クリスマス・シーズンにこのテーマ?・・・好きな人に怒られない?
「お気を悪くされましたら大変申し訳ございません」(_ _)・・・っと、先に謝っておこう。でもワーストもベストもクイーンの全曲をよく聴いてきたからこそ選べるわけだし。
愛情の裏返しってヤツか。
時には厳しくしないとね。それにベスト特集ばかりだと、面白味がないじゃない?
確かにワースト曲で共感・反感いただく方が盛り上がりそうだけど。
ということで、早速ワースト曲を各アルバムごとに出し合っていこう。
【 Queen 】
「Jesus」かな。昔は聴いていて楽しくなかった。でも、この曲のDe Lane Lea Demoバージョンを聴いてからはそれが逆転した。
「Modern Times Rock'n’Roll」。タイトルとは裏腹な鈍臭いリフと、間奏のキンキンギターとか苦手だな。ボーカルはかっこいいけどね。
【 Queen ll 】
「Funny How Love Is」。ブラッククイーンから繋がって始まる10秒間だけでいいな。それ以降はだんだん飽きてくる。
「Seven Seas Of Rhye」。アイデアを詰め込み過ぎて終始忙しない。セカンドは、この曲のインストか「Funny How Love Is」で終わっても良かった。
【 SHEER HEART ATTACK 】
曲単位で言えば「She Makes Me」が候補曲になるけど、でもブライアンのこの声と歌詞は大好きなんだよね。それにアルバムで聴くこの曲は、前曲と次曲に絶妙のタイミングで始まって終わるので必要不可欠な曲になる。
「Misfire」だね。単に曲がつまらないだけ。磨けば光りそうだけど。
【 A Night At The Opera 】
これは怒られるのを覚悟の上で、「Death On Two Legs」。初めて聴いた時に苦手意識を持ってしまったのが原因。それにこのアルバムで一番よく聴くのは全部ブライアンの作品だったりする。
最高のオープニングだと思うけどなぁ。苦手な曲はないけど、敢えて挙げれば「You're My Best Friend」か「Sweet Lady」かな。前者は耳に馴染み過ぎて飽きているだけかもしれないので後者にしておきます。
【 A Day At The Races 】
これは袋叩きにされるのを覚悟の上で、「Drowse」。ドラムもハイハットもスライドギターも、どうにも退屈になってくる。中間で盛り上がりそうなところのロジャーのヴォーカルが救い。
「Teo Torriatte」。とことん暗い。エンディングのみんなで合唱も好きになれない。このことは他のアーティストであっても同じ。好みじゃないだけ。
【 News Of The World 】
「Get Down Make Love」。昔も今もこの歌い方が苦手。ライヴになると更に苦手。中間部なんて何が良いのかサッパリわからん。
「Sheer Heart Attack」。とにかく騒々しい。特徴でもあるけど、そこが良いのではなく、そこが苦手。サビも好きになれない。
【 JAZZ 】
「Fun It」。昔はカッコイイと思っていたのに、いつ頃からか笛の音が頭にキーンと響くようになって苦手になった。でもロジャーのヴォーカルは変わらず最高。
敢えて挙げれば「Bicycle Race」かな。いろいろと工夫は凝らしているけど、面白い部分・細部が無いかな。でも曲数が多い割に苦手な曲が少ないアルバムってことにいま気づいたよ。
【 The Game 】
このアルバムからは2曲。「Don’t Try Suicide」と「Coming Soon」。前者は、クイーンにこういう曲調は似合わないと思うから。後者は、単調すぎる。
同じく「Don’t Try Suicide」。歌詞・歌い方・曲調・・・いろいろと好きになれない。長いし。アルバムの雰囲気には溶け込んでいるけどね。
【 Hot Space 】
とことんロジャーファンに怒られそうだけど、「Calling All Girls」。これは苦手と言うより、昔も今も、聴いていて全然面白くない。
“ワースト曲なし”っていうのを使いたくなかったけど、このアルバムにおいては無いね。一曲目から最後まで飽きることなく聴ける作品だよ。
【 The Works 】
これは当時からロカビリー調は1曲だけで十分と思っていたので、「Man On The Prowl」。
特に苦手な曲は無いんだけど、好きな曲もほとんど無いアルバムだな。僕も同じく「Man On The Prowl」かな。
【 A Kind Of Magic 】
映画のために作られた曲がほとんどだからか、昔からこのアルバムはどうも敬遠してしまう。正直、アルバム自体が苦手。特に「Gimme The Prize」。
B面の「Don't Lose Your Head」以外の3曲は全部苦手。中でも「Who Wants To Live Forever」はとことん暗い。エンディングのみんなで合唱も好きになれない。あれ、さっきも同じこと言ったかな?
