育児は忍耐と体力増強
←写真左が長女、右が次女。
決してヤラセではなく、
“ミルクをくれっ!”の意思表示が偶然同じだった。
ちなみに長女は布オムツで頑張ったが、二女は紙オムツ。
「泣く、飲む、排泄、寝る」この4つの繰り返しが、0歳児。
これに加えて「目が離せない」のが、1歳児。そしてそれにプラスして「汚す、散らかす」のが、2.3歳児。
育児ってのは、親の忍耐と体力勝負の期間だと思いますが、私自身、忍耐強くなったかと言うとそうでもない。結構ブチ切れしてたし、子カバたちに八つ当たりしてました。
長女は夜の授乳が10ヶ月も続き、とにかく夜泣きがひどかった。でも車に乗せると眠るので、仕事で疲れて帰宅してる旦那が、あてもなく夜のドライブをしてくれるのだが、
そ〜っと車から下りたのにパッと目を覚まして泣きやがる。これで親の不眠の忍耐も、時々ブチ切れしてました。
二女は夜泣きは一切無く、夜の授乳もなんと2ヶ月で終り、朝まで長時間眠り続けるので、時々息をしているのかと心配になり、
鼻の下にそっと指を持っていって生存確認!?する事も何度もありました。
同じ姉妹なのにこの差は一体なんなんだ? 産院の違いなのかと思いたくもなりました。
1歳くらいになると親も体力増強。
長女は1歳で既に9キロ過ぎていて、その9.5kを片手で抱き、片手にスーパーの買い物袋、なんてのは日常の事で、半日出かけようもんなら、
オムツその他の大入りバッグも肩に担ぐ。この状態になると脇と口も活躍するし、足も得意げに活躍してました。
天気が良い日はボールやおもちゃを持って、長女を自転車の前に乗せて出かけたりしてましたが、帰りに寝ちゃったりなんかされると悲惨。
子供って寝ると重さが倍に感じる程重たいし、片手におもちゃを持ち、自転車のハンドルを片手に持ちつつ、その腕で寝てやがる長女の頭を支えて歩いて帰るからだ。
自転車のカゴには当然、大入りバッグが入っているので、坂道では相当に体力を消耗するし、
同時に、登り坂、下り坂での自転車の片手運転?!の技術も習得した。
ちょっとした夕飯の買い物ならベビーカーも便利だけど、1歳の二女をベビーカーに乗せて買い物に行った時、
軒先まで果物が並べられた八百屋に入った。そしたら、いつのまにかベビーカーの中で立ち上った二女が目の前に山積みされたリンゴの一番下を掴んでいた。
ベビーカーから落ちそうになってるにもかかわらず、二女は掴んだリンゴをはなさない。私は咄嗟に、二女の身体を支えたが、その瞬間、
二女は掴んでたリンゴを見事に引き抜き、口に持っていった。当然山積みのリンゴは崩れて辺り一面に転がった・・
傷が付いたリンゴは全部買いました。
2歳になると行動も一段と活発になり、親も時々口だけが動き身体が動いてなかったりしますが、
この頃一番コワイのは、急に静かにしてる時です。やけに静かだな ? と思った時は既に遅し。ほとんどの場合とんでもない事やらかしてました。
長女は自分の衣服(スカート)をハサミで切り刻んでました。二女は襖全部にマジックで落書きしてました。
長女のスカートは買ったばかりの数少ないブランド物で、二女が落書きしたのは、よそ様のお家に遊びに行った時の事でした。
育児って、毎日が泣き笑いです。
長女は初孫でもあったので、主人の父母らの可愛がり様は特別でしたが、
以前自転車の前カゴに長女を乗せたまま、スタンドを立てて、
先に荷物を降ろしていたら自転車ごと倒れてしまい、
幸い軽傷で済んだけど鼻に擦り傷が残ってしまいました。
すると次の日、主人の母から電話があり、「昨夜長女がケガした夢を見たんだけど・・」と言ってきた。
それは一度だけでなく、
長女をお風呂で落として危うく溺れさせそうになった時も
次の日、同じ様に夢で見たと言ってきた。
私は「鼻の擦り傷は長女が転んだものです」、「風呂で溺れたりしてません、大丈夫です」と、2度もウソこいた。 |