何もない部屋
Room 006

 さっき居た部屋とは違い、この部屋は整然としている。 というよりも家具の一つも置かれていない。

 この部屋にはまたしても扉が二つある。 貴方はどちらの部屋へ進む? 左の扉の先からは何も聞こえてこない、右の扉の先からは玄関ホールの時と同じようにかすかにベースの音が聞こえてくる・・・・

 

そしてまたもや、あの声だ!

“私の言葉に注意を払う者たちに最良の方法を教えよう!”

“りすとぅざ・ぐっ、ぷら〜ん!”



そして、次のように続けて聞こえてきた

“右、いや左、うん、やっぱ右かな・・・う〜ん、とりあえず左へ進むのだー!”

 ハッキリしないこの声の主に“何が最良の方法だ!”と呆れ返った貴方は、
自分で決断することにした。


左の扉を開けて進む
 
右の扉を開けて進む