2015年1月


方言

Mikanは福岡出身ですが、2015年の今年、関東(埼玉)に引っ越してきて27年目を迎え、九州に居た時の年数を超えました。 でも、方言だけは中々抜けません。

こっちに引っ越してきてすぐの頃、知り合ったばかりの友人(東京出身)とお喋りしていたら、 突然、友達から「え? いま何て言った?」と、私のアクセントが違う事を鋭く聞き返されました。
標準語で喋ってるつもりでも、イントネーションだけは中々なおせなくて、何年経ってもいまだに友達から その指摘を受ける事は少なくありません。

たとえば、「雨と飴」、「橋と箸」、「柿と牡蠣」。 これらは私の出身地では、ニュアンスとかその前後の言葉で意味を理解するのが前提というか、 アクセントで区別する事は基本無いので、こっちの友達から指摘された時は、戸惑いつつも、 「話しを途中で遮ってでも指摘される事なのかなぁ〜」と思ったりしてました。

一方、家の中では旦那も同じ九州なので、たまに方言で話したりしていますが、 子カバたちがだんだん成長してきた頃、特に子カバ(二女)は、0歳でこっちに引っ越してきただけに、 友人同様に、私のアクセントの違いに鋭いツッコミを入れてくるようになりました。
今現在では、いちいち訂正まで促してきます。(ちっ!面倒くさっっ)

ちなみに、ずっと標準語だと思い込んでいた方言があります。
それは、「なおす」と「はわく」。
「なおす」は、九州では「物を片付ける」の意味で、 子カバたちがまだ小さい頃、よく、“ちゃんとなおしなさい”と標準語で言ったつもりでいました。 後に子カバたちから、“お母さん、それ九州弁だよ”と教えられましたが(笑)。
「はわく」は、掃除をするときの「掃く」の意味ですが、 これだけは今でもどうしても抜けきれず、最近も、近所の人とゴミ置き場の掃除当番のことで話をしていた時に、 つい言ってしまい、すかさず相手から「え?」と聞き返されました。

話しは戻りますが、つい最近、子カバたちと家の中でお喋りしていた時、 ちょっと盛り上がってきたところで突然、しかも私がまだ話してる途中なのに 子カバ(二女)が、「ちょっとお母さん、いま何て言った?」と、指摘してきたので、少しムッとしてしまい、 「も〜、そんなに気になること〜? 流れで意味は分かるでしょ〜が!」と言ったら、子カバが即座に言い返してきました。

「じゃ〜さ、もし私がエセ九州弁で話したら、お母さんだってツッコミたくなるでしょ?」と。

ぐ・・・ぐうの音も出ないとはこの事か !と思いつつ、なぜか妙に納得できた。
ついでに、これまでこっちの友達が何故イチイチ指摘したがるのかも理解できた気がした。

おそるべし、子カバ !!!

・・・ばってんがくさ、もし福岡弁だけで喋ったなら、子カバ!アンタ全然わからんやろーもん?


2015年5月


アコギ始めます!

今年4月、「クイーンセッション III」を開催した。
2010年から2年越しに開催してきて今年はその3回目。でも主催側で一応の区切りをつけるために「ファイナル」として盛況に終わらせる事ができた。
それまでのクイーンセッションでも私はずっとドラムorベースで演奏参加してきましたが、今回のファイナルを機に演奏楽器も一区切り置いて、次からは新しい楽器に挑戦しようと決意しました。 それが、アコースティックギターです。

「なぜ、アコギ?」と訊かれたら、明確な理由は特に無いのだけど、アコギはベースやドラムと違って自己完結が可能であり、年代的にも耳に優しいから。(笑)
まぁ、でもアコギに限らず、この先、年をとっても何かしら楽器演奏だけはずっと長く楽しんでいきたいと思っていて、 その実現のためにも、50代からアコギを始めても遅くはないと思うし、途中で投げ出さなければ、白髪のおばあちゃんになった頃にはきっとそれなりに(少しは)上達しているであろうという、願望込みで。(笑)

それに、アコギとなると、なぜか「演奏してみたい曲」がクイーン曲には少ない、というか、ほとんどない。 これも明確な理由は特に無いのだけど、ギターで弾いてみたい曲は、そのバンドやアーティストに関係なく、「曲だけに興味がある」ものに絞られてるような気がする。現に、ビートルズには興味はないが、曲はアコギで弾いてみたいと思っているし。
多分、アコギを弾いてみたいと思わなければ、演奏してみたいとは思わなかった曲、になるのかも。変かもしれないけど。

でも、何かに挑戦してみる事は、少なくとも自分の未知数を引き出すきっかけになる気がするだけに、たとえ指が切れそうに痛くても、 コードを押さえるのにイライラしてキレそうになっても(笑)、自分がまだ知らない自分を見つけられるなら、なんとしてでも乗り越えてみたい!

