SIDE A |
1.
Let's Turn It On |
■Words and Music by Freddie Mercury |
日本盤LPにはジャケット大のカラー・ポートレートが入っていて狂喜乱舞!そして
歌詞カードの顔どアップのフレディには何故かドキドキ!照れてしまって3秒と見つめていられない。(いつ見てもそうだけど。)
さて、この曲は軽快なドラムのリズムとフレディのカウントで身体ウキウキ、いきなり踊りたくなります。
途中、(ずーっと鳴ってる)カチカチ音が気になったりもするけど、でも最初のドラム・ビートと同じエンディングは特にお気に入りです。

アルバムの中でも非常に80年代的な曲で(当たり前か)、正直言って2001年に聴きたくなるようなサウンドではないかなと・・・。
この曲のギターソロを初めて聴いたときは、“アレ、ブライアンも参加してるの?”なんて思わず勘違い。
【シングル履歴】B-6の7インチ・シングルB面。
【別バージョン】Extended Version | Remixed by
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2.
Made In Heaven |
■Words and Music by Freddie Mercury |
当時も今もこの曲は歌詞が魅力的です。「胸に染み入るフレの詩(うた)」みたいな。
実に感動的。特にラストの♪Written in the stars・・はジ〜ンときます。
名曲の一つと言って良いでしょう。確かアルバム発表当時、他のメンバーもこの曲を気に入っていた記憶があります。
ピアノのみで演奏しても勝負できる、そんなフレディのメロディーメイカー振りが発揮されています。
それでも中盤に分厚いコーラスを持ってくるあたり、過剰なフレディ、いかにもクイーン的であります。
【シングル履歴】
第2弾シングル。7インチ・シングルはシングル・ヴァージョンで発表。
1991年に発表されたクイーンによる同タイトルのオリジナルである。
◎U.K. Release Date :1 July 1985
△Highest Position on U.K. Chart : No.57
【別バージョン】 Single Version | Extended Version
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3.
I Was Born To Love You |
■Words and Music by Freddie Mercury |
さすがフレディ!やっぱりフレディ!めっちゃくちゃ明るくて楽しくて、聴いてて元気が沸いてくる大好きな曲です!
音楽はこうでなくちゃ!当時この曲はノエビア化粧品のCMで流れていて、この曲の爽快さが充分に伝わってくる映像に、
ファンとしてはすごく嬉しかったです。
聴き慣れた曲ではありますが、私も大好きであります。その理由は“明るい”ということに尽きます。
“愛するために生まれてきたんだ。生きていることが喜びだ”という、非常に明解なテーマでありますが、
そのシンプルさゆえ、とても力強いメッセージとして、聴くたびに元気づけられます。
【シングル履歴】
アルバムに先行して発売された第1弾シングル。1991年に発表されたクイーンによる同タイトルのオリジナルである。
また発売当時某化粧品メーカーのCMソングとなった。
◎U.K. Release Date :9 April 1985 △Highest Position on U.K. Chart : No.11
【別バージョン】 Extended Version
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4.
Foolin' Around |
■Words and Music by Freddie Mercury |
ニック・ノルティ主演の映画「ティーチャー・ティーチャー」の挿入歌となった。
歌詞はクールなのに、なんか重たい。全体的に少し歯切れが悪く感じるのはバックで流れるシンセのせいでしょうか?
踊ってても足に錘が付いてるみたいな振り付けになっちまぅ。
クイーンのメンバーにはあまり似合わないビーチリゾートを思い浮かべてしまいます。
その点ではイギリス的というよりとてもアメリカ的で、A-1同様80年代ビルボードチャート傾向の強い作品でもあります。
晴れた日にはうってつけの曲で、何よりもフレディのヴォーカルが十分に堪能できるという点が一番の魅力です。
【別バージョン】 Remixed by Steve Brown
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5.
Your Kind Of Lover |
■Words and Music by Freddie Mercury |
スタート部分からジワジワと引き寄せられ、その後の展開がとっても楽しい曲です。
歌詞の中の"a little bit.."ってのが絶妙なリズム感があって大好き!そして思わず口ずさむ♪やっきゃんならっぼぉ〜!
フレディの美的感覚が遺憾無く発揮され、なおかつポップであるという点でとても良く出来た作品だと思います。
2回の静止する瞬間がとても効果的ですし、サビのバックに流れる単調なピアノもユーモアたっぷりで好感が持てます。
思わず一緒に歌いたくなる、私のお気に入りの一曲です。
【別バージョン】 Remixed by Steve Brown
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SIDE B |
1.
