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助手の、コダワリの『フェアリーフェラー』。
日時: 2006/11/05 03:07
名前: 喜楽院(新潟)

2005/08/11(Thu) 18:45

教授「喜楽院様、まんまと那由他様のワナに
はまってしまったのぉ。」
助手「応援曲『チャンス法政』ですか?
ちなみに『チャンタ法政』は役満です。」
教授「お前の言ってることは意味がわからん。」
助手「ま、とにかく“手練手管のクイズ女王様”のほうが
二枚も三枚も上手ですね。」
教授「喜楽院様も、おとなしくクイズ出してりゃ
よかったのに。『ヤブをつついてSerpent of the Nile』とは
このことじゃ。」
助手「クイズね。そういえばこのサイトの“売り”は、
曲の人気投票とかクイズだってどっかに書いて
ありましたよね。」
教授「人気投票やクイズは、はるかはるか以前の
ことじゃろう。」
助手「問題39からスタートし、今、170に近づかんと
している一連の問題群は、また別物なんですか?」
教授「長野と新潟でウロウロしている酔っぱらいが
画策しているだけのものに過ぎん。裏街道モノじゃ。
本流ではない。」
助手「はー。…では、その人気投票って、
どんな結果だったんでしょうね?」
教授「その前に・・・。お前なら質問条件はどうする?
ひとり10曲選んで1位〜10位まで選び、
1位は10点…10位は1点、50人のデータを重ねて…
総得点順とかか?」
助手「妥当ですよね。でも順位付けても
しょうがないですよね。」
教授「最近では、おのおのが『オリジナル・マイ・
ジュエルズ』を設定したこともあったのぉ。
それぞれの好みが反映されておった。」
助手「クイーンのベスト曲は、各個人個人で全く別々で
いいでしょう。」
教授「そういうお前は何が好きなんだ?」
助手「いや、特に…まんべんなく…。」
教授「それじゃ話が前に進まないじゃんか。何かに決めろ。」
助手「そう言われましても…。」
教授「ようし…。強引に決めよう。一番好きなアルバムは?」
助手「…迷いますが…『オペラ』、
もとい、『セカンド』かな?」
教授「ふむ。『セカンド』か。では、『セカンド』の
A面とB面ではどちらがお好きかな?」
助手「そりゃ、B面です。」
教授「例の3曲メドレーかや?」
助手「はい…。まあ、中では『フェアリーフェラー』が
一番かな。」
教授「んじゃまあ、そういうことにしよう。」
助手「はあ…。」
教授「今までに何回聴いた?」
助手「う〜ん。…月に10回として年間120回。
25年は少なくとも聴いているから…3,000回か。」
教授「まあまあだね。『フェアリーフェラー』を聴いてて
楽しいかね?」
助手「そりゃもう。」
教授「歌詞は全部言えるかな?」
助手「難しい単語が多いので、完璧ではありませんが、
一応ザっとなら…。」
教授「ほほお…。では『フェアリーフェラー』の曲の中で、“チャチャチャ”っと3連打のクラップ音が何回か入るが、
全部で何回入るかわかるかな?」
助手「もちろんです。9回です。」
教授「正解。ま、当然だわな。…で『フェアリーフェラー』を
聴いてて、その9回がどこに入るか完璧に
把握しているかな?」
助手「はい。わかります。」
教授「うんうん。いいねいいね。では…あなたが思う
『フェアリーフェラー』の聴き所とは?」
助手「前半部で極端に出番を抑えられ、鬱屈していた
ギター音が、後半に進むやいなや息を吹き返し、
派手なギターソロなどでシャシャリでてきます。
と思った瞬間、♪And the arch magician presides,
He is the Leader.のバックでレスペと思われる不思議な音が、
実に奇怪な音階で沈んでいきます。」
教授「わかるわかる。『フェリフェラ』の
ハイライト部分じゃな。他には?」
助手「『Oberon & Titania……Mab is the queen…』の次の
2度目の『Fairy dandy tickling the fancy of his lady
friend』でベース音が音階を“ぼぼぼぼぼぼぼぼーん”と
駆け上がるところがありますが、あそこ、1音足りません。
意識的に抜いた、とは思えません。」
教授「『ブライトン・ロック』のエンディング直前に
テイラー氏のドラミング、3連符の連打で1打抜ける
ところがあるが…それと同じじゃな。
まあいいや。アラ探しはやめましょう。他には?」
助手「わたしが思う、この曲のハイライト、は
エンディングです。♪Come on Mr.feller,
Crack it open if you please.の部分のバックコーラス。
この部分の直前まで、本流のバックコーラスが
存在するのですが、それにかぶさるように比較的ぶ厚い
コーラスが“フェーアリ〜〜・フェーラ〜〜”と
この部分から乗っかって来ます。」
教授「確かにあそこは、『ボヘラ』が登場するまでは
ロック界で最も美しいコーラスと言われた、『イエスの
「クロス・トゥ・ジ・エッジ」のエンディング部』の、
やたらエコーの効いた和音に匹敵する美しさじゃの。」
助手「そしてその直後、“あ〜〜〜〜・あ〜〜〜〜・あぁ”と
いうコーラスで締めくくられ、次曲の『ネヴァーモア』に
引き継がれます。」
教授「ふむふむ。」
助手「実はこの“あ〜〜〜〜・あ〜〜〜〜・あぁ”の最後の
"あぁ“の音階がたまらなく良いのです。
突き放されたように、まさに『ネヴァーモア』へ
落ち入る瞬間を演出していて見事です。
どの音にするか3つほどの選択肢があったろうと
思われますが、恐らくベストでありましょう。」
教授「ふ〜ん。そんなもんかね。」
助手「長くなってしまいました。個人的な感動の押し売りは
やめましょう。」
教授「そうしましょう。」
助手「他の人の、『クイーンの楽曲における“ここが私の
こだわりの聴き所!”』も、うかがってみたいですね。」
教授「ひたすら待ちましょう。」
助手「♪らーららら。フォエバーアー」

メンテ

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