しかし 少女はすぐさま敵国の捕虜となった。 そんな少女が火炙りの刑になる危機を助けたのは、 白い服を纏った一人の美しい女騎士であった。 そう、その女騎士こそ女王であったのだ。それも敵国の。 女王は少女を救った罪から逃れるため、すぐさま行方をくらました。 そんなある日、ある村で妙な噂を少女は聞いた。 白い服を着た女王が、夜になると現われる道があると。 少女はひたすら女王が通るのを待ち続けた。 がしかし、女王は何も聞こえなかったかのように少女の前を通り過ぎた。 雨の日も、風の日も、女王を一目見るために向かった。 しかし、何を話し掛けても、女王は決して振り向くことはなかった。 まるで彼女の存在を無視するかのように。 しかし、休むことなく、その晩も女王に会い行った。 すると、その晩の女王の姿は、まさに断頭台へと向かう姿であった。 今までの女王の姿は幻想に過ぎなかったのだ。 女王は既に少女を助けた罪で、処刑されていたのだ。 “これで、もう私に会いに来る必要はないでしょう” この悲しい結末と同時に、少女の女騎士への旅立ちが今始まった... いったい誰が知り得ることができただろうか? 上記のストーリーを頭に叩き込み、下の「WHITE QUEEN」をご覧ください。 WHITE QUEEN
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