Mr.Bad Guy |
■Words and Music by Freddie Mercury |
B面に裏返して、静かに針を落とす・・・ぉ〜来た来たぁ!壮大なオーケストラと共に
「さぁ、Mr.マーキュリーさまのお通りだ!」ってな雰囲気に完全に呑まれます。
勝手なイメージでその映像が頭に流れてきて、ラストが第一幕だけで終わったみたいで、思わず叫びたくなります、“もっとやれ〜フレディ〜っ!”
「もったいぶったイントロはいただけない」、「自分をミスター・マーキュリーと呼ぶのはどうかと思う」、
そうお考えの方がいたらこう言ってあげましょう。「それがフレディ・マーキュリーだ!」と。そう、ここまでくると良い悪いの問題ではないのです。
これがフレディなのです。だいたい、この曲がそういう内容の曲なんですから。
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2.
Man Made In Paradise |
■Words and Music by Freddie Mercury |
この曲を聴く度に蘇ってくる女性がいます。それは、このアルバムを当時ラジオで特番したDJの今泉圭子さんです。
最初から最後までハイテンションな彼女がこの曲を、「おとこのパラダイスぅぅ〜!」って紹介したその言い方が、この邦題がどーのって言うより、
完全に壊れてる、裏返ってる声から彼女の興奮ぶりが強〜烈に印象に残ってしまいました。
今でもこの曲を聴くと、必ずこの時の彼女の事を思い出すのです。(曲のコメントじゃなくてスミマセン。)
最初はどうってことないという印象を受けたこの曲も、改めて聴き直すと、
低音(本来のキー?)で歌われる部分のヴォーカルは特筆に価すると思います。
ちなみにこの曲のギターもかなりメイってますね。(別に気が滅入ってるわけじゃないですよ)
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3.
There Must Be More To Life Than This |
■Words and Music by Freddie Mercury |
前曲より断然いい!(え?) 冒頭のピアノの美しいメロディといい、フレディ・マーキュリーの魅力溢れるこの曲は
メッセージも厳しく、優しく、心に響き渡ります。コレ最高です!
文句無しにこのアルバムの中のベストチューン!
クイーンの全ての曲を含めても、自分にとって最も大切かつ影響を受けた曲の一つであります。
レノンの「イマジン」にも共通するテーマを持ち、21世紀によりその意味が重きをなす名曲と言えるでしょう。
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4.
Living On My Own |
■Words and Music by Freddie Mercury |
フレディが実に美しく軽快に歌っててポジティブ度100%!でも歌ってる内容はネガティブ度120%!
だからもし寂しくて寂しくてたまらない時があったらこの曲を聴いてフレディと一緒に歌おう!涙を拭って踊ろう!
♪..got to be some good times ahead イエィ☆
フレディが“自分”というものを比較的ストレートに表現した曲で、
この曲が発表されたというだけでも、このアルバムを作る価値があったと感じます。
サウンド自体の質感は他の曲同様80年代的なのですが、今でも十分に通用するリズム&ビートで大好きな一曲です。
◎U.K. Release Date :2 September 1985
△Highest Position on U.K. Chart : No.50
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5.
My Love Is Dagerous |
■Words and Music by Freddie Mercury |
スローテンポな前半部分では、“俺に惚れるなよ、火傷するぜ〜!”ってクサいセリフに、かなり引いてる自分ですが、
リズムが早くなる後半になるといつのまにか、“ううん、ワタシあなたとだったら火傷したって構わないわ!”とかなんとか
益々クサいセリフを平気で吐いてしまうような気分にさせられるホントにデンジャラスな曲です。
初めはとても苦手でしたが、このアルバムの中で、今最も聴きたいと思える曲がコレです。
テンポが徐々に早くなって行く様は、まるで人生を暴走するかのようで、フレディの止められない性格とピッタリ合致します。
タイトルが言い表している様に、とてもスリルに満ち溢れた危険な曲展開であり、一度聞き出すと惹き込まれずにはいられません。
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6.
Love Me Like There's No Tomorrow |
■Words and Music by Freddie Mercury |
どこがミスター・バッドガイじゃ!と言いながら、こんなフレディを守ってあげたいっ!と母性本能が燃えまくってしまう曲です。
しかし曲の印象は雰囲気があって素敵だけど、好きな人は好き、って感じかも。
歌い出しはまるでスタンダードのよう。
もし売れていたら名曲と言って崇められるくらい万人受けタイプの曲なのに、実際はそうならなかったということで言いますと、
“売れるって大事だわ”“チャートって重要ね”と言わざるを得ません。ほんとショービズって怖いですね。それにリスナーも。
◎U.K. Release Date :18 November 1985 △Highest Position on U.K. Chart : No.76
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