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クイーンについての考察ホット・スペース編
日時: 2009/04/01 00:09
名前: じろー

いよいよホット・スペースの登場となるわけなのですが…
クイーンの楽曲及びアルバムは十分に個性的であり、それぞれに他とはちょっと違うぞ…という匂いがあります!!

・未知数の可能性を秘めた記念すべき1st…
・クイーンにしかないサウンドを確立した2nd…
・スタイルの幅を広げ、親しみやすくした3rd…
・様々なジャンルのサウンドをクイーン風に表現したオペラ座…
・セルフ・プロデュースすることにより、最もクイーンらしいかもしれないレース…
・アメリカを意識し、大作を止めたニュース…
・演奏者としての技術的な完成を感じさせるジャズ…
・シンセサイザーを取り入れ、よりポピュラーになったゲーム…

結成から10年を迎えたクイーンが次に出すアルバムには、どんなコピーをつけることになるのだろうか…!?
そしてそのアルバムこそがホット・スペースでした!!

白と黒を対比させてきたクイーンには似つかわしくない原色のジャケット…
いったい今度は何をやらかそうというのか!?

アルバム自体もそうだが、A面の一曲目にはいつも驚かされてきた!!
なんでもアリのクイーン…
僕は十分に覚悟をしてレコードに針を落とした…「ステイング・パワー」!!

「???何これ!?これがクイーン!?」
さっきの覚悟が揺らぎそうになった…(笑)

メロ派か!?リズム派か!?と言われれば、僕は間違いなくメロ派だ!!
クイーンの曲でもどちらかというとメロディ系に魅力を感じている…
いや、それより何よりなんだ!?このシンセベースは!?ブラスセクションは…!?

くそっ、またやられてしまった!!…驚いているうちに「ダンサー」が始まる…やはりシンセベース!!
ブライアンらしいギターが入るが、この乾いたスネアドラムの音からして今までのクイーンにはなかったサウンドだ!!

やっと生ベースの音が出てきた…「バック・チャット」だ!!
ベースのリフによる構成は、「アナザー・ワン・バイツ・ザ・ダスト」からの流れだろう…しかし、このギター…!?
マイルドなディストーション(歪み)は、ブライアンのギターが今風になってしまった…と思わせる!!
6ペンスコインの使用と合わせて唯一無二だったピッキングは、流行りの音になってしまうのか…!?

そして再びシンセベース…「ボディ・ランゲージ」!!
3連のリズムにもかかわらず、ロジャーのドラムのネバリが少ない…こんなのライヴで演れるのか!?

「ボディ・ランゲージ」がフェードアウトしてゆくと「アクション・ディス・デイ」
…ここでもロジャーのドラムは軽いが、それよりも驚いたのは中間部でのデジタル・シーケンサーと
サックスのソロだ!!ザ・ゲームでシンセを導入したが、SEもしくはストリングス的な使い方だった…
曲調には合ってる…だが、クイーンがシーケンサーを…!?
更にはサックスだ!!
クイーンのアルバムは基本的にメンバーの手によって演奏されている…
メンバー以外の演奏者が登場することが上手くイメージできない…

まだ半信半疑のままB面に移る…
「プット・アウト・ザ・ファイヤー」、歪んだギターのカッティング!!
おおっ、ブライアンのハード系のクイーンだ!!
音色的にはJazzで感じた“砂”というより、もっと細かい“土”を感じる…
フレディのシャウトやコーラスがクイーンを感じさせる!!ようやくクイーンの新譜なんだという気になってきた!!

ピアノのイントロから「ライフ・イズ・リアル」…
プレイ・ザ・ゲームからの流れか!?
中間部でシンセがブライアンのギターのような音色を出している…やはりシンセの使い方が変わってきている…
だが、ここでのアコースティックギターはピキピキしていていい感じ!!

「コーリング・オール・ガールズ」はハギレのいいギターストロークだ!!
ジョンの曲!?いや、ロジャーなのか…あれ!?
そういえばロジャー、ブライアンのリードボーカルが無い!?
ん!?次あたりでブライアンのボーカルかな!?

ブライアン作の「ラスパラブラス・デ・アモール」…「テヲトリアッテ」と
「セイル・アウェイ・スイート・シスター」からの流れだ!!
しかし、リードボーカルはフレディ…
いかにもブライアンらしい曲なのに…!?

