ロジャー氏の提案を頑なに拒んでいたブライアン氏が、ここにきて急に同意の方向に傾いてきた。 現時点で理由は明らかにされていないが、どうやら“気が変わった”だけの模様。 一つの決断にやたら時間が掛かることで有名なブライアン氏だが、 一度決心したら実行するという点では評価が高いだけに、 今回の提案は今後、より具体的なものとして進むことは間違いない。 問題は、ジョン氏(写真)の動向。ロジャー、ブライアン両氏は、正式にジョン氏にも再活動案を提出する予定。


 ジョン氏は最近目立った活動をしていないだけに、今現在音楽への情熱が、自身の生活のどの位の比率を占めているのか、全く明らかにされていない。 4月にブラジル赴任が噂されたジョン氏だが、現在もイギリスに在住らしい。
 ロジャー氏は今回の提案はあくまでスタジオに入り新曲を録音するということであり、クイーン再結成ではないと発言している。 ロジャー氏は、フレディー氏の代役は他の人物では不可能だと考え、ブライアン氏も同意見だと思われる。 おそらく両氏は、今回の再活動が継続的なものではないとして、ジョン氏に譲歩案を提出すると思われるが、 ジョン氏は、その内容次第では、再活動が全く無意味なものとし、譲歩案を拒絶してくる可能性も充分考えられる。