3月7日、10時03分、子カバ(長女)が帰宅してすぐこう言った
「お母さん!受かってたよ!!」
なんとも言えない安堵感と歓喜が込み上げ、私は子カバに抱きついた。
2月中に私立2校の合格通知は受取ったものの、子カバの第一志望校の結果が出るまではドキドキもんだった。
まぁ、名の知れた有名校でもなければ学業優秀校でもないが、子カバの脳みそからすれば、よく受かったもんだと言える
学校だった。それだけに、私は子カバに抱きついたまま知らない内に頬に涙が流れてた。
・・・親バカ丸出し。
子カバは、その後すぐに祖父母に合格通知の電話をかけた。
なんたって子カバは初孫であり、子カバが3歳まで同居してた時の可愛がり様はノーベル賞ものと言うか、
表彰もんのご奉仕と言うか、ほんとに目の中に入れてしまうんじゃないかと思う程の大変な可愛がり様だった。
子カバの合格通知を聞いた祖父母の反応は、子カバの近くにいた私にまで聞える程の歓喜の声だった。
そして「い〜っぱいお祝い贈るよ〜!!」との事。
・・・爺バカ婆バカ丸出し。
その次に、出勤した旦那の携帯に電話。
「ぉっ、よかったよかった、じゃ!」と、父親の反応は素っ気無かったが仕事中なので無理もない。
その後、子カバは中学に登校してお世話になった塾の先生に挨拶に出かけた。
私はその後、何を始めたかと言うと、キッチンの掃除。
子カバが第一志望校を受験した日から、換気扇とか流しとか棚とかの油汚れや埃を落とさず、
そのままにしていたのだ。・・・そう、ゲンを担いでいたのだった。
“そ〜んなこと”とお思いかも知れないけど、結果が出るまでの1週間、レンジフードに付着してる油分に
くっついた埃を見上げて「落ちるな〜、落ちるな〜」と願ってました。
そんな事でもやってないと、全然落着かなかったから・・。
さて、その日の夕食は外食したのですが、実は結果が出る前日・・
二女と車で買い物に行った道中で「明日お姉ちゃんが合格してたら、ここ
(信号で止まった横にある、まだ一度も行った事がない寿司屋)に行きたいねぇ」
と言ったら、その日の夜に早速、二女が「明日、お姉ちゃんが合格してたら、あのお寿司屋さんに
連れてってくれるんだってよ」と、期待大の声で言ってるのがキッチンにいる私の耳に届きました。
そしたら、それを聞いた長女が、また私に聞こえる様に大声で言いました。
「えーっ、寿司屋よりステーキ屋の方が良いよぉー!」と。
私はそれ聞いてカチン☆「あのねー、そういう事は受かってから言うセリフでしょ!
こっちは寿司屋だろーがステーキ屋だろーが、どっちだっていいの!」
・・と言う事がありまして、(^^;その日の夕食はステーキ屋さんに行ったのでした。
とにかく、やっとMikanんちに春がきた訳ですが、桜が咲く頃はまた忙しくなりそうです。
二女も中学入学で、式が同じ日(中学は午前中、高校は午後)なので、
きっと桜の花びらが舞う中、中学校と高校を奔走してる事でしょう。
「サクラサク」・・枯れ木に花を咲かせた子カバ(長女)は大きな声で言いました、
「終わったぁぁぁぁぁぁ〜〜!!」
今、机の上にはマンガとパソコン以外何もない状態です。
・・・ぉぃ、高校始ったら、ちったぁ勉強しろよな・・・(--;