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DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」〜その1〜
日時: 2007/12/26 10:29
名前: DADA

K&Kさま みなさま こんにちは

DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」

みなさまの素晴らしい感想、楽しく拝見しています。

自分が気がつかなかった部分はなるほど〜と思いながら、
同じように感動したの部分では
思わず、うん、うんとうなずいてみたり、
読んでいて嬉しい気分になります。


DVD発売日当日。
近所のショッピングセンターにあるCDショップを訪れました。
フフフ。。毎週水曜日はポイント2倍だし。。。

ワクワク、ドキドキしながら店内へ。。。

えっ、どこ? どこにあるの?
Queenコーナーを探しても、洋楽DVDコーナーを探しても
DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」が見つかりません。

あれ?まだ入荷していないのかな?と思って
店員さんに聞いてみました。
「もう売り切れました。」
ガ〜ン。。。
そ、そんな。。。
せっかく楽しみにしていたのに。。。
やっぱり開店と同時に買いに行けばよかった。。。
DVD、けっこう人気があるんですね。

どうしようか迷ったのですが
「Love Of My Life」の件もどうしても気になり
都心のCDショップまで探しに行くことにしました。
電車賃は思わぬ出費でしたがどうにか手にすることができました。

急いで戻ってきて、帰ってDVDを楽しもうと思いながら
さっきのショッピングセンター内を歩いていたらどこからともなく
フレディの歌声が。。。
「Killer Queen」
「We Are The Champions」
が流れてきました。
都心まで往復した疲れも吹っ飛びました。


まずは2枚目のライヴ・エイド。

DTS Digital Surround で聴いてみました。
フレディの歌声、演奏の音、歓声にすっぽりと包まれているようです。
まるで自分もその場にいるよう。。。

気分はすっかり1985年7月13日のウェンブリー・スタジアムです。

1曲目に「Bohemian Rhapsody」を持ってくるあたり、よく考えられた選曲ですね。
この日はQueenファン以外の観客もたくさん会場にいるわけですから
この曲で掴みはオッケイ。場内も盛り上がります。

「Radio Ga Ga」では画面に向かって思わず両手を振り上げてしまいました。

臨場感があって、すぐそこでフレディが歌っているみたいです。
手を伸ばせば届きそう。
アップも多いし、(他のメンバーのファンのみなさま、ごめんなさい。)
「Hammer To Hall」ではフレディがTVカメラにかぶりついていますね。
フレディの汗がこちらまで飛んできそう。

あっという間の20分。。。

ライヴ・エイドのQueenの映像は今まで何度も観ているのですが
観る度に新鮮な感動があります。

ライヴ・エイドのパフォーマンスはQueenのライヴの中でも大好きなひとつです。
ここ一番、元気と勇気がほしいときに見るライヴ映像です。


さて、1枚目、MONTREAL のライヴ。

映像は、

DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」と
DVD「QUEEN WE WILL ROCK YOU」を
観比べてみました。

DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」の方がより明るい場面が多いです。
メンバーの髪も肌も明るい色に見てます。

フレディがピアノを弾く左腕の毛の色も少し明るく見えます。
DVD「QUEEN WE WILL ROCK YOU」はもっと黒々としています。
どちらがいいかはその人の好みですけどね。(って、こんなことで選ぶ人はいないか。。。)

「Get Down Make Love」もDVD「WE WILL ROCK YOU」では
暗くておどろおどろしい感じがしますが
DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」では明るくなった分その感じが少し薄れます。

音は、

DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」は DTS Digital Surround で、
DVD「QUEEN WE WILL ROCK YOU」は Dolby Digital Surround で
どちらも 5.1 Surround で聴いてみました。
各スピーカーの音量はそれぞれ同じレベルにセットしました。

CD「QUEEN ROCK MONTREAL」と重複する感想もありますが。。。

DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」では
楽器の演奏音のひとつひとつに存在感があります。
特に低音は迫力があります。
我が家の弱小 5.1 Surround で聴いても
床が地響きを起こします。
ドラム、ベースの音に重量感があります。

「Bohemian Rhapsody」のコーラスパートの最後、
それから「Tie Your Mother Down」の最後の
爆発音は映画の効果音並みの迫力です。
Metoron星人曰わく、
ホントに爆発したのかと思った。

CDで聴いたときはギターの高音やシンバルのシャカシャカ感が少し気になりましたが
それもあまり感じません。低音の方が勝っているからでしょうか。
1曲目の「We Will Rock You(Fast)」のシンバルの音は
前からだけでなく後からも前とは別のシンバルの音が聴こえてきます。

