なくてはならない存在
先ずは、スパイク・エドニー。
スパイクはクイーン現役の頃からのサポートマンであり、彼のバンド、SASバンドにはロジャーやブライアン、ジョンも参加したことがありますし、
昔からのクイーンファンにとっては一番馴染み深い人だと思います。
今回の公演で、一番印象に残ったのは、やっぱり、メンバー紹介の時に弾いてくれた「Death On Two Legs」の冒頭のピアノでした。あの時、思わず感嘆の声が漏れたのは私だけじゃないでしょう。
これはQ友さんに教えてもらったのですが、スパイクの最新インタビュー記事は共感する事も多く、とても読み応えがありました。さすがスパイクです。クイーンと歩んだ長い年月は伊達じゃない!
ベースのニール・フェアクロフ。
私がニールを知ったのは、2014年と最近で、その頃のQ+Aのコンサートでニールが、ベースソロを披露しているのを初めて見て、
とても興味を持ちました。ベースソロの中で「Don't Try Suicide」までやっていたからです! 激レアです!! 今回の公演で印象に残っているのは、たまアリ2日目のステージで、前列の客席に向かって何度か愛想を振りまくような仕草をしていた事です。
もしかしたらそれはニールの友人か知人を客席の中に見つけたのかもしれませんが、とにかくそれが可愛かった。
それと、彼のプレイスタイルは独特というか、ストラップがあれだけ短いのに、更に左手でネックを持ち上げるようにプレイしているのも印象的でした。
そして、パーカッションのタイラー・ウォーレン。
タイラーを知ったのはごく最近で、昨年のアカデミー賞のオープニングに、Q+Aが登場して、「We Will Rock You」の演奏がスタートした時、“ずいぶんドラムの音圧が凄いなぁ〜”と思ってよくよく見ていたら、ブライアンの後ろの方で、ロジャーに合わせてドラムを力強く叩いている彼を発見!すぐさま名前を調べて知った次第です。
ついでに、オフィシャル・クイーン・トリバン「クイーン・エクストラバガンザ」(←ロジャーとブライアンが作った)のドラマーだと言うのもその時知りました。
ちなみに、今回の公演で「The Show Must Go On」が演奏されましたが、タイラーがまだ8歳の時に彼の両親と一緒にこの曲を演奏しています。
タイラーの背丈ほどのドラムセット(昔のロジャーと同じ、シンバルを高く設置してる!)なのに大人顔負けのプレイで、しかもバスドラが気になるのか、チューニングまでやってるところが凄いです。(そしてロジャーと同じ、小さい時からイケメン!)
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