DEEP PURPLE / FIREBALL
Cover Design : Castle, Chappell and Partners Limited / Photography : Tony Burrett, Chagford Studios LP : WB2564 メンバー紹介
多分、今現在私が持っているLPレコードの中で、このアルバムは最も古いレコードだと思う。
というのも、これを買ったのは姉であり、74年頃に「これもう聴かないからアンタにあげる」と言って譲り受けたものだからだ。
「FIREBALL」はご存知のように、 パープルの黄金期と言われる第2期に発売されたアルバムだけど、その前の「IN ROCK」と、この後の 「MACHINE HEAD」、そして「LIVE IN JAPAN」の3枚と並べると評価は一番低いかもしれない。 姉もその3枚は手放さなかったし。でも私には、この「FIREBALL」が第2期の中で一番好きだ! "Black Night"よりも、"Strange Kind Of Woman"のメロディの方が好みだし、
"Smoke On The Water"より、"No No No"の方が、めちゃくちゃカッコイイ!
それに、"Highway Star"より、"Fireball"の方が飽きがこない。
そしてこのアルバムの中で私がダントツでお気に入りなのが、"Anyone's Daughtor"だ。
最後に、ちょっと本題から話は逸れるけど、
パープルからはリッチーとイアン・ギランの他、参加メンバーはクイーンのブライアンとロジャー(当時のガール・フレンドの
デビーを自慢げに連れて来てた)、ピンク・フロイドのデイヴ・ギルモア、イエスのクリス・スクワイア、
ブラック・サバスのトニー・アイオミ、ELPのキース・エマーソンなどなど、豪華な顔ぶれだ。
「リッチーに会えるのが楽しみで仕方ない」といったブライアンの嬉しそうな表情とは裏腹に、
リッチーは無表情のまま突然、幽霊話を始めたりして。でもこれが全然怖くなかったりするから逆に笑える。
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