「クール・キャット」はフレディとジョンの共作だ!!
!?これは……!?
今までのクイーンのパターンにはなかった曲…
ファルセット・ヴォイス…ギターのカッティング…
今までのクイーンらしくはないけれど、これはいい感じだ!!

アルバムの最後を飾るのは、グレイティスト・ヒッツに収録された「アンダー・プレッシャー」だった…
もうすでに耳に馴染んだ曲であり、取り立てて違和感はないが…
何故この曲がこのアルバムの最後の曲なのだろう…!?と考えると、その理由は見つけられなかった…

あらためて聴いてみると、ボウイの独特の声質がクイーンのハーモニーに意外にハマっているのが興味深い!!
楽曲のクレジットにクイーン以外の名前が挙がるのは、
「ドゥーイング・オールライト」のティム・スタッフェル以来のことだったが、
アクセントとしてクイーンの新しいスタイルを感じた…


さてさて、全体を通して聴いてみても一度聴いたくらいでは驚きが先に立ってしまい、
うーむ…とうなるだけだった!!(笑)
ただひとつだけ確信を持っていたのは、きっとこのアルバムも好きになってしまうだろう…ということだった!!

結果として商業的に失敗したとされ、賛否両論を生んだ問題作…と呼ばれるようになるのだが、
このアルバムの意図は何処にあったのだろうか…!?

そのひとつに、流行りに対するアプローチがあったと考えています…
ロッド・スチュアートの「アイム・セクシー」あたりから、
デビッド・ボウイの「レッツ・ダンス」などへの流れの中、ロック・ミュージシャンの間に
ダンス・ミュージックの流行がありました!!
その結果はマイケル・ジャクソンの「スリラー」へと続くのだと思われますが、
ひとつの考え方としてホット・スペースはその流行を先取りした…のかもしれません!!
しかし、ダンス・ミュージックの流行の根底にはブラック・コンテンポラリー・ミュージック
いわゆるブラコンの要素が含まれており、クイーンのサウンドはそこからは外れていたのではないか…!?
つまり、本当の意味での先取りではなかったような気がするのです!!

残念ながら僕は、ブラコンには詳しくないのですが、例えば…
ジェフ・ベックとともにプレイしたスタンリー・クラーク(b.)やナラダ・マイケル・ウォルデン(Dr)などは、
ブラコン系〜フュージョン系に流れていきました…
ジェフ・ベック自身にももともとフュージョンに通じる部分があったけれども、
どうもクイーンにはそれが見当たらない!!
世界に捧ぐでアメリカを意識した…と言ったけれど、
結局のところクイーンはブリティッシュ・ロック・バンドに他ならなかった!!

そのクイーンが流行りの音を取り入れたところに、なにかしらの違和感を覚えたのかもしれない…
「プット・アウト・ザ・ファイヤー」のスネアにかけられたゲート・リバーヴや
「バック・チャット」でのマイルドなディストーション・ギター…
初期において「100m先から聞いてもそれと判るサウンド…」と称されたクイーンのサウンドは
大きく変化し始めていたのだ!!

僕個人としてのイメージとしては、クイーンにはクイーンにしかない独特のものがあった!!
そのクイーンが流行りに迎合することに抵抗を感じるのだ…
クイーンは常にクイーンであり、流行りに左右されるものではない!!


また、ライヴにおいてもクイーンは大きく変化し始めていた!!

81年の武道館を見逃してしまったので、本当の変化がどこにあるのかは微妙だが
82年のホット・スペース・ツアーはクイーンのライヴの歴史において異例だったと思います!!


81年のライヴは昨年、映画館でも公開されたモントリオールで観ることができるが…
ミュージック・ライフ誌などの来日公演レポートを見ると
「メンバー全員がシンセサイザーを代わる代わる弾きまくり、スペイシーなステージを繰り広げた…」とあった…
レポートを見るかぎり、どんなステージだったのだろう…!?と期待したが、
当時リリースされたビデオ(ウィ・ウィル・ロック・ユー)は画像が暗く、音質もイマイチだった…
昨年になってようやく、当時の生のライヴがどんなものだったのかが想像できたような気がします…

あらためて、81年に武道館に足を運んでいたら…などと考えもしたが、
やはりそれ以上に82年のライヴは衝撃的だった!!

サポート・メンバーが入ったことは大きなポイントだ!!
シンセ、シーケンサーの多用に加え、4人の動きが大きく変わった!!

