第十章 グレイテスト・カラオケ・ヒッツカラオケに同行する友達によるけれど、 どちらかと言うとクイーン以外の選曲をすることが多く、意識的に「Q」のページを避けていたりする。 しかしそれでいて、入っているクイーンのナンバーはきっちりチェックしていたりする。
矛盾しているけれど、そういうファンは私だけではないだろうと思う。先日友達から思わぬプレゼントを頂いた。Greatest Karaoke HitsのCD。
以前から欲しかったけれど、中々手が出だせないでいたので、とても嬉しかった。
早速聞いてみようとしたが、これはカラオケCD。歌って楽しむCDだ。 よって、我が家の住宅事情により、夜はNG。日中の、しかも誰も居ない時間帯に限る。 いつでも楽しめるというワケにはいかなかった。誰も居ない時間帯を確保して、歌詞カード片手に再生ボタンを押した。
「ぉ〜っ☆クイーンの演奏だ！」感激したその瞬間、歌い始めをハズした。(すぐにやり直す。)
気を取り直してもう一度再生スタート。
何曲かフレディになりきって気分良く歌うも、かなり難しいっ！そして途中で歌うのを止めて聴き入った。
フレディのヴォーカルが無いクイーンの曲って、こんななんだ・・・・。ヴォーカルが入って無い分、なんとなく気の抜けたコーラみたいに感じる曲もあったけれど、 オリジナルではわからなかったギターやベース、ドラムの音がよく分かって面白い曲もあるし、それはコーラスでもそうだ。
カラオケCDだからと言って、歌って楽しむだけのCDだとは言い切れないなと思った。余計な事だけど、「Spread Your Wings」は途中フレディのヴォーカルがちょこっとだけ聞こえる。 そして、フッと思った事だけど、このカラオケCDの表紙は、ビデオ「レア・ライヴ」の表紙が似合う気がした。