【 The Miracle 】
昔は「Was It All Worth It」が大の苦手だった。でもこのアルバムは歳を重ねるごとにどんどん好きになっていって、今では全部好き。だからワースト曲はない。
うん、このアルバムは粒が揃っているね。でも「Was It All Worth It」の仰々しさは苦手。クイーンらしいけど、この時代に期待する姿ではなかった。
【 Innuendo 】
「The Hitman」。最高のギターの聴かせどころは次曲だけでも十分だと思う。
そうだね「The Hitman」かな。パワフルでバンドの力強さは感じられるけどね。
ということで、各曲に順位を付けてみました。
ワースト・トップ10(Sweet) | |
1位 | Calling All Girls |
2位 | Man On The Prowl |
3位 | Get Down Make Love |
4位 | Don’t Try Suicide |
5位 | Gimme The Prize |
6位 | The Hitman |
7位 | Death On Two Legs |
8位 | Fun It |
9位 | Funny How Love Is |
10位 | Coming Soon |
僕のランキングはこんな感じ。
ワースト・トップ10(Fairy) | |
1位 | Who Wants To Live Forever |
2位 | Gimme The Prize |
3位 | Princes Of The Universe |
4位 | Was It All Worth It |
5位 | The Hitman |
6位 | Teo Torriatte |
7位 | Man On The Prowl |
8位 | Sheer Heart Attack |
9位 | Don’t Try Suicide |
10位 | Misfire |
失礼ながら『A Kind Of Magic』からワン・ツー・スリー。本編で曲名はあげてないけど、コメントとしては触れているからね。 正直言って順位付けは難しくて、苦手なタイプな曲くらいに思ってよ。つまりは、ブライアンの厳かなバラード、そして80年代以降の仰々しいクイーンワールド全開、 それとHMばりの曲ね。7位以下はおまけみたいなもの。そこまで苦手ではないよ。
私のランキングでは、5位まではマジで苦手。6位以下はアルバムで聴いている時に、必ず飛ばしてしまう曲だし、Fairyのトップ10にも凄く共感するよ。・・・ヤバイ、私、絶対怒られるわ。
Sweetのランキングも理由がよく分かるよ。何となくアルバムの中で浮いているというか必要のない感じね。ある意味、これらを好きって言われたら、そこかよって、言いたくなる。クイーンじゃなくてよくない?みたいな。
二人のランキングに入っている「Man On The Prowl」「Don’t Try Suicide」「Gimme The Prize」「The Hitman」は、最強のワースト・ソングって事になる?
長年のファンである我々二人に選ばれたと思うと可哀想になってくるな。
でも好きな曲ばかり集めたベスト盤って、いつか飽きてくる。だから、好きな曲と、そうでない曲が入っている方がやっぱり面白いと思う。そう考えると、ワースト・ソングもアルバムの立役者だといえるよね。
良いフォローだね、でもそのとおり。“頻繁に聴きたいと思わない曲”ってことで選んだら、メジャーな曲で上位を占めると思うよ。
それ、凄い言えてる~! 筆頭は「Killer Queen」と「We Are The Champions」でしょ。それに・・・