの使い方がまた少し変わってきたことを感じさせる!!

アイ・ウォント・トゥ・ブレイク・フリー…これはまたなんと脳天気なリズムというかリフ!?(笑)
ドラゴン・アタックのリフといい、こんなにも脳天気なリフはクイーンだから許せる!?クイーン以外はやってはいけない気がする…(笑)
シンセがブライアン風の音色を出している…何故、ギターでやらなかったのだろう!?

ジャスト・キープ・パッシン・ジ・オープン・ウインドゥ…なんと軽快な!!今までのクイーンにはなかった爽快感!!
ドント・ストップ・ミー・ナウも軽快だったが、それ以上に軽い!!
ギターオーケストレイション風のフレーズも織り交ぜているが、重厚さを感じさせない…

ハンマー・トゥ・フォール…これはブライアンのハードパターンだ!!
最初の方でヘヴィなのがあった後はおとなしめだったブライアンのギターがノリノリだ!!
ハードな曲にもかかわらず、ピアノのバッキングが重さを感じさせない…

イズ・ディス・ザ・ワールド・ウィ・クリエイテッド…!?アコースティックギター一本!?
今までにありそうでなかったパターンだ!!
クイーンの新しいアルバムは、静かに幕を閉じた…


…以上がザ・ワークスを最初に聴いたときに感じたことだった!!
さすがクイーン!!期待を裏切らない仕上がりだった!!……しかし、そこに問題があった!!

新しいクイーンのアルバムを聴くとき…そこには常に驚きと衝撃があったのだ!!
驚き、戸惑い…いつしかそれがクセになる…という部分があったのだが、今回のアルバムは普通に悪くない…という印象だった!!何故そう感じたのだろう!?
シンセサイザーやシーケンサーの多用…ロジャー〜ブライアン、フレディ〜ブライアンの共作…興味深い点はいくつかあるのだが、それらは期待どおりの仕上がりでそれを超えるものではなかった…
僕の期待が大きすぎたのだろうか…!?…というより、僕は何を期待していたのか…!?

華麗なるレースの考察で二番煎じ…というようなことを言ったが、それに似たものをこのアルバムに感じている…
イッツ・ア・ハード・ライフはプレイ・ザ・ゲームの延長線上にあり、マン・オン・ザ・プロープにいたっては、クレイジー・リトル・シング・コールド・ラヴとパラレルにある!!
似ているということは安心につながるが、スリルが無くなる…ということでもある…
楽曲自体は悪くない!!しかし、そこにはスリルと新鮮味が足りないような気がするのだ!!

後になってから思ったのだが…このワークスは、クイーンのアルバムの中で最も保守的なものではないだろうか…!?ということだった!!
華麗なるレースを失敗のできないアルバム…と言ったが、ホット・スペースのセールスが思うように伸びず、このワークスもセールス的に失敗のできないアルバムになったのでは…!?
クイーンというバンドを再確認し、ホット・スペースで試みた冒険を抑えた結果がザ・ワークスなのかもしれない…

とは言うものの、僕がこのアルバムを嫌いだったり苦手だったりするわけではない!!
レディオ・ガガのアレンジは聴き込むほどに興味深いし…そういえば、どう考えてもライヴバージョンの構成が正しいような気がするのに、レコーディングの時点では♪レ〜ディオ♪が一回抜けているんだろうか…!?(笑)

ジャスト・キープ・パッシン・ジ・オープン・ウインドゥの爽快感はとても大好きだ!!
しかしそれはブリティッシュらしい重さが感じられない…ということでもある!!
70年代のロックミュージックは乾いたアメリカンロックと重いブリティッシュロックが中心だった!!
クイーンはブリティッシュの重さを持ち得ていたが、このアルバムは比較的軽い仕上がりになっているような気がする…
驚いた…クイーンがこんなアルバムをつくるとは…
しかしそれは、度肝を抜かれるようなものではなかった…
この重さが感じられない要因に、ブライアンのギターの音色の変化が関係していると思う!!

ライヴにおいては82年のホット・スペース・ツアーで、ブライアンのギター・サウンドは大きく変化している!!
おそらく奏法の変化ではなく、機材の変化によるものではないかと思う…

ブライアンには唯一無二のレッド・スペシャルがあるわけだが、もう一つトレブル・ブースターの存在がある!!
ブライアン自作と言われるトレブル・ブースターは、文字どおり高音域を強調するものだが、実際には中音域を強調するものだったらしい…
このトレブル・ブースターにより、シングルコイルのピックアップでありながらハムバッキング(レスポールなどに使われている)に負けない太い音が出せたのではないだろうか!?
正確な時期など知るよしもないが、ブライアンはいつまでこのトレブル・ブースターを使っていたのだろうか!?

また、ギターソロに欠かせないディレイマシンだが、初期に使用されていたマエストロのエコーチェンバーはいつの間にかデジタルディレイになっていた…
つまり、エフェクターの進化につれ、ブライアンのサウンドも大きく変化していると言えよう!!
わかりやすく説明すると、初期のゴツゴツ…ゴリゴリしたサウンドが、まろやかでマイルドなサウンドになったと言うべきか…!?
グレイト・キング・ラットでのギターソロと、ディライラでのにゃんこギターを聴き比べてみれば雰囲気が分かるかしら…!?

もちろんギターにかぎらずアルバムのサウンド自体が楽器やレコーディング機材の発達と共に変化してきているわけです…
その結果、相対的に音色はキレイになり、それが重さを感じさせなくしたとも考えられるのではないでしょうか!!


クイーンは少しも変わっていなかったのかもしれない…しかし時代は変わり、サウンドは大きく変化していた!!
別な見方をすればクイーンは常に変化していたため、中期とか後期といった境が決めにくいわけですが、このワークスこそが70年代と90年代を繋ぐアルバムではないかと思います!!

厳密に考察するならP.V.やライヴにも言及しなければならないのですが、そういった意味でもターニングポイントになったアルバムなんでしょうね!!

いずれそのあたりにも触れてみようと考えながら、今日はこのへんで…
メンテ

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「ザ・ワークス」 ( No.1 )
日時: 2010/02/01 08:28
名前: 喜楽院

投稿日:2010年 1月12日(火)
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>じろーさん。
「考察」の新作リリース、有難うございました。^^
では、『返歌』です。


1984年。
世界的な人気を誇る英国のロック・バンド、
『クイーン』の新作アルバムである「ザ・ワークス」がリリースされた。
1970年代後半から1980年代前半にかけては
邦楽、洋楽ともに素晴らしい才能を持つアーティストが
これでもか、というくらいに続出していた時期の末期だった。

喜楽院にとっては、70年代後期の「世界に捧ぐ」や「ジャズ」あたりまでの
クイーンは“必ず新作をチェックしなければならない『天下に冠たる
有力な20のロックバンド』の中のひとつ”、であったにも関らず、
続く80年代初頭の「ゲーム」や「ホット・スペース」の頃には、
“なるべくなら新作をチェックしたほうがよい
50のロック・バンドの中のひとつ”くらいに、喜楽院にとっての
クイーンへの『意識』は薄らいでいたし、
84年の「ザ・ワークス」の頃には「一応、チェックはしておいたほうがいい200の
バンドの中のひとつ」、くらいに、「クイーン」は成り下がっていた。
喜楽院の中で勝手に。
他に注目すべきバンドは沢山いたから。
今後、凡作を量産することがほぼ間違いない、と約束されたバンドに
これ以上の興味を持つということは、当時の私にとっては難しい注文であったし。