西宮球場では演奏されなかったが「ステイング・パワー」ではジョンがリズムギターを担当する!!
「セイヴ・ミー」では前半でこそブライアンがピアノを弾くが、サビからはフレッド・マンデルがエレピを引き継ぎ、
フレディとのリレーはなくなった…

つまり、クイーンの4人だけ…ではなくなったのだ!!

スマイルが結成されたとき、クリームのような3ピースバンドのイメージがあった…
初期のクイーンのライヴでも、フレディがピアノを弾かない曲には3ピースバンドに近いものがあったと思います!!

要するに5人目のプレイヤーが加わることで、ライヴにおけるクイーンのバトルはなくなったような気がするのだ!!
ライヴが悪くなったわけではない!!サポートメンバーが入ることにより、音は厚みを増し完成度は高くなった!!
しかし僕が聴くかぎり、クイーンのライヴからはスリルがなくなったと言えるのではないだろうか…!?

後にクイーンは、スパイク・エドニーという5人目のプレイヤーを得ることになる…
スパイクのクイーンとの関わり方は、フレッド・マンデルとのそれとは明らかに違っている!!
そういった意味でも、ホット・スペース・ツアーは他のツアーとは違った印象を感じるのです!!

また、「キープ・ユアセルフ・アライヴ」や「キラー・クイーン」がセットリストから外れたこと…
「アンダー・プレッシャー」を除いてはホット・スペースからの曲が
ライヴでは取り上げられていないこともその要因になるかもしれません…


70年代のクイーンを求めるファンにとっては、
クイーンは別物になってしまった…と思われても仕方がないかもしれないわけで…
無理やりこじつけるとするならば、
常識に囚われない自由なクイーンのやり方は変わってはいないということになるかもしれない…


僕の正直な感想を言えば…(2ndに代表される)初期のクイーンを求めるのなら、このアルバムはクイーンではない!!
しかし、それぞれの曲をじっくり聴いてみればたくさんの仕掛けが隠されていて、実に興味深(おもしろ)い!!
そして何より、それぞれの曲を日替わりで脳内再生してしまうほど
キャッチーな曲がたくさんあったということになります!!

僕は「フェリー・フェラー…」や「ボヘミアン・ラプソディ」が大好きだ!!
しかし、ホット・スペースの曲にも好きな曲はたくさんあるのだ!!


最後に気になる点を挙げるとするならば…
流行りに迎合したような部分には違和感を感じるし、
「ボディ・ランゲージ」におけるシンセの使い方はいただけないと思っています…(笑)

70年代のクイーンしか認めない…という人には問題作と言えるでしょうが、
こんなクイーンもあるんだ…と思える人には問題作でもなんでもないのではないでしょうか…!?

今日はこのへんで…
メンテ

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STAYING POWER・・・ ( No.1 )
日時: 2009/04/01 00:11
名前:

ライブのDVDではじめて聞いたので、
そういうイメージがあったんですが、
アルバムの方があまりにゆっくりだったので、びっくりしました
メンテ
Re: クイーンについての考察ホット・スペース編 ( No.2 )
日時: 2009/04/01 00:12
名前: Sweet

じろーさん、クイーン考察「ホット・スペース編」をどうもありがとうございました。
&お誕生日おめでとうございました〜♪

さて、まずこのアルバムが発売されたのは1982年で、
それより1年前の前作が「フラッシュ・コードン」というサントラ盤でしたから
か〜な〜り待ちに待ったアルバムでした。
まぁ、待ってる間に(1981年)発売されたロジャーのソロ・アルバムにも飛びつきましたが。


> 白と黒を対比させてきたクイーンには似つかわしくない原色のジャケット…

いや、もうこの時点では「白と黒を対比させてきたクイーン」というイメージは
古いというか、薄くなっていたというか、新しいクイーンへの期待が大きかったのでは?
それに、原色4色の色使いは当時、自分にはとてもお気に入りでした。


> 結果として商業的に失敗したとされ、
> 賛否両論を生んだ問題作…と呼ばれるようになるのだが、

商業的に失敗したとは言え、日本のチャート最高位はオペラ座より上を記録してますし
賛否両論あっても、別に嫌いなら嫌いでいいじゃんと思ってました。
それに、この頃になると、もうクイーンの地位は確立されていたように感じてましたし
クイーンは何があっても大丈夫!みたいな自信さえ自分にはありました。
でもそれは逆を言えば、自分はクイーンのアルバムをきちんと評価できなくなっていたと思います。


> 僕個人としてのイメージとしては、クイーンにはクイーンにしかない独特のものがあった!!
> そのクイーンが流行りに迎合することに抵抗を感じるのだ…
> クイーンは常にクイーンであり、流行りに左右されるものではない!!