CDと同様に歌声が響いて聴こえることが多く、
コンサート会場で聴いているような感じがします。反響音のような。
ライヴの臨場感があります。
エコーが効いていて「Play The Game」のように
まるで大浴場で聴いているような感じがする曲もあります。

「Save Me」良いですねぇ。うっとりします。
フレディとはまたひと味違った
ブライアンのしっとりと優しいピアノの音も素敵です。
ジョンのメロディアスなベースラインも美しいです。

コーラスでのロジャーの歌声が素晴らしいです。
ライヴ盤を聴く時、いつもならついついフレディのボーカルにばかりが気がいってしまいますが
ロジャーがこれほどまでにカバーしていたとは。。。
「Somebody To Love」の最後の部分などはロジャーの方がメインのようです。
スタジオ盤のコーラスをライヴで同じように再現するのは到底無理なわけで
ライヴではそれのためのコーラスをきっとあらたに構築しているのだと思います。
ブライアンとの3人のハーモニー、DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」ではそれを充分堪能することができます。

「Now I'm Here」では最初のベンベンベンベン・・・というギター音のあとの

 Here I stand
 Look around around around
 But you won't see me

 Now I'm here, Now I'm there, I'm just a...

の部分がDVD「QUEEN ROCK MONTREAL」にはありますが
DVD「WE WILL ROCK YOU」では抜けています。

♪ Now I'm here, Now I'm here, Now I'm here...

フレディの歌声が3箇所から順に聴こえてきて
奥行き感、立体感があって聴いていて楽しいです。

DVD「QUEEN WE WILL ROCK YOU」はセンターのスピーカーから聴こえてくる
フレディのボーカルの音が演奏の音よりも大きいです。
エコーがあまり掛かっていないのでフレディの歌声をより身近に感じます。
ステージ上で歌っているフレディのすぐそばで聴いている感じがします。

ボーカル、演奏、コーラスのバランスが良く
コンサート会場で聴いているような雰囲気、迫力のある演奏を味わうのなら
DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」

そんな感じでしょうか。

CD「QUEEN ROCK MONTREAL」では聴くことができた
「Flash」「The Hero」は
DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」には収録されていませんでした。残念。
メンテ

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DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」〜その2〜 ( No.1 )
日時: 2007/12/26 10:30
名前: DADA

MONTREAL の「Love Of My Life」

先日お話ししたとおり、
DVD「WE WILL ROCK YOU」では歓声は聴こえますが観客の歌声はきこえません。

CD「QUEEN ROCK MONTREAL」では歓声と観客の歌声も聴こえます。

DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」でもCDと同様に歓声と観客の歌声も聴こえます。

映像はDVD「WE WILL ROCK YOU」もDVD「QUEEN ROCK MONTREAL」も
どちらも「Love Of My Life」を歌っている最中は
フレディとブライアンの姿しか映りません。
観客が歌う姿は映っていません。
やはり映像からはDVD「QUEEN ROCK MONTREAL」でも確認することができませんでした。

DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」の「Love Of My Life」のブライアンとロジャーのCOMMENTARYで
ブライアンが南米公演の時、観客がこの曲を歌った話しをしているのはわかったのですが
それ以外のことが英語字幕を辞書を片手に見たのですが私の英語力ではよくわかりません。

DVD「WE WILL ROCK YOU」ではディレクターがCOMMENTARYで
やはり南米の話しをしていることはわかったのですがそれ以外のことがよくわかりません。
こちらのディレクターがしゃべっている内容は音声だけで英語字幕はありません。

もしかしたら、ブライアンやロジャー、ディレクターの「Love Of My Life」での
COMMENTARYの内容がもう少し理解できればわかることもあるかもしれませんが。

「QUEEN ROCK MONTREAL」の映像収録の時、観客が「Love Of My Life」を
歌っているのか、いないのか、
やはりよくわかりません。

北米公演のライヴ音源はあまり持っていないのですが
手持ちの北米公演のライヴ音源のうち先日お話しした2公演を含む
下記の公演日について調べてみました。

1977.12. 1 USA New York
1977.12. 2 USA New York
1978.10.28 USA Dallas ※
1978.12. 1 Canada Montreal
1978.12. 7 USA Chicago
1978.12.14 Canada Vancouver
1978.12.16 USA Oakland
1980. 8.20 USA Hartford
1980. 9.10 USA Milwaukee
1980. 9.19 USA Chicago