ネーミングは「ザ・ワークス」。
「作品」であります。
クイーン入魂の、という想いが詰まっているのでしょう。
でも、天下のエマーソン・レイク・アンド・パーマーが
つい数年前に発表した2枚組みの「稀代の名作」と同一の
タイトルであります。
喜楽院が持つ、高貴で潔癖で美しいはずのクイーンの
イメージに、なにかしらのマイナスイメージが沸くのを感ずる。
傲慢とか、おごりとか、配慮が無い、とか、そういうもの。
むろん、ごくごくわずかなことではありますが。

1984年当時、これまでに一度もクイーンの新作を
購入したことのない喜楽院は、今回、新たに発表された
クイーンの新作「ザ・ワークス」も同様に、たぶん友人か、
どこぞの貸しレコード屋から借りるなどして音源を入手、
カセットテープに落とす。
発表直後の比較的早い時期。
このクイーンの新作を、『今度こそは!』、と期待して聴いた。
結果は、まごうことなき凡作。

「クイーン」は息絶えた。
もう、このバンドは世界中の誰からも必要とされていない。
役割は終わった。
喜楽院の中では、そう、思った。

都内・西新宿のアパートに住んでいた喜楽院は
隣の部屋にすむ、弟の分も併せて、テープを
二本、作成する。
なんて優しい兄だろう。

弟の部屋は留守。
合鍵を持っているので部屋に入る。
「さだまさし」やら「松田聖子」やら
数十本あるカセット・テープの中に
「ザ・ワークス」のテープを、
さりげなく置いておこう。
彼、きっと喜ぶだろう。

刹那、
『あれ?。』

喜楽院はとても驚いた。
すでに、背ラベルに彼の字で「The Works」と
丁寧に流暢に書かれたカセットテープが
そこに存在していたからである。

『私によりも先に「クイーンの新譜」を録音だと?。』
ほお。
弟が、今回のクイーンの新作に並々ならぬ関心を以前から寄せていたのか、
はたまた喜楽院が、今回の、たかがクイーンの新作など
手の空いた時に、と考えていたか、そのどちらかである。

いずれにせよ弟が、今回のクイーンの新作に、
ある程度の興味を抱いていたのは、事実。
しかしながら、今回の「ザ・ワークス」は
当時の喜楽院が思うに、クイーン史上最悪の凡作。
クイーンの新作を楽しみにしていたであろう弟に、
なんだか申し訳ない気がした。
別に私が恐縮しなけりゃいけない理由なんて
全然ないんだけど。

数日後、当時24歳の喜楽院が、高校の頃から
“仲良く”しているクイーン・ファンの女性と久しぶりに会う。
70年代後期の女性のクイーンファンの95%以上が、自らを
ロジャーファン、ブライアンファンと言う中で、
敢然と「私はフレディ・ファン」といい続けてきた、
今となっては当たり前のことだが、当時としては非常に
ドラスティックな発言をしていた女である。

女『「ラジオガガ」の「ガガ」って、なんだかわかる?。』
喜楽院『知らない。』
女『「ラジオガガ」はロジャーの曲なの。』
喜楽院『え?。ロジャーの?。』
(ここで喜楽院の脳裏に、なんであんな奴の曲が今回のアルバムのメイン曲?、
で、当然シングルカットになるわけで、えー、一体、どうしたの?、
クイーンに何が?、そういや、あのシンセドラム、あー、なるほどね、とか
まあ、うんぬんかんぬんと様々な疑問が、次から次へと、皆様の期待通りに
湧き起こるのですが^^、それを記した以下100行弱は、今回は削除。)
女『ロジャーの子供がね、ラジオを聴いてて、雑音を
「ガーガー」とかなんとかいろいろ言葉にしたのに
ヒントを得て作ったんだって。』
喜楽院『ふーん。(ロジャーに子供がいるのか。時は過ぎたもんだな。)』

しばらくは、喜楽院の手元に「ザ・ワークス」のテープは二本あった。
秀作であれば、誰かにあげることもできたろう。
クイーン史上最強の凡作のテープは、その後しばらく喜楽院の元にあり続けた。
当時の喜楽院は密かに、そして実直に願う。
かつての、美しく、華やかで、聴くだけで涙があふれるはずの
そういう、もう何年も願っているクイーンの新作は、
次こそ、次の作品でこそ、かなうのだろうか?、と。

このままで終わるわけがないはずの、天下の才能集団クイーンは
その後も私の期待を裏切り続け、凡作の量産を続ける。
「マジック」だの「ミラクル」だのは、かつての、あの煌くばかりの
クイーンの栄光を汚すだけの存在でしかなかった。

時は経ち、1991年の確か1月かそんな頃、アルバム「イニュエンド」発表。
そのタイトル曲の中間パート。
「♪you can be・・・」以降の1分間。
「ジャズ」以来、10年以上待ち望んでいた「喜び」の一部を垣間見る。
ついに来た。
ついに来た。
ついに来た。
流石はクイーン。
フレディ恐るべし。
うやはや、この「イニュエンド」の次作・・・、
これは全世界を仰天させる作品になるぞ。
ある意味、「ボヘミアン・ラプソディ」を超えるくらいの・・・。
これは楽しみだ。
わくわくする。
喜楽院は、ほくそえんだ。
忘れていたけど、自分はクイーンファンなんだなあ、
フレディのファンなんだなあ、と、このときにしみじみ思った。

次の作品を披露することなく、マーキュリー氏はその10ケ月後に死んだ。
「解答」をひたすら、楽しみに、楽しみにしていた喜楽院の重度の虚脱感。

その、求めていた「解答」は、その後、かすかな望みをつないで聴いた
「メイド・イン・ヘブン」には、カケラほども露ほどにも存在していなかった。
笑ってしまうくらい、喜楽院の期待するものは、そこには何も無かった。
相当な失望を味う喜楽院。
1995年の晩秋の頃である。
「ボヘミアン・ラプソディ」を初めて聴いて、
腰を抜かさんばかりに感激してからちょうど20年が経過した。
小春日和の日差しの中、それは私の中の長い長い夢が、ついに終わった瞬間。
メンテ
Re: クイーンについての考察…ザ・ワークス編 ( No.2 )
日時: 2010/02/01 08:28
名前: なかじー

投稿日:2010年 1月12日
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今年もよろしくお願いします。
さて「ワークス」ですが、これは「ホットスペース」からの原点回帰でしょうなあ!
メンテ
Re: クイーンについての考察…ザ・ワークス編 ( No.3 )
日時: 2010/02/01 08:29
名前: K&K(Sweet)

じろーさんへのお返事です。

クイーンの新しいアルバムは、それまで約1年周期で発売されてましたが
「ザ・ワークス」は、前作「ホットスペース」から、2年近く経ってから発売されました。
その間、クイーンとしての活動より、メンバー個々の活動が活発になっていたと思います。
でも私としては、この頃は既に、クイーンはなにがあっても揺るぎないもの、になってたし、
何一つ心配することもなければ、70年代と比べる事もありませんでした。

そして1984年は、アナログレコードからCDに変化しつつあった頃で、
(この翌年に初めて5万近くはたいて、CDプレーヤーを購入した。^^;)
私にとっては、この「ザ・ワークス」はアナログ盤で購入した最後のアルバムとなったわけですが・・・
正直言うと、
その後の「ミラクル」と「イニュエンドウ」「メイドインヘヴン」は、
発売直後はCDで購入して、後に、どうしてもアナログ盤でも聴きたくて買い求めたわけですが
逆に、それまでアナログ盤でしか持っていなかったアルバムは、
のちにCDでも購入していったのですが、この「ザ・ワークス」だけはCDでは購入していません。

なぜか?