うーん、クイーンにはクイーンにしかない独特のものがある、だから、
クイーンは常にクイーンだというのはわかりますけど
流行りに左右されるものではない!というのは、ファン個人個人の思いであって
そういう風に決めてしまうことで、このアルバムが問題作だと呼ばれるようになっていったのでは?


> 82年のホット・スペース・ツアーはクイーンのライヴの歴史において異例だったと思います!!
> サビからはフレッド・マンデルがエレピを引き継ぎ、フレディとのリレーはなくなった…
> 要するに5人目のプレイヤーが加わることで、ライヴにおけるクイーンのバトルはなくなったような気がするのだ!!
> ライヴが悪くなったわけではない!!サポートメンバーが入ることにより、音は厚みを増し完成度は高くなった!!
> しかし僕が聴くかぎり、クイーンのライヴからはスリルがなくなったと言えるのではないだろうか…!?

82年のライヴは会社をズル休みして観に行きましたけど
正直、ほとんど記憶に残ってないです(--;
しかし、サポートメンバーが入ることにより音は厚みを増し完成度は高くなった、
というのは感じましたね。「またデカくなったなぁ、クイーン」みたいな。
でもスリルがなくなったとかは全然思いもしなかったですね。(ボーッとしてたからかな)


> 最後に気になる点を挙げるとするならば…
> 流行りに迎合したような部分には違和感を感じるし、
> 「ボディ・ランゲージ」におけるシンセの使い方はいただけないと思っています…(笑)

そうですか?私は好きですよ、この曲。
ただフレディのこの歌い方は苦手です。


> 70年代のクイーンしか認めない…という人には問題作と言えるでしょうが、
> こんなクイーンもあるんだ…と思える人には問題作でもなんでもないのではないでしょうか…!?

ですね。つまりはそういう事ですよね。
発売当時から、買ったばかりのカセットウォークマンでガンガン聴きまくってました。
今でも大好きです、このアルバム♪

皆さんはいかがでしたか?^^

メンテ
ホット・スペース ( No.3 )
日時: 2009/04/01 00:13
名前: 喜楽院

「通し」でアルバムを聴いて、
“「クイーン」っていいなあ!”と思った最後のアルバムです。
「ワークス」以降の4作など、とても「通し」では聴けません。

「ホットスペース」を初めて聴いたとき、
このオープニング2曲である、
「ステイング・パワー」と「ダンサー」には、
「この人たちには何やらせても、実に上手いもんだ。」と
その類まれなる才能に圧倒されました。
さらに曲は進み、「このアルバム、この先どうなる?。」と
ワクワクしていたところ、
「アクション・ディス・デイ」やら
「プット・アウト・ザ・ファイア」やらが流れてきて、
「あ。いつものクイーンじゃん。」と
何やらホッしたような、ガッカリしたような、“複雑な”
気分になったのを、つい、昨日のように覚えております。

メンテ
「HOT SPACE」 ( No.4 )
日時: 2009/04/01 00:13
名前: DADA

K&K様 皆様 こんにちは

じろー様の「クイーンについての考察…ホット・スペース編」
それから皆様のお話、興味深く拝見しています。

以前にお話しましたが、「HOT SPACE」の曲は、ライヴ盤を聴くようになってから
更に好きになりました。
「Live At The Bowl」で聴く「Action This Day」「Staying Power」「Back Chat」は、
荒々しさや躍動感があり、曲が生きているという感じがします。

PVでは艶めかしい感じがしますが、ライヴ音源で聴く「Body Language」は、
ドラムの響きも歌い方も開放的な感じがして
あっけらかんとしているというか、PVとはまた違った印象を受けます。
↓これはこれで楽しいです。
http://www.youtube.com/watch?v=IDcWEELiG7I

幾つかのライヴ音源を聴いた限りですが、HOT SPACE ツアーの頃のライヴは、
バンドとしては脂が乗っていて充実している時期のような感じがします。
フレディの声も比較的安定感があり、しかも適度な緊張感、高揚感もあるような感じがします。
それなのにアルバム「HOT SPACE」はあまりいい評価をされず
Queenとしては歯がゆい思いをしていたのではないかと想像しています。