※ 1978.10.28 USA Dallas では録音機の近くで若干1名女性が歌っていますが
それ以外では「Love Of My Life」では観客の歓声は聴こえますが歌声は聴こえません。
もしかしたら録音機のそばにいた観客だけが歌っていなかったのかもしれませんが。
他の曲との比較ということで「We Will Rock You」も聴いてみましたが
それは観客の歌声が聴こえました。

1982年の北米公演、

1982. 7.21 Canada Montreal
1982. 7.28 USA New York

この2公演では「Love Of My Life」の曲自体、
演奏されたのかどうかはわかりませんが
私の持っているライヴ音源には収録されていません。

たまたま私の聴いた北米公演の時は観客が歌わなかっただけかもしれません。
全ての北米公演のライヴ音源を聴いたわけではありませんし。
普段は歌わない北米の観客もこの時は歌ったのかもしれませんし。
何とも言えません。


「Love Of My Life」でもうひとつ気になったことがあります。

この曲には

Because you don't know

という歌詞が何回かでてきますが

最初の you don't know

DVD「WE WILL ROCK YOU」では

ユー ドンツゥ ノォウ ではなくて

ユー ノンツゥ ノォウ と歌っているように私の耳には聴こえます。

↓ こちら、同じ映像だと思われます。

http://jp.youtube.com/watch?v=eEjo1jFPup4

しかし、
DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」と
CD「QUEEN ROCK MONTREAL」とでは

ユー ドンツゥ ノォウ と聴こえます。

どうして違って聴こえるのか不思議です。


DVD「WE WILL ROCK YOU」ではライヴの最中の
歌っている歌詞やおしゃべりを英語の字幕で見ることができます。

「Love Of My Life」を歌う前にブライアンがおしゃべりをしています。

Give us a little help with this.

This is“Love of My Life.”

と字幕がでます。

それからギターを弾きはじめます。
そしてその途中で

You remember this.

とブライアンの声と共に字幕がでます。

DVD「WE WILL ROCK YOU」では
「Love Of My Life」において
ブライアンの声はこれだけしか聴こえないのですが
DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」
CD「QUEEN ROCK MONTREAL」
では、

Give us a little help with this.

This is“Love of My Life.”

と言う前にもブライアンが何かしゃべっています。

アー ユー ○ ○○○ ○○○○○ シンギング ?

英語が聴き取れなくて
英語の意味もよくわからないのですが
観客が歌っているか、歌っていないかは別として
これは想像ですが
もしかしたら観客にも「Love Of My Life」を歌ってほしかったのかなとも思われます。

「QUEEN ROCK MONTREAL」で聴こえる「Love Of My Life」の
観客の歌声。。。

謎が残ります。。。


それから、
「Love Of My Life」の歌が始まって
最初の

Because you don't(ノンツゥ?) know

What it means to me

とフレディが歌った後、

DVD「WE WILL ROCK YOU」では

You don't know it. huh ?

とフレディの声と共に字幕がでます。

そして、
いったん視線を下に落とし
直ぐに傍らにいるブライアンの方を見ます。

DVD「WE WILL ROCK YOU」では声が聴こえないのですが

DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」と
CD「QUEEN ROCK MONTREAL」
では

ブライアンは

ザッツ オーライ

と言っているように聴こえます。

フレディが

You don't know it. huh ?

とぼそっと言った理由がよくわからないのですが。。。

あくまでも想像ですが
考えられることの一つは

DVD「WE WILL ROCK YOU」では観客の歌声が聴こえなかったので
「Love Of My Life」を歌わない観客について

この曲のこと(歌詞など)を知らないのかな?

と思って言たのか。


もう一つ考えたのは

DVD「WE WILL ROCK YOU」で聴こえたように

ユー ノンツゥ ノォウ

と間違えて歌ってしまったことに気が付いて
正しくは

ユー ドンツゥ ノォウ

だったね。

と思って言い直したのか。

DVD「WE WILL ROCK YOU」で初めてこのシーンを見た頃は
前者かなと考えていたのですが、
最近はどちらかというと後者の方なのかなとも考えているのですが。。。

でも、この後者の考えは
DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」と
CD「QUEEN ROCK MONTREAL」
では

ユー ドンツゥ ノォウ

と歌っているように聴こえるので
これだと
この考えが成り立たなくなってしまいます。

また、前者だとすると
DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」と
CD「QUEEN ROCK MONTREAL」
では観客の歌声が聴こえるので
この考えも成り立たなくなってしまいます。

