原 由子 / 『はら ゆうこが語るひととき』
Side A
1.My Baby Shines on Me
2.おしゃれな女
3.I LOVE YOUはひとりごと
4.しっかりJohn-G
5.うさぎの唄

Side B
1.がんばれアミューズ
2.いにしえのトランペッター
3.Loving You
4.幸せなルースター
5.Last Single X'mas

プロデューサーは、桑田佳祐。
■原由子(ヴォーカル、キーボード) ■斎藤誠、大川真(ギター)■宮田繁男(ドラム)
■山村哲也(ベース) ■菅原友紀(パーカッション) ■桑田佳祐、斎藤誠、松田弘...(コーラス)

*このアルバムが発売されたのは1981年。ファースト・ソロ・アルバム。
サザン・オール・スターズのキーボード奏者で、桑田さんの奥様です。


このアルバムはMikanがちょうど成人式を迎えた頃に購入しました。
大人の女性とか大人の恋とかに憧れて夢見る年頃と言うか、そういう時期に原由子さんのヴォーカルって ハマってしまうんですねぇ。まぁ、そういう時期を過ぎても時々センチメンタルになったりして、今でも愛聴盤になってます。

さて、このアルバムなんですが・・・売れたんですかね?・・
よく知らないんですけど、当時の記憶では「私はピアノ」が大ヒットして原さんの名前は売れてたと思います。 でもMikanは、サザンのアルバムから原さんの名前を知り、そのアルバムを聴いて桑田さんよりも原さんの方を大好きになりました。 それだけ彼女のヴォーカルは自分の波長にピッタリ合ってたし、その独特な雰囲気からいつどこで聴いてもそれだと判る程 強い個性を感じました。それでいて嫌味がないのも多分、彼女の純粋で優しい性格が滲み出てる様な気がします。 そしてそれは20年近く経った今でも同じ感覚にしてくれます。

数年前の話ですが、ドライヴした時に私がサザンのベスト・アルバムをカーステで流してたら、娘たちが同時に 「これ良いネ、これが一番好き♪」と言って指したのが原由子が歌う『鎌倉物語』でした。 勿論桑田さんが歌うノリノリのヒット曲も気に入った様子でしたが、原由子が歌う独特の雰囲気に、 娘たちは二人とも波長が合ったようです。

このアルバムでよく聴いてた曲は、SideA 全曲です。特に“I LOVE YOUはひとりごと”が好きなんですが、 この曲はカラオケ屋さんに行くと曲中の、“オカマのセリフ”が抜けてるんですよね。歌詞カードにも掲載してないから 仕方ないと言えば仕方ないんだけど、この曲はコレがなきゃ味気ないと言ってもいい程重要なポイントだと思います。 このセリフ部分は桑田さんが見事に演出していて、アルバムを購入してしばらくはホンモノのオカマさんが喋ってるのだと 勘違いしてました。喋ってるセリフ内容も最高です。なので、Mikanは勝手にそのセリフを入れて歌ったりするんですが、 大半は友達に白い目で見られます。(--; それもそのはず、オカマのセリフもそうだけど、この歌詞が卑猥って事で、当時は 放送禁止になってましたから・・・ハァ〜★

ハァ〜じゃないのよ、ゆうこちゃん、 やぁねぇ〜アンタもぉ。
アタシだってね、必死に生きてんのよ、そこいらの女よりキレイでありたいしね。だからと言って、 男に同情されて抱かれんのもヤだしねぇ〜。でもねぇ〜ゆうこちゃん、ホントにアンタとだったら趣味が合いそう、趣味が・・。 でも・・あっ!なにすんのよ、ゆうこちゃん!アンタってそんなひとじゃないでしょ、やめてよ”★

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