走る予言者の部屋
Room 010



“予言者を信用しろー”

部屋に入ると、なんとさっきの予言者が血相を変えて追いかけてくるではないか!

“何で右の扉を開けたー!”

男の顔は真剣そのものであった。

“ゲッ、狂人だ!”

貴方はそう驚いたのも一瞬で、この男のあまりにも似合わない走る姿を見て急に笑いがこみ上げてきた。

“ハッハッハ、腕が、脇が開いて・・・走っている・・・ハッハッハッハ”

貴方は、その走る姿を見て笑いが止まらない。 しかし、その笑いもつかの間、笑いが再び恐怖に変わった。 貴方は笑いすぎて息が止まりかけてきたのだ。



“苦しい・・・息が、息が出来ない・・・”

そう全てが終わりだ。

“あの狂人を笑い飛ばす気にはならない・・・”

“すてぃらぃ・であ・のっと、らふ・あっ・ざ・まっどま〜ん!

そう脳裏を横切った瞬間、貴方は息を引き取った。

 

GAME OVER


もう一度最初からやり直す


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