Mikanは小梅イーター
Mikanの小梅への想い
小学生の頃、姉は虫歯だらけで、妹の私は虫歯は1本もありませんで(現在もナイ)、何故姉妹でこんなに違うのかと言うと、
母親が昔言ってたのですが、「アンタはお姉ちゃんの事があってチョコレートを一切あげなくなったんだけど、
なんでか、漬物とか梅干しばっかりしゃぶってたわね」と。そう、私も記憶にある。当時母親が漬けていた梅干しをキャンディ代わりに口に含んでいた事を。
母親は庭側にある(よそんちの)大きな梅の木から、まだ薄緑色の梅を分けてもらい、それを確か何日か干してから
紫蘇の葉と共に樽に漬けてました。その樽の上にはゴッツイ漬物石がドンとのせられて、物置小屋に置かれてありました。
程よく経ってから、梅干しは柿の形をした陶器(その器は梅干しが約20個ほど入るくらいの大きさで、
蓋は柿の葉の形で、取っ手は枝になってた)に入れられて食卓に常備されてました。
そして中学生になる前ぐらいになって私は初めて「小梅」と出会いました。
正直言うと、その小梅は酢漬けされていて、その独特のニオイに最初ちょっと抵抗ありましたが、
カリコリ感は堪りませんでした。それに小梅は本当にキャンディみたいで、口に含んでもホッペが異様に膨らまないのがヨカッタ。
ただ、小梅の種は少し硬いし、その頃から(思春期に入って恥ずかしくて?)昔みたいに種まで噛んで実を食べるまでは
(あまり)しなくなりました。でも食べていてふと気が付くと、いつも種が山積みでしたが。^^;
今現在まで、いろんなタイプの小梅を食べてきましたが、特に私が好きなのは「甲州小梅」です。
小梅イーターの私としては、口いやしいと言われても、種が山積みになっても、「やめられない、とまらない♪」なのであります。
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