あなたはご存じでしょうか?
1973年に京都で開催された「世界インダストリアルデザイン会議」を。
左の画像は「JAZZ」が発売される5年前に京都で開催された「世界インダストリアルデザイン会議」の表紙(案内書)を飾ったデザイン画です。
著者は亀倉雄策氏
亀倉氏の過去の作品を見るとお分かりのように、とても有名な日本人デザイナーです。
しかも、亀倉氏のこのデザインには、白地バージョンも存在します。(*参照ページを見る)
それに、中心の楕円は全部で10本描かれており、JAZZのカバーデザインのそれも同じ10本です!
ここまで同心円の描き方がそっくりだと、クイーンが亀倉氏のテザインをパクったのではないか?という疑惑が湧き上がってきます。
一方、JAZZのカバーデザインについて、ミュージック・ライフ誌(アーカイブ・シリーズVol.11参照)には以下のように掲載されています。
・錯視など視覚効果のある幾何学的な抽象美術オプティカル・アートが採用された。
また、最近のクイーン関連サイトやブログを調べてみると、以下のように書かれていました。
・ ベルリンの壁に描かれた同様のデザインを以前に見たロジャー・テイラーが提案したもの。
・ブライアン・メイがベルリンの壁にJAZZという単語と何組かの同心円の絵を見つけたらしい。
ロジャーであれ、ブライアンであれ、描かれていた場所が“ベルリンの壁”というところは一致しているものの、同心円のようなデザインを(石)壁のような不安定なところに描くのは、相当難しいのではないでしょうか?
JAZZが発売されて40年!
ロジャーもブライアンも、既にカバーデザインの事なんか、何一つ覚えちゃいないかもしれませんし、
クイーンファンにとっても、“そんなのどーでもいいわ”かもしれませんが、良かったら、以下の掲示板にてご意見をお聞かせください。お待ちしています。
QUEEN FAN BOARD
5月号発行:2018年4月21日