昔むかし、おじいちゃんが私によく話してくれた...
― ハーメルンの笛吹き男が笛を吹きながら通り過ぎていく
― テーブルの上のシチューは不味くて冷たくなっていく
― 黒いカラスもシチューには目もくれず飛び去っていく
これらはオウガがあらわれる前兆だと古くから唄われてきた。
しかし本当はどれも深い意味はない。
真実はすべて“節分の夜”にあるのだと...
さぁ、今宵は節分、“真実のオウガバトル”を見に行こう!!
おっと、気を付けて!ここからはオウガに見つからないように身を屈めて! なぜならあの山は、警察ドラマでよくある取調室の様子を刑事が別室から観察する鏡と同じ、 「マジックミラー」でできているから。 つまり、オウガには君たちが全部見えている!