先にじろーさんへのレスに書いたように、
「ザ・ワークス」の収録曲での自分のお気に入り曲がシングルCDで聴けたからというのが
最大の理由になるのですが・・・CDシングルボックスセットとかね。(^^;
つまり、UKシングル盤では「ザ・ワークス」の収録曲って、
ほとんどシングルA面、B面に収録されているんですよね。
これだけシングルカットされたアルバムって、珍しいのかな?
そういう意味でもタイトル通り、“作品集”という感じがしますし、
アルバム単位で聴くというより、シングル単位で楽しめるアルバムになっている気がします。

ということで、
「ザ・ワークス」のレコードを引っ張り出して、久しぶりにターンテーブルに乗せました♪

レディオ・ガガ
最初はピンときませんでした。
ただ、後にこのプロモを見て、また、ライヴエイドを見てから
ああ、クイーンらしいな〜と思いました。

ティア・イット・アップ
元々、自分が好きな曲ってブライアン作曲が多いんですが、
じろーさんと同じく、「大作か?」と思いきや、
あっさりとフェード・アウトしていってチョイ残念。
でもこの曲はライヴで聞くと超カッコイイ!

永遠の誓い
出た、これぞフレディ♪と思った曲。ついつい一緒に歌いたくなるメロディだなと。

マン・オン・ザ・プロール
なんじゃこりゃ!と思った曲。^^;
エルビス風はクレイジー1曲で充分とまで思ってしまいました。
正直、このアルバムで一番聴かない曲です。

それで、早々とB面にかえる(^^;

マシーン・ワールド
イイ!やっぱこれはイイ♪
まぁ、これスゴイ!とまではいかなかったけど、当時も一番のお気に入りで、
毎日通勤前にこの曲だけ聴いて出勤してたからか、
ワークスというとこのナンバーが一番思い出深い。


ブレイク・フリー
うーん、フツーかな。みたいな(^^;・・すみません。
でもこれも「レディオ・ガガ」と一緒で、このプロモを見てから好きになった曲。
(MTV時代にうまく乗りましたねぇ)
だけど、このアルバムを聴いてると、いつもこの辺からレスペが恋しくなってきます。


愛こそすべて
これも「永遠の誓い」と一緒で、ついつい一緒に歌いたくなるメロディ。
フレディってノせるのがうまい!!
でも、この曲の邦題は、今だに非常に覚えにくい。
きっともう少し年月経ったら「愛にすべてを」と「愛こそすべて」が同じに見えるかも(笑)。


ハンマー・トゥ・フォール
キターーーー!!やっとブライアンのレスペがキタ〜♪
それまで待たされた感じだったから嬉しさ倍増。そしてお気に入りにチャートイン♪


悲しい世界
この曲は、好き嫌い関係なく聴いていた、という感じ。
いい曲なのにこのアルバムの中では目立たなくなってた感じがしてました。


っと、針を元に戻して、盤をジャケットにしまってたら、
このジャケット・・・あんまり好きじゃなかったなという事を思い出しました。^^;


>楽曲自体は悪くない!!しかし、そこにはスリルと新鮮味が足りないような気がするのだ!!

私も楽曲自体は悪くないと思います。
でもこれだけシングルカットされてヒットした曲が入ってるのに、
「ワークス」というアルバムとしての全体的な印象がとても薄い。
そこが私には、それまでのアルバムとは、一番違うところです。
メンテ
ありがとうございます ( No.4 )
日時: 2010/02/01 08:30
名前: じろー

投稿日:2010年 1月15日
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喜楽院さん、Sweetさんご返歌ご返答ありがとうございます!!

なかじーさんの「原点回帰」という言葉を借りれば…何故2ndに帰らなかったのだ!!というのが喜楽院さんの想いなのではないでしょうか!?
帰った…という意味ではゲームに帰ってしまいましたからね…!?(笑)
Sweetさんの仰るようにシングル単位なところも含めてゲームとの関連性を考えてしまうのです!!

イニュエンドゥに賭けた想いには同じものを感じますが、順番に考察していこうと思いますのでお待ちください!!(笑)

何故そうなったのかよく分りませんが、ワークスのCDは一番最後に入手しました…そのかわり、12インチシングルがリリースされたため、そちらの方が気になったりしたのもこのワークスからだったと思います!!

クイーンの解散説はしょっちゅう出ていましたが、ソロ活動が活発になったこの時期が最もリアルであり、それを救ったのが翌年のライブエイドだったと言われています…
しかし、売れるアルバムを作ろうとしていたとすれば、解散するつもりはなかったのでしょうね!!
いろんな意味で転機となったこのアルバムですが、ヴィジュアルやライヴについてももう少し突っ込んでみたいと思います…

今日はこのへんで…
メンテ
寒中お見舞い申し上げます ( No.5 )
日時: 2010/02/01 08:30
名前: DADA

投稿日:2010年 1月15日
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K&K様、皆様、今年もよろしくお願いいたします。


>じろー様

>クイーンについての考察…ザ・ワークス編

今回も読み応えのある考察をありがとうございます。
皆様のお話も合わせて興味深く拝見しています。

恥ずかしながら、感じたことを。
「THE WORKS」には、アルバムを聴いてまずメロディが気に入った曲、
それから、歌詞、PV、ライヴ映像やライヴ音源を見聞きして気に入った曲が幾つかあります。

アート作品というと今は絵画とか彫刻とかデザインとか
そういう括りというかジャンル、範疇、概念にとらわれない、垣根を越えたものかもしれませんが
もしあえてたとえるとしたら、「THE WORKS」は、芸術作品というよりは工芸作品に近い感じがします。
創るというよりは作るという感じでしょうか。

確かな技術を持ちながらも、それに甘んじることなく、新しいものも取り入れていく。
曲によってはそんな姿勢も感じられます。

「Radio Ga Ga」のメロディからは、ポップな感じがします。
歌詞からは、俯瞰的、客観的に時代を捉えている感じがします。

「It's A Hard Life」は、メロディも美しく、大袈裟なくらいの仰々しさには感心します。
個人的な想いを曲に込めた感じがします。

「Man On The Prowl」は、聴いて直ぐに「Crazy Little Thing Called Love」のテイストを感じました。
焼き直しと言ったら言い過ぎでしょうか。

「Machines( or‘Back To Humans’)」
正直申し上げて初めのうちはそれ程気に入っている曲ではなかったのですが
以前にさつき様からこの曲の歌詞について尋ねられ、向き合っていくうちに興味が湧いてきました。
世の中の新しい動き、空気、そのようなものを敏感に感じていたのかなと思います。
そういう意味では工芸作品というよりはデザイン作品といった方がいいのかもしれません。

「I Want To Break Free」のPVはお気に入りの1つですし、
ライヴ映像やライヴ音源で聴く「Hammer To Fall」も気に入っています。

「Is This The World We Created...?」の歌詞からは、その時代が抱えている危うさを察知し、
直球勝負をしている感じがします。

1曲、1曲については感じるものはあるのですが、アルバム全体としてはなぜだか捉え処がない感じもします。
メロディは大衆受けしそうなポップな感じの曲もありますが、
歌詞を見るとその時代に鋭く迫っている感じがする曲もあります。
アルバム全体としての物語性みたいなものは感じられません。1曲ごとに完結している感じがします。
「THE GAME」辺りから、いやもっと前からそうなのかもしれませんが
「THE WORKS」も曲順を入れ替えて聴いても、もしかしたらさほど違和感を感じないかもしれません。
世の中と対峙している曲がある一方で、個人的な感情を詞に託している感じがする曲もあります。
訴えたいことはあるのかもしれませんが、どうも1つの方向を向いていないような感じもします。
音だけを聴いていると4人で力を合わせて作り上げたという感じが今一つ伝わってきません。
でも、PVを見ていると4人で楽しんで作っている感じは伝わってきます。

