書斎
Room 002

 この部屋が書斎ということはすぐに分かった。 部屋を取り囲む棚には天文学、医学、電子工学など学術書がビッシリと並べてある。 床の上には美術書らしき分厚い本が何冊か散らばっているが、どの本の上にもほこりがたまっている。 どうやらこの部屋は何ヶ月も使われていないらしい。

 机の上を見ると一枚の紙キレが・・・
 “オッ、何か書いてあるぞ・・・”

“Mama mia, mama mia, mama mia, Let me go!”

 そして、テーブルの上のランプは倒れたまま。一体何が起こったのだろうか?

すると再び賢者の声がどこからともなく聞こえてきた。

“じきに地上を襲う嵐に気をつけろ!”

 この部屋には扉が二つある。正面の扉の先からはドラムの音が一段と大きく聞こえてくる。 右の扉からは何も聞こえてこない。

 
正面の扉を開けて進む

右の扉を開けて進む