こちらも謎が残ります。。。
メンテ
DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」〜その3〜 ( No.2 )
日時: 2007/12/26 10:32
名前: DADA

Queen のライヴ

今回も些細なことに着目してしまいました。。。
こんな重箱の隅を突くような聴き方はどうなのかなと
自分でも思います。

もちろん MONTREAL のライヴは楽しんでいます。
CDも含めて何回も聴いています。

いずれにしても
どんな歌声であれ
フレディの歌声を聴くことができて嬉しいです。

初期のスタジオ盤で聴くことができる
摩訶不思議な高音の地声も好きですし
美しい裏声も大好きです。

体調を崩してからの魂の叫びのような歌声には。。。

ライヴでの力強い歌声も大好きです。

そもそもライヴ音源を聴くようになったのは
オフィシャル盤のアルバムを聴いていくうちに
残りわずかになってしまい、
あぁ、これを聴き終えたらもう新たな曲を
聴くことはできないのかぁ
寂しいなぁと思っていたところ、
国内盤でなくてもいいから
何かまだ聴いたことのないモノはないかなぁと思って
探していたら出会ったのが切っ掛けです。

ただその時はそれがブー○ということを知らず、
というかそういうモノがあること自体知らず、
初めて聴いた時はあまりの音に。。。
(それでも今から思えば比較的音の良いモノだったのですが。)

その後、どうやらそういうモノがあるらしいことを知って
いろいろ探して聴いてみるようになりました。

何だかよくわからないけど
それまでオフィシャル盤で聴いていた完成されたスキのない音とは違った
リアルなその臨場感、生き生きとしたフレディの様子、歌声に
実際のフレディのライヴを体験することができなかった自分は
すっかり魅せられていました。

あたりまえですが、同じライヴはひとつとしてありません。

何といってもその都度、違ったフレディに出逢えるのが魅力です。

はじめのうちはできるだけ音の良いモノをと思って探していたのですが
そのうち音は悪くても
アクシデントがあったり、間違えたり、声の調子がいまいちながら頑張っているフレディ。。。
それはそれなりに楽しく聴くことができました。

ライブ音源の中には音質の悪さのせいか聴いていると頭が痛くなってしまうモノもあります。
聴いてみたら既に持っているオフィシャル盤のコピーだった。。。なんてこともあります。
もったいなくて開けられず聴いていないライヴ音源もいくつもあります。
今回「Love Of My Life」を調べる為に初めて聴いた音源もあります。


今回は「Love Of My Life」について考えましたが
他にも
DVD「WE WILL ROCK YOU」の「We Will Rock You(Fast)」では
映像と音とが合っていないシーンがあります。
(DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」では合っていますが。)
フレディは口元からマイクを離しており、口も動いていないのに
フレディのかけ声だけ聴こえるシーンがあります。

DVD「QUEEN ROCK MONTREAL」の日本語解説書によると
MONTREALのライヴは2日間収録したそうなので
DVD「WE WILL ROCK YOU」を編集するときに
部分的に映像と音とが別々のモノのを使った可能性も考えられます。

もちろんライヴでのフレディの歌声、
最高の音で聴いてみたいです。

アーティスト側から考えたらできるだけ良いモノを聴いてもらいたいと思うはずです。

今回の「QUEEN ROCK MONTREAL」も
その為に新たにリミックス、リマスターしたのだと思います。

音の良いオフィシャル盤で聴くライヴ、
それはそれでたいへん楽しく、嬉しいことです。

それとは別にできるだけその時のライヴそのままの様子も知りたいと思ったわけです。

今回不思議に思った「Love Of My Life」での観客の歌声も
フレディの一部の歌声もいずれもいつのライヴの歌声かはわかりませんが
きっとそのライヴでのひとときはQueenにとって、フレディにとって、ファンにとって
何ものにもかえ難い素晴らしいひとときだったと思います。

先にご紹介した映像にもありますし、
また、SweetさまもDVDの感想の中で触れていらっしゃいますが
MONTREALのライヴ映像でフレディが「Love Of My Life」を歌い終わると
客席の様子が映し出されます。
その観客の中に右手にカメラを握りしめウットリとステージを見つめる
ひとりの女性の姿があります。
彼女の気持ち、すごくわかるような気がします。。。

またあらたなQueenのライヴにそしてフレディの歌声に出逢えるのを楽しみに。。。
メンテ

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