時代を感じてそれを後追いするのではなく、時代の一歩先を行くような斬新さ。
それを実戦したのがもしかしたら「HOT SPACE」だったのかもしれませんが
結果としては・・・
やはり売れてなんぼの世界なのでしょうか。
次のアルバム「THE WORKS」では、もしかしたら世の中に受け入れられる曲を作ろうと考えたかもしれません。
売れる曲を作ろうとしていたとしても、魂までは売り飛ばしていないと思いたいです。

それまでもQueenなりの感性で時代を感じ取り、Queenなりに表現していたと思います。
更には時代すらも超越した作品も創り出していたと思います。
それを絶えず期待するのは酷でしょうか。

なかなか考えがまとまらず支離滅裂になってしまいました。
長々と失礼いたしました。

>いろんな意味で転機となったこのアルバムですが、ヴィジュアルやライヴについてももう少し突っ込んでみたいと思います…

楽しみにしています。
メンテ
The Worksの感想など ( No.6 )
日時: 2010/03/01 08:45
名前: 隠居

The Worksの感想を書く前に、家にあるレコードを調べてみたら、
ファーストからA Kind of Magicまでありました。
私はライトなクィーンファンなので、時系列で考えてみるとよく聞いてたのはThe Gameあたりまででした。
Hot Spaceのディスコサウンドには当時「もうファン止めようかな…」と思ったのですが、
何故かその後のThe WorksとA Kind of Magicまでは聞いてたみたいです。
世間的には不評のようですがA Kind of Magicはお気に入りでした。
もともとサントラをアルバム仕立てにした経緯(後で知ったことでしたが)もあり、
サントラとして聞く分には割といい出来だったんじゃないかなと思います。

Hot Spaceは年を取ってから聞きなおすといいアルバムだと思いました。
特にDancerがお気に入りです。A面(当時はアナログだったので…)の出来は、
色んな意味で旧来のQueenをぶっ壊すことに成功してると今では思います。今では割と良く聞く1枚です。

ちっともThe Worksの話にならなくてすみません。
いろいろ考えてみてこのアルバムに(少なくとも私は)勢いを感じない理由は、
ロジャーとジョンが完全にポップ/Black Music路線に作風が変化したことと、
フレディの創作意欲の低下にあったんじゃないかなと推測します。
昔のフレディにあった転調、変拍子、
他の音楽ジャンルの美味しいところ(ボードヴィル、ワルツ、オペラなど)を
上手くQueen風にアレンジすることがなくて、どの曲もやや単調に聞こえました。
ブライアンは昔どおりハードロック/バラード路線を貫いてますので、
アルバムの中の安定剤といった感じです。

Queenの魅力の両輪はベースにあるハードロックと、
ベースを押さえつつ自由に展開する曲調だと個人的には思ってます。
The Worksはどれも中庸、これといった特徴がない。
もちろんRadio Ga GaやBreak Freeのヒット曲はあるのですが、
少なくとも私のような守旧派?Queenファンからすると、
くどいくらいのギターオーバーダブや分厚いコーラスがなくなって、
シンプルで聞いてて気持ちはいいけどするっと抜けて行ってしまう感じでした。

The Worksの個々の曲についての感想を。
ロジャーがポップ路線に転換したとは言えRadio Ga Gaはライブ栄えする良い曲だと思います。
と、ここまで書いて思ったんですが、
スタジオで作りこむ(その分ライブでは演奏しにくい)路線からライブ栄えする路線の曲に方向転換したのかもしれませんね。

Tear It Upはひねりが足りないので個人的にはイマイチ。
少なくともRocksで選曲される曲かなあ…と思います。

It's A Hard LifeはPVを見て一気に株が上昇しました。
モンツァとどの時期で知り合いになったのか知りませんが、あのPVはエキストラがすごい!
フレディの趣味全開で、ブライアンとロジャー(と恐らくジョン)にも大不評でしたが、大好きなPVです。

Machinesは当時は流行を取り入れただけじゃないか?とちょっと斜めな目で見てたんですが、
今聞くとThe Worksの中では冒険した曲だったと思います。

飛ばしましたがMan On The ProwlとKeep Passing The Open Windowsは、
前者はなぜCrazy Little Thingの二番煎じをやる必要があったのかと思いましたし、
後者は構成が散漫で印象に残りませんでした。

Break Freeも曲だけというよりPV込みでインプットされてます。
ジョンらしく後乗りリズムですが、この曲のスピードってRadio Ga Gaと同じなのでは…?
曲の路線としてはWho Needs Youをヘヴィにした感じでしょうか(あくまでも私のイメージです)。

Hammer To Fallはこのアルバムでの評価は高い方じゃないかと推測してます。
ライブエイドの「Hammer To Fall !」のフレディの声を思い出して聞くと評価が3割増しになりますね^^

最後のIs This The World We Created...?は
珍しくフレディがブライアンに一緒に曲を作ってみないか、と呼びかけたのがきっかけでできた曲だそうで、
これもまたライブエイドを思い浮かべながら聞くと評価アップになるかなと思います。
アルバムの締めにしてはちょっと弱いことは否めませんが…。

個人的な叫びをひとつ。
Hot Spaceからロジャーやブライアンがリードボーカルを取る曲がなくなって寂しくなりました。
そりゃフレディがリードボーカリストなんで全曲歌って当たり前なんですが、
それまでのアルバムで雰囲気を変えたりアクセントになっていたロジャーやブライアンが
リードヴォーカルの曲がなくなったのも、Queenの多面性を減らした原因のひとつに思えてなりません。
メンテ
Machinesへの愛着 ( No.7 )
日時: 2010/03/12 17:06
名前: よしぞう

「The Works」、後追いの自分でもこれは一番面食らった作品でした。
あ、「Flash Gordon」を除いて(w

今聴いてみると、例えば次のアルバムである「A Kind of Magic」と比較すると、
曲のバラエティにも富んでいて、曲の並びなんかもいい感じだと思うのですが、
逆に「A Kind of Magic」と比較すると突出した曲がないように感じました。当時は。

有名どころでいうと、当時からRadio Ga Gaは気に入っていたものの、
I Want To Break FreeやHammer To Fallのよさがどうしてもわからなかったです。
なんか、妙に明るくて、ポップな感じというか。
憂いを求めて、イギリスものに走っていた自分にはどうしても理解ができなかったのです。今はそんなことないんですけれど。

そんな中で当時から聴きまくっていたのがMachinesですね。
これ、ほんと、当時から好きですし、今も好きですね〜。
Radio Ga Gaが終わって、4曲目まで、当時の耳にはしょんぼりな感じだったのですが、
この曲で、「これだよ、これ〜」とか思ったりしました。

Queenは本当に器用なバンドで、
いろんな音楽性の曲を提供してくれるところも魅力だと思うんですが、
そうはいっても、やはり柱にはいかにもイギリスな感じのハードロックを置いて欲しいし、
そういう曲がやっぱり自分も好きなんだよな〜とこのアルバムを聴いているとき、
この曲がかかるといつも思います。
メンテ
Re: クイーンについての考察…ワークス番外編 ( No.8 )
日時: 2012/08/09 12:48
名前: じろー

ワークスについては、単にアルバムだけでは語れない部分があると思うので、番外編として紹介したいと思います!!

