K&K QFC開設1周年記念 特別作品



CDプレイヤーに『QUEEN U』をセットして、「White Queen」を流す準備をして下さい。
セットし終わりましたら、下の(とてもシンプルな)ストーリーをご一読下さい。

s t o r y

それは昔の話である。一人の少女は村の仲間と戦場へと向かった。
しかし 少女はすぐさま敵国の捕虜となった。
そんな少女が火炙りの刑になる危機を助けたのは、
白い服を纏った一人の美しい女騎士であった。

女騎士は少女を助けると額に口づけをし、名前も名乗らず姿を消した。
そう、その女騎士こそ女王であったのだ。それも敵国の。
女王は少女を救った罪から逃れるため、すぐさま行方をくらました。

事実を知った少女は、何ヶ月もの間、姿を消した白い女王を探した。
そんなある日、ある村で妙な噂を少女は聞いた。
白い服を着た女王が、夜になると現われる道があると。
少女はひたすら女王が通るのを待ち続けた。

ある霧のかかった晩、遂に女王が現われた!彼女は叫んだ。
がしかし、女王は何も聞こえなかったかのように少女の前を通り過ぎた。

その日以来、毎晩、少女は女王様が現われる山道に通った。
雨の日も、風の日も、女王を一目見るために向かった。
しかし、何を話し掛けても、女王は決して振り向くことはなかった。
まるで彼女の存在を無視するかのように。

日々の過労が積み重なり、遂に少女は体をこわした。
しかし、休むことなく、その晩も女王に会い行った。
すると、その晩の女王の姿は、まさに断頭台へと向かう姿であった。

少女は全てを知った。
今までの女王の姿は幻想に過ぎなかったのだ。
女王は既に少女を助けた罪で、処刑されていたのだ。

白を纏った女王が少女に話し掛けた。
“これで、もう私に会いに来る必要はないでしょう”
この悲しい結末と同時に、少女の女騎士への旅立ちが今始まった...

復讐の念を強く抱いた、その少女が、後に暗闇の女王になることなど、
いったい誰が知り得ることができただろうか?


上記のストーリーを頭に叩き込み、下の「WHITE QUEEN」をご覧ください。

K&K QFC開設1周年記念 特別作品
WHITE QUEEN

スクリーン下の訳詞周辺をクリックする度に、次の画像へと進んで行きます。バックに「White Queen」を流しながら、お楽しみ下さい。