子カバたちのW受験 子カバたちが3つ違いということで、2003年は長女が大学受験、子カバが高校受験のW受験生となり、
特に次女子カバにはハラハラさせられっ放しで、担任の先生にもかなりお世話になっていた。
昨年夏ごろから長女は自分が希望する学部がある大学を調べたり訪れたりして、私にはほとんど相談もなく
(まぁ、私に相談しても役に立たないとわかっていたからだと思うが)、着々と早くから取り掛かっていた。
それに比べて次女の方は、部活を引退しても机の上は相変わらず勉強には無関係の物で"密林状態"だった。
秋になり、先に長女が志望大学のことでやっと私に相談してきた!と思ったら、「私も受かればバイトするけどさぁ、
学費がこれだけかかるけど大丈夫?・・あ、分納もあるんだよ」と。
残るは問題児の次女だ。
年が明けてから、塾での(友達が行ってるから通い始めたという塾です)3者面談があり、
志望している高校に関して塾の先生から、「うーん、推薦合格はハッキリ言って無理ですねぇ」と言われた。
どうやら次女は作文が上手いらしい。それを知ったのは風邪で学校を休む時に電話連絡した時だった。
教頭先生が出られて、名前を告げた途端に急に態度が変わり、それをベタ誉めされた。
しかし私は一度も読ませてもらったことがないし、あの密林状態の机の上でいつそんな作文を?不思議に思いつつ恐縮してしまった。
さて、推薦には学力結果だけでなく、実技や特技、校内における活動評価も点数に入れられるということで、
次女は得意らしい作文で校内代表になったりして積極的に活動していた。が、しかし、やっぱり学力は重要。
親としては、最後はダメもとで神頼みしかないと思い、推薦試験発表の前日、私は近所の神社へ合格祈願に出かけた。
そして翌日、子カバ次女はちょうど第3志望校の受験日であり、私が代理で発表を見に行くことになっていて、
前日に祈願したものの、私の足取りは重く、微かな希望だけでそこに向かっていた。
しかし、車のナンバーに、2はなかったし、前を歩いてる人は右には曲がらなかった。
めちゃくちゃ落ち込む私。一瞬、塾のあの先生の宥める顔が頭に浮かんだ。「ええーい、ちくしょー!」とか思いながら
発表されている掲示板を見た。
その日の夜、家族で祝いの外食。
しかし、そんな次女の机の上は今も密林状態!
記:2004/3.2
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