レコード・ジャケット

それまでレコード屋でLPレコードを買うとポスターが貰えるのは当たり前だった。 しかし今度のクイーンの新作には初めて、予約特典が付いた。

その特典というのが、クイーンの銀色のバッジだと言う。当時まだ、グッズという言葉も知らなかった田舎者には、宝石のように思えた。

早速、隣町のレコード屋まで行って予約をしてきた。
しかし、買えたのは、年が明けてから。

懐が寂しい中学生には、お正月に貰えるお年玉が、全資金だった。



待ちに待ったクイーンの新しいレコード!!

見た瞬間から、ジャケットの真ん中に描かれた紋章の美しさに釘付けになった。

カラフルで鮮やかな配色なのに、ふんわり優しい印象を受ける。その調和のとれた色使いが、紋章を魅力的に輝かせている。

手で触ってみると、紋章の縁が微妙に盛り上がっていることに気付いた。
と同時に、驚いたのが、ジャケットの白い部分の質感だった。
これまでの前作3枚とは、その感触が全く違っていた。

なんというか、それはまるで、障子紙のようだった。





   

50年後

   


障子紙は、紫外線や湿気の影響を受けやすく、茶色く変色しやすいらしい...



と、言い訳したくなるほど、あの真っ白だったジャケットが変色してしまった...

ハイハイ、50年間、ちゃんと保管出来ていなかった事は認めます。

でも、「戦慄の王女」と「QueenⅡ」は買って52年、「シアー・ハート・アタック」は買って51年になるが、3枚ともここまで酷くはなっていない。
やはり、コーティングされたツルツルのジャケットは防汚性が高い。

「オペラ座の夜」のジャケットは「QueenⅡ」と同じように、見開きタイプになっているが、 セカンドは縦に開くタイプだったので、開いた時に下手すると中のレコードが落ちそうになったりしていた。
その点、「オペラ座の夜」は横に開くタイプで安心だった。

表と同様に中ジャケも変色してしまった・・・。
ちなみに、右下の4人の写真がそれぞれ青系と赤系で加工されているのは、紋章との色味を揃えて統一感を出しているように思う。
また、演目のプログラムのようなデザインの中に、曲タイトルもアルバムタイトルと同じ筆記体で書かれているのがオシャレだ。

ただ、歌詞を追いながらレコードを聴く回数が多ければ多いほど、ジャケットを汚す原因にもなっていたと思う・・・言い訳になるけど。

ちなみに、この障子紙みたいなジャケットは、初回盤だけ
その後に発売された通常盤は、コーティングされてツルツルである。

時々思う、
ツルツルの通常盤が良かったかな~と。
でもそうすると、予約特典のバッジは、もらえなかった・・・。


だけどとっくに、予約特典のバッジは、なくしてしまった...



予約特典のバッチはこんな感じのでした。
バッジ

記憶を頼りに画像を作ってみたけど・・・覚えている人、いませんか?
3cmくらいの小さいやつ。裏に安全ピンみたいなのが付いていた。