Bella Donna / 『麗しのベラ・ドンナ』
Side 1
1.BELLA DONNA/麗しのベラ・ドンナ
2.KIND OF WOMAN
3.STOP DRAGGIN' MY HEART AROUND
/嘆きの天使
4.THINK ABOUT IT
5.AFTER THE GLITTER FADES

Side 2
1.EDGE OF SEVENTEEN
2.HOW STILL MY LOVE
3.LETHER AND LACE
4.OUTSIDE THE RAIN
/雨に濡れて
5.THE HIGHTWAYMAN

プロデューサーは、ジミー・アイオヴィン。
参加ミュージシャン
■トム・ペティ & ザ・ハートブレイカーズ
■ラス・カンケル(ドラムス)
■ワディ・ワクテル(ギター) ■ドン・フェルダー(ギター) ■ディヴィ・ジョンストン(ギター)
■ボヴ・グロウヴ (ベース) ■ヴィル・ペイン(ピアノ) ■ドン・ヘンリー(ドラム、ヴォーカル)
*発売日は1981年7月。スティーヴィの初のソロ・アルバム。

一度聴いたら忘れられない独特の雰囲気を持つヴォーカル、 愛らしさと美しさが交差するセンスの良さ、彼女の名前はスティーヴィ・ニックス。「フリートウッド・マック」のヴォーカリストでもあります。

彼女を形容する言葉といえば決まって「妖精」と付けられますが、彼女のビデオとか観てると 「妖艶」という言葉が先に出てきます。 それに彼女の顔をよーく見てみると、一つ一つのパーツはそんなに美形だとは思いません。 でも彼女は美しい。・・ちょっと矛盾してますが、それは彼女が美形に「魅せる」のがとても巧いという事です。 別に化粧が上手って事じゃなくて、彼女は自分自身をどういう風に撮れば、一番美しく魅せる事が出来るかを 知り尽くしてると思います。それに、彼女のライヴでの立ち居振舞いといい、いろんなフォトでのカメラ目線といい、 その美的演出もモデル顔負け、有名女優も真っ青って感じがします。私は、そういうニックスの女王様的な 美への追求と言いましょうか、徹底した美的センスがたまらなく大好きです。

さて、Mikanはこのアルバムを81年の夏に購入しました。
全体的な印象としては、カントリー調の曲が多く、正直言って自分には今イチでしたが、 参加ミュージシャン名を見てもわかる様に、(トム・ペティ&ハートブレイカーズ、イーグルス、 ブルース・スプリングスティーンからのメンバーが参加) 豪勢なミュージシャンが集まってるだけあって、 どの曲も上手くまとまってて聴き易い。 しかし何と言ってもニックスの魅力的なヴォーカルを存分に楽しめたのが、Side1の“BELLA DONNA”と、 Side2の“EDGE OF SEVENTEEN”です。 多分、アルバムのジャケット写真はこの2曲をイメージしているんじゃないかと思うんですが・・・。

ファースト・シングルとなったSide1の“STOP DRAGGIN' MY HEART AROUND / 嘆きの天使”では トム・ペティと、Side2の“LETHER AND LACE”ではイーグルスのドン・ヘンリーとそれぞれデュエットしてますが、 どっちかって言うと、やっぱり私はドン・ヘンリーとのデュエット曲の方が好みです。
でもカラオケ屋に行くと、「嘆きの天使」しか置いてないんだよなぁ〜(-- ちぇっ★

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