アルバムだけでは語れない部分…そのひとつはP.V.の存在でしょう!!
ボヘミアン・ラプソディ以来、MTV時代に先駆けてP.V.を制作してきたクイーンでしたが、このワークスの時期が最大だったと思います!!
まずはレディオ ガ ガ…

映画メトロポリスの映像を使用し、SFでありながらノスタルジックな作品になっています!!
エア・カーに乗ってるシーンでは、フラッシュ・ゴードンみたいな顔で真面目に演技しているロジャーに対して、フツーにニコニコしているジョンが可愛いです!!(笑)

しかしなんと言っても圧巻なのは、サビの部分での両手パンパンでしょう!!
85年の来日ツアーでリアルに体験できたことは、今となっては貴重です!!
フレディ・トリビュートではポール・ヤングと共にウエンブリーの72,000人がいっせいに両手を挙げます!!
音が伝わる速度のままに手が挙がる様は壮観です!!
このP.V.がもたらした影響は大きいですね〜!!

続いてイッツ・ア・ハード・ライフ…

この仰々しさはクイーンそのものだと思います!!
フレディの目玉衣装には言葉がありません!!(笑)
他のどのバンドにもあり得ないクイーンによるクイーンならではの世界…賛否両論、支離滅裂!!(笑)
好むと好まざるにかかわらず、独自の世界をあっけらかんと突き進む姿勢こそクイーンの姿ではないかと思います!!

そしてブレイク・フリー…

逆に言えばハード・ライフよりやりやすかったんじゃないだろうか…!?(笑)
4人のキャラクターは、それぞれがどういう風に見られているかを把握しているからこそのものなのでしょう…
でなきゃフレディはヒゲのままのはずがありません!!

ハマー・トゥ・フォール…
ようやくまともな(普通の!?)P.V.の登場…!?(笑)
このP.V.のおかげで、次のツアーのセットがバレてしまったけれど、この映像が美しかったせいで本物のセットがチャチに見えたような気がします!!
ロック・イン・リオのときはかなりデカかったですが…
ギターソロのところがアルバムバージョンと少し変わっていて、映像を見るとここでも両手をパンパンパーン!!と広げるのがポイントでしょうか…!?(笑)

その後も大掛かりなP.V. を次々に発表するクイーンですが、その先駆けとなったのがこのワークスからのP.V.だと思います!!
ボヘミアン・ラプソディからおよそ10年!!
MTVの時代に作られたこれらのP.V.は、時代を先取ることも遅れることもなく…その時点でのクイーンのイメージを定着させたのかもしれません…
そのイメージは、人によって様々ですが…


レコード会社移籍によって当時流行り(!?)の12インチシングルがたくさんリリースされました!!
ピクチャー盤があったりジャケ違いがあったり…アルバムを買った者としては、いや〜そこまでは…という気持ちもありながら、リミックス・ロングバージョンが気になってしまいます!!

余談ながら僕は「僕はコレクターではないから…」と口にしてきました!!
「コレクター」という言葉には「音楽以外に価値を置く収集家」という意味があり、それを否定したいがための「コレクターではない…」だったのです!!
しかし、とりあえずカミングアウトします!!
「僕はコレクターでもあります!!」(爆)

実際には、ちゃんとクイーンの音楽を理解した上で貴重なディスクやアイテムを収集し、さらには紹介までしてくださる方もいて…それから見れば僕などは、とてもコレクターなどとは言えないわけですが…
それでも国内盤に飽きたらず輸入盤を集め、同じアルバムを何枚も持っているのはごく普通の域を超えているかもしれません…(笑)

僕には僕のこだわり(というか金銭的な現実…!?)があり、無理をしてまで購入しない!!ということにしています…
フランス盤のホワイトビニールのオペラ座やラリー・ルレックスのシングルなどは手が出なかったですし、ボロボロのジャズの台湾盤に8千円も出す勇気もありません!!(笑)
…と言いながら、いつの間にかいろんなモノが集まっていたりしますが…(苦笑)


ワークスからは、たくさんの12インチシングルがリリースされました!!

レディオ ガ ガは、アイ・ゴー・クレイジー聴きたさに購入しましたし、他にもロングバージョンにつられて何枚か持っています…
しかしこのロングバージョン、普通に音源をつぎはぎしただけのものも多く、これは!!…というものはあまりなかったような気がします…

そんな中、ハード・ライフのピクチャー盤はなかなかのインパクトがありました!!
それもこれもフレディの目玉衣装のなせる業なのでしょうが、ビジュアル的な効果を考えるとあのP.V.を見た者はこのピクチャー盤をかけるだけでその映像を脳内再生してしまうことでしょう…
ターンテーブルでぐるぐる回っている様は、少し不気味でしたが…(笑)

良いとか悪いではなくて…それまではクイーンの曲を聴いて、どんな映像を脳内再生しても構わなかったのですが、クイーン側から映像を提示されたような気になってしまう部分もあったと思います!!


さてもうひとつ、ライヴについてですが…

85年のワークス・ツアーは5月8日の武道館と5月15日の大阪城ホールを観ることができました!!
79年のジャズ・ツアーの神戸のとき、終演後「大阪のときより曲、少なくなかった!?」という話し声が聞こえてきて…
「うわぁ、この人たち他の会場も観に行ってるんや!?僕もクイーン好きやけど、この人たちにはかなわへんなぁ…」と思った記憶があります!!
その想いは現在でも残っていますね!!(笑)


オープニングはマシン・ワールドからのSE…
ライヴでは演らんのか!?とも思いましたが、気分はすっかり高揚していました!!
メンバーが現れライヴ演奏に切り替わる…ティア・イット・アップ!!
続けざまにタイ・ユア・マザー・ダウン!!
ジャズ、ホット・スペースのツアーではエンディングになっていた曲だ!!

このオープニングは、最初にハードな曲でぶちかましておこう…的な意味があったのだろう…
しかし、PA機器の進歩もあるだろうが、サウンドとしてはハードというよりはキレイにまとまっている!!
アルバムで感じたのと同じように、重さはあまり感じなかった…
それでもアンダー・プレッシャーでは安定した演奏で、クイーンの演奏力の高さを見せつけてくれた…

サムバディ・トゥ・ラヴは大合唱の前で終わり、ピアノソロになる…
キラー・クイーン、ブラック・クイーン、マイ・フェアリー・キング…聴いたようなフレーズが飛び出すが、最後はキラー・クイーンで曲が始まった!!
フレディの喉の調子も良さそうだ!!
ブライアンのギターには余裕すら感じられる…

キラー・クイーンはいつものところで終わってしまう、さて次は何か…!?
なんとジョンが片足を上げてポーズを決め、腕をぐるぐる回している!!
お〜いジョン、そんなにノリノリなのか!?(笑)

次の瞬間、僕は卒倒しそうになった!!
速いフレーズのピアノのイントロ、セヴン・シーズ・オブ・ライだ!!
ギャー!!歌わないかん、叫ばないかん!!大忙しだ!!(笑)
75、76年のツアーを見逃した僕なのに…生で聴けるなんて!!
♪フォエバーエバーエバーア〜〜ア〜〜〜♪
ハイトーン部分はシンセがかぶっていたが、不覚にもここで僕はエクスタシーを感じてしまった!!(笑)
あとは、キープ・ユアセルフ・アライヴをつないでライアー…驚きと興奮のメドレーでした!!

