KISS / 『地獄からの使者』/キッス・ファースト
Side A
1.Strutter
2.Nothin' To Lose
3.Firehouse
4.Cold Gin
5.Let Me Know

Side B
1.Kissin' Time
2.Deuce
3.Love Theme From Kiss
4.100,000 Years
5.Black Diamond

プロデューサーは、ケント・カーナー&リッチー・ワイス
メンバー紹介
■ジーン・シモンズ(ベース、ヴォーカル) ■ピーター・クリス(ドラム、ヴォーカル)
■ポール・スタンレー(リズム・ギター、ヴォーカル)■エース・フレーリー(リード・ギター、ヴォーカル)

*このアルバムが発売されたのは1976年5月。
「ファースト・アルバム」・・とは言えこのアルバムが日本で発売された頃には既に3枚のアルバムが出ていて、 来日直前の時期であり、何故に今頃「ファースト」?・・でしたが。


って事でMikanは既に発売されてた「地獄の軍団」でKISSを知り、 すぐに彼等の虜になりました。そりゃ初めて目にした時は“なんじゃこりゃ!”って思いましたけど、 完全無欠のその姿に「オモシロイじゃん♪」と感じ始め、また曲が軽いノリで馴染み易いときたもんだから、 抵抗無くスッと馴染めました。また、その頃ラジオでライヴでの「Cold Gin」を初めて聴いて超シビレました。

1976年の当時の事を思い起こすと、Mikanの周りではKISSの人気は絶大でした。 まぁ女子の中には「いゃーん、気持ち悪〜い」の可愛い子ブリッコちゃんも何人か居ましたが、 男子にも人気があってほとんど悪評は耳にしませんでしたし、それに当時のロック少年少女には有名な “ロック御三家”の一つとなって、初来日も重なって、彼等の人気は最高潮〜♪になってたと記憶してます。
で、女子の間でテーマとなるのが「ねぇ?誰が一番好き?」ってヤツで、一番人気はポールとエースでした。 ジーン・シモンズは違う意味で高い評価はされるものの“血吐き火吹きする彼が一番素敵”なんて言う 奇特な女子中学生は居ませんでした。それとピーターはタイプじゃないけど彼の曲と歌声が好きって言う ファンがほとんどでした。Mikanもそのひとりでしたが、その時は(やっぱり?)ポールが好きって応えてましたぁ。

それから、Mikanは彼等のライヴには一度も行った事はありませんが、当時のNHK「ヤング・ミュージック・ショー」 という番組で何度か観ました。(2、3回はやってた様な気がする)
彼等のステージは、まぁ〜魅せてくれる魅せてくれる!テレビ・カメラもジーン・シモンズの鼻の穴奥まで見える程 アップにしてくれるもんだから、「血吐きダラ〜ッ」が気持ち悪りぃ〜のなんのってなかった。 それにエースとポールの、これぞナルシスト!みたいなパフォーマンスも楽しかったし、やっぱり最初に感じた通り 「オモシロイじゃん♪」って事でかなり注目してました。(ぁっ、ピーターはいつもスモークが凄くて少ししか見えなかった) それから彼等のメークと衣装に関して・・(これは長くなりそうなので次回書こう)

さて、このアルバムは内容としては「地獄の軍団」の次に大好きなアルバムです。なんでかって言うと、 「地獄の軍団」だけA面B面が区別できるから。あとのアルバムはA面聴いてたのかB面聴いてたのかさっぱり わかんない。だけどそれは悪口で言ってるんじゃなくて、全部軽いノリで、なーんも考えずに 楽しめるって事。(それは誉めてるのか?)
まっ、とにかく「カッコいい〜シビレるぜ〜」だけで楽しめるのって最高!ムシャクシャしてる時なんか ステレオの音量ファイヤー!にして聴くと、もっと最高!!
って事で、このアルバムの中で好きなのは「Love Theme From Kiss」以外全部! 文句なく楽しめるロックとしてMikanの名盤の一枚です。

一言付け加えるとしたら、KISSの本来の楽しさはライヴにある!と言えるかと思います。
曲は軽いけどね〜(^^;★

PREV NEXT HOME