愛を探して三千里

Brian Harold May

 う〜ん、スペイン語っていうやつはなかなか難しいな。でも他の国の言葉に比べたら簡単か。ラスパラ・・・。
 ハ〜イ、皆さんこんにちは。“愛を探して三千里”、アモール、アモーレ、デスパシート・ミ・アモーレ、アモーレの鐘は今日も鳴る。 っというわけで始業ベルが鳴ったので、泣く子も黙るブライアン・ハロルド・メイのギター、違った、語学教室、始まるよー!みんな聞いてる?

 さ、寒くなってきたところで、早速始めま〜す。ギター背負って30年。世界を渡り歩く僕としては、外国に住む人との会話はとても苦労するんだ。 ビジネスのことでも何にしても、通訳がいないと何も出来ないのが現実。でも、たまには自分の言葉で直接みんなと話してみたいんだ。 平和な世界を築く第一歩。それが人と人とのコミュニケーションだからね。
 やっぱり本当に心を通わすには、間に人を介さない方がいいのさ。少し間違えたって、言葉っていうやつは心を込めて話せば伝わるものだからね。

 みんなは分かるよね「手をとりあって」で伝えたいことが何かって。そう正解!“愛”だよ“愛”。つまり“Love”さ!理解してくれてありがとう。 さすが日本のファンだねぇ。ジュ・テーム、ジャポネーゼ。
 この“愛”ってやつは万国共通。僕は他の国の言語を憶える時、まずは愛を伝えるために、その国の人は何て言うのか探るのさ。 そっ、つまりは「ラスパラブラス・デ・アモール」ってことさ。スペイン語が出来ればポルトガル語もバッチリ!もちろんイタリア語もね。 “チャオ!”なんて話し掛けちゃったりして。ハッハッハハ・・・ハ・ハ・ハ・・・ハロー、ハッハッハ・・・今日は冷えるねぇ。

 でも真面目な話、僕の声にはラテン語圏の言葉の方が合うみたいなんだ。僕ってこの声だろう。なかなかハッキリとした口調は苦手でね。 だからフランス語は得意でも、ドイツ語は苦手なのさ。そんなことないって。それはありがとう。ダンケ・シェン、ビッテ・シェン!
 スウェーデン語が分かれば、ノルウェー語も、デンマーク語も何とかなるし、言葉って言うのは単独で育ったわけじゃないから、 コツさえ掴めば何とでもなるよ。でもさすがに日本語は難しいね。未だになかなか上手く話せないよ。 ブダペストて僕が困ったのも同じなんだ。彼らの国ハンガリーはヨーロッパにあって、ヨーロッパ語圏じゃないからね。

というわけで、今日も“愛を探して三千里”。次は君の国で“あい・らーびゅ〜!”

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