その後、即興セッションに続きハード・ライフ…ドラゴン・アタックからナウ・アイム・ヒア…アコースティックコーナーへと続くわけだが、いかんせん初期メドレーの印象が強すぎた!!
僕はすっかり夢心地になっていた…(笑)

後から思えば…のことになるが、終盤のハマー・トゥ・フォールではサポートのスパイクがギターを弾き、ブライアンがソロを弾きまくったり、ブレイク・フリーでのフレディの乳パッド…(笑)、レディオ ガ ガ では両手パンパンやったり…武道館より大阪の方が盛り上がった気がするが…
ワークスからの曲が要所要所に置かれた構成になっていたと思う…


アルバム制作…そしてツアー!!
アーティストの宿命のようなループだが、結局クイーンはそこから抜け出すことをしなかった…
常に新しいアルバム、新しいツアーで期待に応えてきたクイーンだった…
今回のアルバム、ツアーも十分に期待に応えるものではあったが、期待を超えるものではなかったかもしれない…

期待に応えてきたのに期待以上を期待するなんて、クイーンにとっては酷な話しかもしれないが…クイーンの持つ冒険心はここではあまり感じられなかった!!

こんな風に言うと、ワークスのアルバムやツアーが今ひとつだったようなイメージがあるがそんなことはない!!
その時代の最新のクイーンはクイーンでいてくれた…
ただ、ライヴにおける初期メドレーのときの興奮が、僕にとっては特別だったということなのだ!!

ワークスにおけるアルバム、ビジュアル、ライヴ…僕の独断と偏見でまとめてみると、クイーンがクイーンを見てクイーンらしさを考えた時期だったのではないでしょうか!?

僕にとってのクイーンのイメージは「悪魔のように大胆に、天使のように繊細に…」だったが、この時期のクイーンには悪魔のような大胆さが足りないような気がするのです…
それは一度成功を修めた者が陥る罠…というかハングリー精神の欠如みたいものではないか…

一説によると、クイーンは85年夏のライヴ・エイドで復活を果たすことになっているようだ…(笑)
ギミックに頼らず演奏したことで、バンド本来が持つハングリー精神を取り戻したと解釈してもいいかなと考えるのですが…


あくまでも一個人、一ファンの推測です!!
みなさんはどうお考えになりますか!?

今日はこのへんで…

メンテ
ワークス・ツァー・イン・ジャパン ( No.9 )
日時: 2010/04/01 09:16
名前: ソルジャー

お久しぶりのソルジャーです(__)

じろーさんのワークス考察や当時のライヴの感想に触発されてまして^^;、ちょっと書き込みです。

ワークスといって思い出すのは、当時働いていた銀座のレコード屋「ハンター」で、LP発売当日に飛ぶように売れてた事ですね。
ほとんどが女性のお客さんでしたが、一人一人に声を掛けたい衝動を抑えながら(笑)「クィーンはまだまだすごく人気があるんだな〜。」と嬉しく思ったものです。
本当は、私も家に帰ってじっくりと聴きたかったのですが、お店のBGMとして使われてゆっくり堪能できなかった、という記憶があります。

その後の来日公演。
西武球場から3年後に、クィーンは再びやってきてくれたわけですが、西武球場でのスケールの大きさの印象がとても強く残っていたので、初めて訪れた代々木国立体育館は狭く感じてしまいました。
と同時に、クィーンに対して、3年間でこんなに小さくなっちゃったの?と少なからずショックを受けましたが、ただそれは武道館で3回公演した後の代々木だった、という事を後に知りちょっと納得。でもそれならむしろ武道館で見たかったなぁ、と後悔もしたりして。

座席は2階席の後ろ〜の方で、それまでクィーンを見た中で一番遠い場所・・・。当時はスクリーンなんかないですから、目を凝らすしかない状態。
でも逆にそれがステージ上のメンバーの表情を想像力で掻き立ててきたのも事実ですね。
ですので蛇足ですが、今でも大きなライヴに行った時は、あまりスクリーンは見ないようにしています。

さて、いよいよ開始となった時、それまで定番であったオープニングが一新されてたワケです!なんと"Machines"がSEに!?こりゃ〜ビックリでした!編集もメッチャかっこ良かったですね。
あの曲のリフのアクセントに合わせてメンバーが登場してきた時は、もう鳥肌ものでした!
でも、登場に続く1曲目が"Tear It Up"には、正直「?」と思ってしまいました・・・。続いてが、ナント"Tie Your Mother Down"・・・?

クィーンのライヴでは後半の盛り上がりに演奏され、それがわかっていながら気も狂わんばかりに「来たーっ!!」と興奮するこの曲が2曲目?と自分としては、少々不満に感じました。
と同時に「後半の盛り上がりはどうするつもりなの?」という不安感が生まれ、とうとう最後までヤキモキしてたのを思い出します・・・。

ただそんな心配をよそに、めでたく当時新曲であった"Radio GA GA"の両手パンパン!で一体感を持って、本編は終了しましたが、全編を通じて勢いがなかったような・・・そんな気がしました。
メンバーの熱意があまり伝わって来なかったライヴ、という印象が強かったです。

後にNHKで放送されたライヴ映像を見ましたが、ライヴ以上に強く印象に残っているのは、フレディがほとんど笑みを見せず終始厳しい顔のままだったことです。
そういった点は、当日は遠くてほとんど顔の表情が見えなくても、空気で伝わるものなのかな〜、と変に納得したりして・・・。

今になって思えば、ワークス以前のツァーとその後のマジックツァーに挟まれたこのワークスツァーは、どうしてもインパクトが弱い感じがしてしまうんですよね。

またどうしても代々木が取り扱われる事が多いので、古巣の武道館ではどんなライヴが行われたのか、どんな感じだったのか、という事も気になっていましたが、じろーさんはご覧になったんですね!
今度会う機会がありましたら、もっといろいろお聞かせ下さい。

また他に武道館に行かれた方のご意見も聞いてみたいです!
メンテ
聖地・日本武道館。 ( No.10 )
日時: 2010/04/14 09:46
名前: 喜楽院

都心の、比較的大規模な大学の入学式は、
日本武道館で行なわれる場合が多い。
昨日だったか、明治大学の日本武道館における
入学式の模様がテレビに映し出された。
今は入学式に出る学生に加え、その両親も
入学式を見に来るそうで、武道館のキャパでは
収容しきれない人数になってしまうため、
式自体を2回、3回に分けて行なう大学が
増えているのだそうな。

大学の入学式に、親が大挙して押し寄せて
武道館があふれる?。
私の大学の入学式も武道館だったけど、
親はまあ確かに1階席(実質2階席)が
埋まる程度の集まりで、2階席はガラガラだったよな。
もう30年以上も前のことだけど。

親が大学の入学式に同行か。
過保護なものである。
よく考えたら、昨春、長女が大学に入ったとき、
私と妻とで入学式を見に行ったなあ…。
武道館じゃなくて、新潟市の朱鷺メッセだったけど。
人のコトは言えないわ。^^;

私が初めて日本武道館に足を踏み入れたのは
1976年の3月。
「クイーン」の二度目の来日公演初日観戦のとき、である。
公演そのものも楽しかったけど、とにかく
武道館の大きさそのものに、度肝を抜かれた。
ドーム球場なんかどこにもない時代である。
屋根つきで、こんなにも広大な空間があることが信じられなかった。
以来、私は武道館が大好きである。
2回目の武道館は、1979年の4月で、前述の、私の大学の入学式。
3回目は、またもや1979年4月でして、「ボストン」初来日公演初日観戦。
4回目も、またまた1979年4月で、今度は「クイーン」の
3度目来日公演の初日、であります。
5回目は…、これが覚えていないんだよな。
昨夜から考えているんだけど、そうしても思い出せない。