ということで早速、明日、アコギを購入しに楽器屋さんに出かけてきまーす♪




2015年6月


アコギ始めました!


へっへっへ。^^買っちゃいました♪「アコースティック・ギター」。
正しくは、「エレクトリック・アコースティック・ギター」。通称、エレアコ。
これを購入した最大のポイントは、「一目惚れ」でした。もちろん、他もいろいろ見て回ってチェックしましたが、持った感触もしっくりきたし、音の響きがまた良くて、なんといっても、 このボディラインが、ちょっとブライアンのレスペに似てるところがとても惹かれました。それに、綺麗なブルーだし、 ネックのナチュラル感もセンス良い♪お値段も2万円の2割引きとお得だった事もあって、購入を決心しました。
まぁ、初心者のビジュアル志向の買い方、と言われたら、その通りだけど、でも、どんなギターであれ、要は、どれだけ愛着が持てるか、だと思っているので、自分の「一目惚れ」を信じることにしました。
ところで、購入した直後はギタースタンドがなかったので、速攻でネット購入。500円だった(笑)。でも安いけど全然問題ないし、 スタンドがあるのとないのとでは練習量も変わってくる。ケースにしまってしまうと、出すのさえ億劫になってしまうから。
スタンドに立てかけてあると、他の事をやっている時に少しでも時間が空くと、つい手に取ってしまう。 そしてそれは今もずっとそうだ。ヤバいくらい練習が楽しくて仕方がない!!
もちろん、左手の指はすっげぇー痛いのだけど、“弾いてみたい曲”のコードが1つでもうまく弾けると面白さの方が勝つ。
で、その“弾いてみたい曲”というのはクイーン曲ではありません。でも曲名はまだ内緒。^^;

ってことで現在、部屋にはベースとアコギが仲良く並んでいます。

実は、今年9月に行われるQ友の結婚パーティに呼ばれていて、 そのパーティではセッションが企画されているって事で、一緒に参加する友人たちとクイーン曲を2曲演奏することになり、 それで私が担当するベースの練習も始めました。
そのセッション曲の2曲の内、1曲は初めて演奏する曲であり、しかもベースを弾きながらボーカルも担当するという、我ながら 身の程知らずとは思いつつも、「どんな事でも、やってみなくちゃわからない♪」という強い好奇心が良い方に働いて、 とりあえず、なんとか歌いながら弾けるようにはなりました。
そのクイーンナンバーは・・・これも実際にパーティで演奏した後で報告しまーす(^^)

そしてそして!またそれとは別に、長年自分が強くサポート&スタッフもしているクイーンのトリビュートバンド「FLASH!」のライヴ開催が今秋に決まり、やる事がテンコ盛り状態。
でもそれらはクイーンファンとしての楽しみが凝縮されているので、凄くやり甲斐もあるし、 実際楽しんでやっています。

ということで、ベースを歌いながら弾く練習と、「FLASH!」のライヴ準備と平行しながら、 アコギを始めることになったけど、どれも楽しんでやれる事に感謝しつつ、どれもずっと希望を持ち続けていこうと思っています。(やるぞぉー!!)

ちなみに、アコギ初心者用の「ハッピー・バースデー」(←めっちゃ簡単バージョン)が、歌いながら弾けるようになったので、今週末、家で開催予定の、孫の誕生日パーティで初披露する予定です。(^^)v




2015年12月


2015年、下半期総決算。

今年は、とにかく毎日が矢のように過ぎていって、本当にアっという間の1年だった。
でも、ありがたい事に、以前からやってみたかった事や自分で考えた事が実現できたし幸運にも恵まれた。

