前者は「Shannon Curfman」。1985年、アメリカのノースダコタ州生まれ。
シャノンは7歳でギターを手にして、11歳でバンド活動を始め、そして1999年、14歳でメジャーデビューしました。
同年リリースした『Loud Guitars, Big Suspicions』のアルバムはビルボード・トップ・ブルース・アルバムチャートで3位を記録しています。
『Loud Guitars, Big Suspicions』
1. Few and far between
2. No riders
3. True friends
4.If you change your mind
5. Love me like that
6. Playing with fire
7. I Don't Make Promises
8. Hard to make a stand
9. The Weight
10. Never enough
11. I'm coming home
そもそも私が彼女を知ったきっかけは、クイーンのサイトを一緒に作っている相方の思惑にまんまとハマった事からでした。
相方に電話をすると、いつも決まってBGMが流れていて、でもそれが会話の邪魔になることはなく、
もちろん大音量で流しているワケでもなく、しかしある日の電話の最中、相方の話しの方が邪魔になってしまった。
「ちょっと黙って!今流してるの何?」と、相方の話しを途中で制止して訊いたのでした。
すると、相方はちょっと笑いながらこう答えました。「そう来ると思ったよ」と。
私の好きな声質だと分かっていてワザと流していたらしい。その通りでした。
そしてその時に「シャノン・カーフマン」という名前を教えてもらい、
私は早速『Loud Guitars, Big Suspicions』のCDを購入しました。
そしたら、声も良いけどギターも凄く上手くてカッコイイ!
ブルース・ハード・ロック系で、彼女の声質は少し粗野な感じの中高音域であり、歌い方はタフでワイルド!
かと思えば、気だるい感じでしっとりと歌い上げる。
中でも「I Don't Make Promises (I Can't Break)」は
このアルバムの中で私の一番のお気に入り曲であり、相方がBGMで流していたのもこの曲だった。
ただ、彼女は何度も来日しているけど残念ながら日本ではあまり人気がない。
ブルースロックは日本ではあまりウケないのかな?・・・
よく分からないけど、2年前に発売された彼女の4thアルバム『WHAT YOU'RE GETTING INTO』には、
カバー曲が3曲収録されています。その内の1曲は、クイーンの「Dragon Attack」で、
彼女のヴォーカルでこの曲が聴けるのは凄く嬉しかったし、さすがシャノンという感じです!
でもそんな彼女と年は一つしか違わないのに、日本でも非常に人気が高いのがアヴリルです。
後者の「Avril lavigne」は、1984年、カナダのオンタリオ州生まれ。
彼女も12歳の頃から独学でギターを始め、レコード会社にデモ・テープを送り続けて、 16歳でアリスタ・レコード会社と契約。
学校を辞めてロサンゼルスに移住し、デビューアルバムの『Let Go』を完成させました。
このアルバムは2002年にリリースされ、1700万枚も売れてます。凄っ!
でも私がアヴリルを知ったのは、2ndアルバム『Under My Skin』の収録曲である
「Who Knows」という曲で、
それも偶然、耳にしたというか、実は、YouTubeで「ナディア・コマネチ」のモントリオールオリンピック映像を検索していて(^^;、
たまたまヒットした映像のBGMで流れてきたのがきっかけです。
そしてその時に、彼女の声と歌い方にすっかりハマってしまい、それ以来彼女のアルバムを愛聴し続けています。
『Under My Skin』
1. Take Me Away
2. Together
3. Don't Tell Me
4.He Wasn't
5. How Does It Feel
6. My Happy Ending
7. Nobody's Home
8. Forgotten
9. Who Knows
10. Fall To Pieces
11. Freak Out
12. Slipped Away
このアルバム・ジャケットにも、ひと目惚れでした。ちょっと生意気そうな鼻と口元が、
若かりし頃のスティーヴィ・ニックスに似てるなと思ったから。
それと、このアルバムの収録曲には捨て曲がありませんでした。
ただ、シャノンとは違って、アヴリルの声質は鋭く高音域。特に、3rdアルバム『Best Damn Thing』は、ジャケットからして
2ndアルバムの印象とはかなり違いました。
でもそのパフォーマンスは徹底していて、彼女のやりたい放題の奔放さに強く惹かれました。
もし、今現在自分が10代だったら、きっとそんな彼女の影響をモロに受けていたんじゃないかと思う。
それにも増して、彼女の歌い方には癖があるというか、ちょっとした部分に独特な声質が感じられて、
それが自分にはとても魅力的です。
実は先日、とあるイベントを仲間数人と企画して、無事開催し、とても楽しい一日を過ごしました。
開催までの約2ヶ月間は準備に追われて、毎日バタバタした日々を送っていたのに、いざ終わってみると、
その開放感に戸惑いながら、寂しさが増していきました。
でもそれと同時に、いろいろと冷静になって振り返って考える事が多くて、
そうすると、「諸行無常」という言葉に納得しながら、
最後は、クイーンのボヘミアン・ラブソディの歌詞、
“Nothing really matters, Nothing really matters to me
Any way the wind blows... ”
と、少々強がったりなんかもして。^^;