管理人様がご紹介してくださったFairy様の「ホット・スペース」考察も
大変興味深く拝見しました。
特に下記のお話は考えさせられました。

Fairy様のお話より、

>今までの話は、あくまでクイーンを知らない人が大勢いるアメリカの話である。
>80年代前半、既に英国ではABCをはじめホワイト・ファンクの流れが始まっており、アメリカより数歩先は歩いていた。
>だから英国人が「ホット・スペース」のようなサウンドを聴き入れる耳を持っていなかったわけではない。
>ただ彼らはクイーンというバンドに対しては、そのような音楽を期待していなかったというだけの話である。
>クイーンは昔のままでいい・・・それだけだったのだ。そして、結局クイーンもそれに応える形になった。

う〜ん。と思いました。

メンテ
Hot Spaceについて ( No.5 )
日時: 2009/04/01 00:14
名前: よしぞう

みなさん、こんばんは〜。
自分はQueenを「The Miracle」から聞き始めたので、「Hot Space」はもちろん後追いでした。

たしかバイトの給料が出て、一気にQueenのアルバムを揃えた時に買いまして、
「The Game」のあとに聴いてみたって流れだったと思います。
最初のStaying Powerが流れた時、正直笑っちゃいました。
「ここまでするか〜」とか思って(w

自分は「The Miracle」とかを先に聴いているので、抵抗感が無かったのですが、
Queenをハードロックのバンドだと認識していた場合、
抵抗感を持たれた方もやっぱり多かったんじゃないかと思います。
あと、そういうアルバム(純粋なハードロックじゃない)だという情報も先に得ていたので、
聴く準備ができていたというのもあるかもしれません。

80年代初頭ってそういう時期だったのかもしれませんね。ほかのバンドで言うと、
Yesが「90125」を出したりとか。ちなみにYesも好きなんですが、80年代のYesもやっぱり好きだったりします。
これもリアルタイムで聴かれていた方には衝撃的だったかもしれませんが・・。

あ、気に入ったかどうかでいうと、自分は全然おっけーな方でした。
Queenの何よりの特徴であるコーラスは相変わらず分厚い作りでしたし。
Action This DayやLas Parasa De Amorなんかを当初気に入っておりました。
元々Queenを聴くまで、ハードロックしか聴かず、バラードものとかも全然聴かないというスタンスでして、
Queenを聴いてからこういう音楽のアプローチもありだよなあと、聴く音楽を広げていたような時期でしたので、
そういった意味でも楽しめたというのもあったかもしれません。

そのあとの「The Works」については、初めて聴いた時にはしっくりこなかったりしたのですが・・。

以上、長文、失礼いたしました〜。
メンテ
さてHOTSPACE ( No.6 )
日時: 2009/04/01 00:15
名前: なかじー

残念ながら、QUEENのアルバムで唯一持っていなのですよ。
理由は皆さんと同じように、あまりにもディスコ調だからです。
時代を先取りしたかもしれません。
まあ、「アンダープレッシャー」は傑作です。
メンテ
「HotSpace」 ( No.7 )
日時: 2009/04/01 00:16
名前: Kuma

自分も書こうとしていたのですが、皆さんのご意見がドンドン書かれてきて、
読むとそれぞれに「ごもっとも!」という感想で、納得してしまい、
結局、既出以外の意見は思い浮かびませんでした。

ただ、今回DADAさんの張ってくれた「BodyLanguage」のライブバージョンを聴いて、
この曲のカッコよさを改めて知った気がします。
Sweetさんが言うように、ロジャーがボーカルを含めてホントいい仕事してますよね。

で、「StayngPower」のライブバージョンでもそう感じたのたですが、
僕を含めてリアルタイム当時「HotSpace」で違和感を感じた人々というのは、
あのアルバムのサウンド・アレンジ・・というよりプロデュース自体が、許容できなかったんだと思います。
それは、普段自分がQueen以外で好んで聴いてる音楽ジャンルの中に、
たまたまリズム&ブルースとかファンクとかその系統があるかないか?
って単純なことなんじゃなかったのかなと・・。

僕自身は、30歳を過ぎたころから変化があって、
今まで苦手だったり聴かず嫌いだったジャンルがドンドン好きになってきまして、
「HotSpace」に対する想いや評価も全然変わりました。

だからあの当時でも、もしあのA面の楽曲をストレートなアレンジでライブで聴かされたなら、
どうだったんだろう?(まあ、そんなことはありえないけど・・^^;)
多くのファンは全然OKだったのでは?と感じます。