7月〜8月にかけて、私は、ある大道具の作成に取り掛かった。
それは、11月に開催するFLASH!のライヴに使うもので、以前からずっと作ってみたいと思っていたものだった。 しかしそれは、自分の身長とほぼ同じくらいの大きさなのに、持ち運び便利なコンパクト収納が出来ること。 それでいて、重量感を感じられるもの。という超難題をクリアする必要があった。
でも、そんな難題があればあるほど燃えるのが私の性質で、少ない脳ミソもフル回転させてシェイクすれば、 なんとか使えるものだ(笑)。あとは、FLASH!のメンバーに「私が作る!」と自信満々に言い切った手前、 失敗は出来ないと自分を追い込んでしまったのもある(爆)。
おまけに、9月には札幌の友達の結婚式が控えていたから、それまでには完成させるべく、他のいろんな予定をすべて 前倒ししながら作成していった。
今思えば・・・・
その「スケジュールを前倒しで作業する」というやり方は、下手すると、時間に追われそうだけど、 実際は、自分をコントロールしていくのに凄く役立ったと思う。
おかげで、スケジュール通りに完成までこぎつけた。 まぁ、何度か失敗もしたけど、でも転んでもタダでは起き上がらなかっただけ。

そして9月、3泊4日の綿密な予定を立てて、札幌へ!
羽田を発つ時は30度近くあった気温が、札幌着いたら16度だった。(さむっ!)
他に友達二人と計3人だったので、皆でレンタカーを借りて、その日の宿泊先である、夕張に向かった。 その道中、時刻は午後8時を過ぎていたとは言え、「ここまで景色が真っ暗って、ある?」ってくらい車の窓から何も見えない! 恐ろしい程の暗闇を初めて経験した。
宿泊先に着いたのは、夜10時くらいだったかな。遅くなったけど大浴場が貸し切り状態で嬉しかった。(ちょっと泳いじゃった〜♪)

翌日、以前から予約していた"ゆうばり自然体験塾"へ。
そこでは、指導者のもと、色々な自然体験が出来るということで、私達は「シューパロ湖のカヌー体験」を予約しておいた。 しかし、実際に行ってみたら、広大なシューパロ湖には私達だけ!つまり、湖の貸し切り状態!!
・・・こんな贅沢ってある?
カヌーに乗るのも全員、生まれて初めて。
もちろん、事前に指導者から説明を受けて、専用の靴に履き替えて、救命胴衣もしっかり装着しました。 しかし、カヌーは二人乗り。ということで私達3人の内、一人は指導者と一緒に乗り、私は初心者同士(友達)と乗り込みました。
最初はドキドキものだったけど、バランスを取りながら漕いでいたら、なんとなくコツを掴めた。
オールがボート用より短いのも私には使いやすかったけど、 でもそれより、自分の腰を中心にして、 カヌーの左右の淵にあてた両膝でトライアングルのようなバランスを取るのがポイントかなと感じた。
つまり、上半身の姿勢をまっすぐに保つ事。 そのコツが掴めたら、ちょっと余裕が出てきたりした。
ちなみに、指導者の人に「初めてとは思えない」って誉められた。 嬉しかった〜。

翌日、結婚式に出席する前に大通り公園で「オータム・フェスティバル」が開催されていたので、そこに立ち寄って、 カニ、ホタテなど北海道の海の幸を食べた。中でも、焼きとうもろこしは、めっちゃ美味しかった♪
そして午後、結婚式に出席して、その後、二次会のセッションパーティにも参加。 セッションパーティでは当初、私はベースを弾きながら歌うという予定だったけど、 よくよく考えたら新郎がベーシストなのに、それを差し置いて自分が出るのは良くないなと思い直し、 曲も変更して私はコーラスのみで参加した。そしたら、やはりそれは大正解だった。皆で新郎新婦を囲んで、 とっても楽しいパーティとなった♪
ちなみに、新郎は東京にも音楽仲間が多くて、11月にも東京で結婚祝いにセッションパーティが開催されました。

札幌から帰って一息つく間もなく、すぐまたFLASH!のライヴ準備に とりかかった。
庭の金さん銀さん(金木犀と銀木犀)が満開になっていた期間もすごく短く感じられるほど、毎日それに没頭していたけど、 しっかり目標に向かっている事が分かっていたから頑張れた。
そして向かえた11月のFLASH!ライヴはメンバーの努力が見事に実り、自分も目標に辿り着けたと実感できた最高の日となった!
現在は年末恒例の行事や家事をこなす日々を送っているけれど、またバンドとして新たな目標を立てていく事を楽しみにしている。

ということで、自分にとって、2015年は物凄く早く過ぎていったにも関わらず、充実感と達成感を得られた幸運な一年だった。
恵まれた日々に感謝!!ありがと〜!!!!