じゃあ、最後に武道館に行ったのはいつだったろう。
たぶん、1985年の「クイーン」、ワークスツアーの初日では
なかっただろうか…。
5月8日だったかなあ…。
それ以降の、武道館絡みの記憶が無い。
多分、あれ以来、武道館を訪れていないような気がする。

ぐるぐる回る巨大な歯車がセットされたステージ。
ピンクの美しい照明を浴びながら、
クイーンのライブ演奏にしては、やたら完成度の高い(笑)
「ラジオ・ガ・ガ」を歌うフレディを、私はアリーナ席の
ほぼ中央からうっとりと見つめていました。

今の私にとっての、それが最後の日本武道館でした。
なおかつ、それが私にとって最後のフレディ・マーキュリーでした。
武道館には、もしかしたら今後また、行く機会があるかも知れません。
でも、それが最後のフレディだったことは、もはやもう変えようが無いのです

メンテ
ワークス・ツアー ( No.11 )
日時: 2010/05/01 00:53
名前: ドレミの♪

あれから25年。もうそんなに経つのですね・・・。
ゴールデンウィーク明けの一番休めない時期にやって来た!(笑)
なんだかそんな印象の来日だったような気がします^^

久々にお邪魔致します〜
確かこの来日は、東京は武道館公演が2回だったと思います。
代々木は後から追加公演されたのですよね。
そしてあと他は名古屋と大阪がそれぞれ1回ずつの合計5公演。

今も覚えているのですが初日公演の後、
ブライアン、ロジャー、ジョン(フレディ〜!は、やはり居なかった><;苦笑;)の三人が、
”夜のヒットスタジオ”に生出演しましたね。
オープニングから観客は皆総立ちで、懐かしいナンバーが次々に演奏された時はやはり嬉しい反面;
当時囁かれていた”解散説”や”今回が最終来日説”やらで、
とてもフクザツな心境でステージを観ていた気がします。
ライヴ前にPVで見ていたステージ上の大きな滑車?!^^;
あれが曲=ラジオ・ガガの前奏と共に大きく回り始めた時は感動しました。
余談ですが、
このワークス・ツアーの”ガガ体操”からオーディエンスは皆さん、最後のWWRYを
頭上で両手広げてドンドンチャッてするようになったのではないでしょうか?!^^;(笑)
それまでは拳でしたもの〜♪^^

それからアンコールでフレディが、当時毎回羽織って登場した片方ユニオンジャック、
もう片方日の丸の大きなフラッグですが、
もうどの公演だったかまではすみません;もう頭の中でごちゃ混ぜになってしまってますが、
それらの両サイドをフレディとロジャーが笑いながら引っ張り合いしていたような・・?たぶん大阪?(笑)

・・あれが結局、最終来日だったんですね。
今年も又、もうすぐゴールデンウィークです!
メンテ
Q@武道館1985 ( No.12 )
日時: 2012/08/09 12:47
名前: アデリーペンギン
参照: http://kk-queenfanclub.sakura.ne.jp/bbs_archives/Queen85.jpg

Qは北海道(札幌)には79年、82年と過去2回来ていました。
最初は中学を卒業したばかりでお金もなく両親の反対もあり行けず、82年も会社で休みが取れずに泣く泣く断念しました。
で、85年・・・。当時ファンクラブに入っていた友人経由で情報を入手、チケットも彼女に頼んで取ってもらうことが出来ましたが、その友人はある事情でライヴに行く事が出来ず、私一人で行く事に・・・。
でも、2度も札幌公演を見逃している私にとってはもう我慢の限界、東京だろうがどこだろうが絶対行く!という気持ちが強かったので、一人でも苦にはなりませんでした。
また、当時えらく解散説が飛び交っていて、私の中で強い不安があったのも事実です。実際飛行機の中で読んだ新聞(全国紙)にも「この公演を最後に解散するクイーン」なんて書いてあったので、絶対に信じたくなかったし、ウソだと新聞記事に向かって怒りました。

私の席はアリーナのA列ー3、ジョン側の端っこ。最前列ではあったけどものすごく見づらい所でした。ロジャーや歯車のセットは全然見えませんでした。
それにも関わらずフレディ&ブライアンは端から端まで動き回っていました。
私のいる場所の近くにブライアンが来た時、もう腕がちぎれるほど手を振っていましたね。当然絶叫です。
このライヴで一番驚いたのは、以前までならアンコール前のラストとして演っていた「TIE YOUR MOTHER DOWN」を最初の2曲目に聴けたこと、「THE SEVEN SEAS OF RHYE」など古いナンバーを演ったこと、それから女装フレディが出てきたこと・・・。勿論ギターソロも凄かったし、他のナンバーも一緒に歌ったりしてノリノリでした。
席の関係でロジャー&ジョンが見づらかったのが残念でしたが、それでも少しでも見えたらキャーキャー言っていました。
ライヴとなると、レコードで聴いても好きになれなかった曲(私の場合、「圧力」「自由になりたい」「地獄」が・・・)もフレディのペースにうまく乗せられて踊っていた自分がいました。
「カリスマ」という言葉・・・好き嫌いを問わず、惹き付けられる力、またはその力を持っている人のことです。
フレディこそ真のカリスマ!と思いました。

生まれて初めて体験したロック・コンサート、それがこんなに忘れられないものになるなんて・・・

次の日は叫び過ぎて声が出ませんでしたが、「この目でQをついに見たんだ、ブライアンに会えたんだ・・・!」という大きな達成感と忘れる事の出来ない大きな喜びを感じました。

この日の武道館ライヴ、チケットの値段は\5,000でした。プラス往復の飛行機代、パンフ、グッズなどお土産代、その他の交通費・・・その他もろもろ金がかかって凄かったです。(ちなみに宿泊代は都内に従姉が住んでいたのでそこに泊まりました。ということで¥0。)
でも、大きな犠牲を払っただけのこと、いやそれ以上ありました。

あれから25年。フレディがこの世にいない今、本当に貴重な体験を自分はしてきたんだと強く思います。
メンテ
「掲示板入り口」を更新!& クイーンのポスター ( No.13 )
日時: 2012/08/09 12:49
名前: K&K管理人

皆さん、こんにちは。
今日から9月!・・・ですが、秋はまだまだほど遠い感じで
スズムシの鳴き声と共に、朝晩だけでも涼しくなる日が待ち遠しいですね。

さて、秋のイメージカラーといえば「セピア色」(←ちょっと、こじつけ^^;)
セピア色といえば、QUEENの「THE WORKS」♪(←これに、つなげたかったもので^^;)
ということで、
本日「THE WORKS」のアルバムカバーを取り上げて掲示板入り口を模様替えしました。

今回、このアルバムの裏ジャケのデザインについて、個人的に気になる事を書いてますが、
もうひとつ!このアルバムは東芝EMI移籍第一弾として、
日本盤の帯には「初回プレスのみ10万枚ポスター付!」と書かれてありましたが、
26年経った今になってそれを見た瞬間、“そんなのあったっけ?”と考え込んでしまいました。

・・・そのポスターを覚えている方、いらっしゃいます?