それよりもその後、商業的失敗だとか、ファンからの意見とか、そういうことに影響されて、
「UnderPressure」以外の楽曲を2度と演奏しなかった「ご本家」の判断が、とても残念でなりません。

以上、久々のK&Kカキコでした。
メンテ
ホットスペース ( No.8 )
日時: 2009/04/01 00:16
名前: 那由他

「ホットスペース」についての皆さんの投稿、興味深く読ませてもらっています。
実は私、リリース当時は、疾風怒濤(?)の生活で、結局、後追いで聴いたので、
当時の様々な評価について、なんとも言えないです。
けれど、私個人の好みのことしか書けませんが、流れに便乗して書かせてもらいます。

一曲目の「Staying Power 」は、以前からブラスロックも好きだったので、
いいなと思っています。

他の曲では、初めて聴いたときから好きになったのは、
「Las Palabras De Amor」と「Life Is Real」です。
「Las Palabras De Amor」は、とても心地よい気分がしました。
「Life Is Real」はジョン・レノンの曲想と共通するような雰囲気を感じました。

最初聴いた時はあまり良いと思わなかったのに、何回も聴くうちに魅かれるようになったのは
「Under Pressure」です。

「 Body Language」に関しては、 DADAさんの紹介してくださったライブバージョンを聴いて、
「おお〜、こういう風な演奏もあるのか」と新鮮でした。

それが私の好みなのか、どうも私は頻繁に聴くアルバムが決まっているようです。
「ホットスペース」は、どちらかというと、繰り返して聴くというより、
ふと気持ちが動いた時、「しばらく聴いてないから、またちょっと聴いてみようか」と
いそいそと取り出してくる、そんな感じです。
メンテ
Life is real ( No.9 )
日時: 2009/04/01 00:17
名前: いまち

ホットスペースでどーしても1曲といわれたら、ライフイズリアルを挙げますな。
アルバム自体があんまり語られることがないんだけど、ホントに名曲ですわな。
当時、ポールがHere todayなんてあまーい感傷的な曲だったから、
余計にそう思ったかもねん。(もちHere todayもいい曲よん、ジョージのAll those〜もね)

A面だったらバックチャットかな。もうかっこよすぎよ。
B面になるといつものクイーンじゃん、という評価は違うと思うナ。
やっぱアレンジやら楽器の音色からして他のアルバムとは違うもんナ、と思ふ。
アンダープレッシャーはいまだになんで入ったのかわからん。このアルバムに必要なし。
クールキャットでかっこよく終わってほしかったよん。
メンテ
Re:Life is real ( No.10 )
日時: 2009/04/01 00:17
名前: hellつっち

>いまちさん
 あ・・・嬉しいなぁ。#ライフイズリアルにはフレディの慈愛が感じ取れるもの。
 そして我輩も「最後の2行」に共感します。あ、いや・・・その盤は持ってないけど。
デビッド・ボウイがやたらと自己主張しているようで、曲はクールなんだけども、
些か違和感を禁じえないのです。
メンテ
大好きなアルバム!! ( No.11 )
日時: 2009/04/01 00:18
名前: K(旧ケイ)

K&K様 皆様こんにちは〜〜〜〜〜♪!!

本当に此処に集われる方々のホットスペース評・・・余りに凄くて・・余りに深くほりさげ
なんて凄い方ばかりなんだろうと、目キラキラ〜〜心ワクワクさせて読ませていただいております!!!あ〜〜〜凄いな〜〜〜流石だな〜〜〜〜♪

単純&簡単な自分(汗)・・・
ただ!ただ!!QUEENの今度のアルバムはこれなんだ=========================================================

わお!!!これは又凄いぞ!!!!!
QUEENのアルバムなんだからただ「大好き好き」・・・ただそれだけでした!!!
曲も凄いカッコイイな〜〜〜いいぞ!!!!
ほんと!バックチャットカッコイイ〜〜〜と思いました〜〜〜
全部大好きなアルバムばっかりです!!!

勿論色んな事思うアルバムの数々ですが。。
このアルバムも大好きです!!!
すみません。何の深い思慮深さのない書き込みで(ペコリです)
メンテ
PUT OUT THE FIRE ( No.12 )
日時: 2009/04/01 00:19
名前:

K&Kの皆様、こんばんは。

日本のライブでは演奏されたんで、行かれた皆さんはラッキーでしたね /

WWRYを経て
PUT OUT THE FIRE,TEAR IT UP,HAMMER TO FALLに至る

という流れと考えていいのかな?

どれも大好きです(*^_^*)
メンテ

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