 70年代、レコードを買うとポスターは当然のように貰える事が多くて、
 もちろんそれはレコード屋さんにも依るとは思いますが、
 私の体験では、初めてクイーンのポスターを貰えたのは75年になってからでした。
 その後、音楽雑誌からのショットで構成されたカラーのポスターとか、
 いろんなライブステージからのショットのポスターとか、
 あと、音楽雑誌の付録で、折込みポスターというのもクイーンは多かったと思います。

 初期の頃に貰ったクイーンのポスターで、一番お気に入りだったのは、
 フレディとブライアンが椅子に腰掛けて、
 ロジャーとジョンはその後ろに立っているショットなんですが
 ジョンが日本盤シングル(誘惑のロックンロール)を手に持って、
 その中の自分(だけ)を指差しているのが微笑ましくて、
 白黒のポスターでしたがクイーンのロゴも印刷されていてとても大きなポスターでした。


とにかく、レコードを買った時に貰ったクイーンのポスターは必ず部屋に貼って、
目の保養を(*^^)してましたから、全てとは言わないまでも、
「THE WORKS」のそれも記憶の片隅にくらい残ってるはず・・・と思ったんですが、
中々思い出せずにいました。

でも「THE WORKS」のレコードの袋を取り出したら、アルバムと一緒に
ジャケット写真と同じショットで同じサイズの薄い紙(ポートレート)が入っていて、
それをよくよく見ると、四方の隅に押しピンの穴があいているのを発見!
“あ、もしかして、10万枚のポスターってこれだった?”

・・・覚えている方、下の↓これですよね?^^; (もし違ってたら教えてくださ〜い)
写真参照:左がLP盤、右がそのポスター。

http://kk-queenfanclub.sakura.ne.jp/bbs_archives/works_p.jpg

そういえば、こういうLP盤サイズのポスターというか、ポートレートは、
その翌年に発売されたフレディの「Mr.Bad Guy」のレコードにも付いていましたが
でもバッドガイのそれは、アルバムカバーの写真とは別ショットで、
しかもライナーノーツの裏面も含めると、綺麗なカラーのポートレートが4枚も付いていて、
かなり得した気分になりました。・・「THE WORKS」とは随分違ぅ〜(^^;


っと、ちょっと熱くなってしまいました、長くなってしまってすみません。
ということで、
「THE WORKS」に関しては勿論、このアルバムカバーについてのご意見のほか、
クイーンのポスターについて等も、皆さんからのご意見をお待ちしております。
メンテ
THE WORKSのポスター ( No.14 )
日時: 2012/08/09 12:50
名前: TOHRU

ご無沙汰してます、TOHRUです。
9月になっても相変わらず暑いですね。

早速ですが、THE WORKSのポスターの件で、僕の記憶と違ったので久しぶりにやってきました(^^ゞ

まず最初に思い出したのは、この時のポスターって、
「10th Anniversary」と書かれた割と大きなやつじゃなかったかなあ、と。
(↓1枚目のような写真でした)

http://kk-queenfanclub.sakura.ne.jp/bbs_archives/1.jpg

いまだに実家には、このポスター貼ってます(^^ゞ

じゃあ、Sweetさんの書いてるようにLPには何か入ってたっけと思い、
実際見てみたら、ジャケット写真と同じポスターはなくて、全く別のポスターが入ってました。
しかも4つ折りで入ってたのでサイズもそれなりにあります。
(↓2枚目のような写真です)

http://kk-queenfanclub.sakura.ne.jp/bbs_archives/2.jpg

この存在、すっかり忘れてましたけど(-.-)

さらに、帯には「10万枚ポスター付き!」なんてことは一切書かれてませんでした。
自分としては発売されて即買ったつもりでしたが、初回プレスじゃなかったのかもしれませんね。。。
それにしては、ちゃんとポスター入ってると

「10th Anniversary」ポスターは、ひょっとしたらレコード店でもらったやつで
記憶違いかもしれませんが、謎は深まるばかりです。。。

----------

すみません。訂正します。昨夜はどうかしてたかもです(^^ゞ

もう一度、THE WORKSの帯を見直したら、左上に「10万枚ポスター付き!」が書かれてました!
右側の「東芝EMI移籍云々〜」の方ばかり見てたので、すっかり見落としてました。
なんで気が付かなかったのか。恥ずかし〜。(;一_一)

で、確かに10th AnniversaryといったらHOT SPACEですよね。
HOT SPACEの帯にも「10周年」て書いてるし。
しかし10th Anniversaryポスターを「HOT SPACE」の時に貰ったかどうか全く記憶にありません。
長年、THE WORKSの時に貰ったと記憶違いしてただけかもしれませんね。

自分的には、THE WORKSのポスターの謎は解決しましたが^^;
メンテ
薄い紙(ポートレート)??? ( No.15 )
日時: 2012/08/09 12:51
名前: ドレミの♪

こんばんわ
お邪魔します^^

>管理人さま、
扉の模様替えお疲れ様です。
秋の花、彼岸花。むかし運動会シーズンのこの時期になると、
田んぼのあぜ道の至る所に咲いていた懐かしい思い出が・・・
ほんと真っ赤でいつ見ても神秘的なお花ですね。

ところで今月のアルバムはワークスとの事ですが、、、
管理人さまがアップされたその薄い紙のポートレートって一体なんなんでしょうね^^;?!
気になってしまいましたので、今回も又うちのを確認してしまいました^^;
ですが残念ながらうちのにはそういったポートレート類は何も入ってませんでした;;
ですがその代わりに初回限定のポスターというものが、
丁度LP盤にピッタリ納まるような感じで六等分に丁寧に折られ、
裏面の帯びに挟み込むような形で発売されていたのを当時自分は購入していたようです。
このアルバムは余り盤で聴いた記憶がなく、買って直ぐにカセットに落として聴いた方なので、
本当言うとこのポスターの存在すら忘れかけていたという、、、^^;
そこで、ふと閃いたのですが―、
裏面のジョン写真の配置なんですが、そのままこの四人を横並び一列にしてしまうと、
ジョンだけ帯びに隠れてしまう、、、^^;
ですからこのジョンだけ一段下に下げたとか・・・?!
あ、でも!それでしたら輸入盤の場合は関係ありませんものね!NG!(笑)
本当に。真意は一体何だったんでしょう^^;??

それから、今回は又気になったのでトコトンです!^^
うちも探したら出て来ました!(笑)
↓の10周年記念のポスターは、おそらくホスペがリリースされた時、
新譜と一緒にレコード店で貰ったものだったのでは?って思います。
これは'81頃の彼らですね☆ ロジャー顔のバスドラからもそれは頷けます^^
そしてよく見ると、このポスターの下部には、ワーナーパイオニアの文字がちゃんと入ってました。

http://kk-queenfanclub.sakura.ne.jp/bbs_archives/3.jpg


では、そしたらワークスの頃貰ったポスターは??って、今度は又色々探してみましたら、
ありました!(笑)
でも、本当言うとこんなの貰った記憶もありませんし、、、
うちに永年眠っていたことすら忘れ去っていたという(−−;)、、、(汗)

http://kk-queenfanclub.sakura.ne.jp/bbs_archives/4.jpg

因みにホスペの頃貰ったポスターがもし、10周年記念のものだったなら、
最後のポスターはいつどのようにしてうちへ来たポスターだったんでしょう???
パルコ?!
???益々意味がわからなくなってきました;;???
(す、すみませ〜ん、今回はワークスの話題でした;ごめんなさい。)

http://kk-queenfanclub.sakura.ne.jp/bbs_archives/5.jpg

-----------------

連投失礼致します。

因みにそれは↓こんな感じです〜^^

http://kk-queenfanclub.sakura.ne.jp/bbs_archives/6.jpg
http://kk-queenfanclub.sakura.ne.jp/bbs_archives/7.jpg
メンテ

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