SIDE 1 |
1. The Show Must Go On [+ Elton John] |
■Words and Music by Queen |
オリジナルは17枚目のアルバム『INNUENDO』のラストを飾る曲。
ここではエルトン・ジョンがリード・ヴォーカルを取った1997年1月17日パリでのライヴ録音を収録している。
エルトン・ジョンは1992年の「フレディ・マーキュリー追悼コンサート」でもQUEENと共演を果たしている他、自身のソロツアーでもこの曲を取り上げていた。
なおこの組み合わせではシングル・カットされていないことを考えると、当アルバム唯一のシングルでない曲とも言える。 エルトン氏の熱唱ぶりはとてもよく伝わってきますが、彼のヴォーカルではキーをかなり下げないと無理なわけで・・ それは追悼ライヴでの「ボヘミアン・ラプソディ」でも同じだったわけで・・それはエルトン自身も充分わかってたはずで・・にもかかわらず、 この曲をチョイスしたのは、何故??何故なのぉぉぉぉ〜〜!って事で、エルトン氏には別の曲を演って欲しかったなと強〜〜く思います。 ビデオを見なくても、まるで日本アカデミー賞授賞式みたいな落ち着いた拍手で、会場の雰囲気が掴めてしまいます。 エルトンにはもっと、こう・・・・・・う〜ん、「Jealousy」とか「Life Is Real」みたいな曲が合う気がします。 あっ、「Dear Friends」がピッタリだ! |
2. Under Pressure (Rah mix)[+ David Bowie] |
■Words and Music by Queen & David Bowie |
12枚目のアルバム『HOT SPACE』他、
過去2枚のヒット曲集『GREATEST HITS』 (日本盤のみ)、
『GRETEST HITS U』にも収録された曲が、新たにリミックスされ3度目のヒット曲集にも収録されることになった。
デヴィッド・ボウイは1992年の「フレディ・マーキュリー追悼コンサート」でアニー・レノックスと共にQUEENと共演を果たした後、
自身の「アウトサイド・ツアー」でもこの曲を取り上げていた。 最高〜!私は好きです、これ。だって全然プレッシャーを感じさせないし聴いてて楽しいもん!でも多分、 “元の曲が丸潰れじゃねぇーか!”って怒ってる人もいらっしゃるでしょうし、“ドラムが遊び過ぎだろ〜が!”って嫌な想いをしてる人も いらっしゃるでしょう・・だけど私はコレを聴いてから元のヤツも両方大好きになりました。 元のヤツは「ごっついプレッシャーを感じる盤」で、コレは「プレッシャーをはね返す盤」として楽しんでます。 ちなみに、これは教えて戴いた事ですが“Rah”というのは、“バンザーイ”という意味を含んでいるという事です。 いいですね〜最高です!オリジナルもいいけど、このリミックスもキマってます。 “ででで”の連続も、ブライアンのジェットストリーム・ギターも、そしてより鮮明になったボウイの声も、 何もかもが新鮮で楽しく仕上がっています。 【シングル履歴】 ◎U.K. Re-release Date : November 1999 △Highest Position on U.K. Chart : No.7 当アルバムからのファースト・シングル。7インチ・シングルにはラジオ用に編集されたヴァージョンを収録。 【リミックス】Radio Edit | Mike Spencer Mix | Knebworth Mix |
3. Barcelona |
■Words and music by Freddie Mercury and Mike Moran |
フレディ・マーキュリーのソロ2作目のアルバム『BARCELONA』収録。ここではシングル・ヴァージョンで収録。 【シングル履歴】 ◎U.K. Release Date : October 1987 △Highest Position on U.K. Chart : No.8 ◎U.K. Re-release Date : 1992 △Highest Position on U.K. Chart : No.2 初回発売時の7インチ・シングルはシングル・ヴァージョンで収録。 1992年バルセロナ・オリンピックに使用され再発売された時は、スペインをはじめヨーロッパ各国でヒットしている。 【リミックス】Extended Version | Edit (by Andrew Hewitt, BBC TV) |
4. Too Much Love Will Kill You |
■Words and music by Brian May, Frank Musker, Elizabeth Lamers |
【シングル履歴】 ◎U.K. Release Date :1995 △Highest Position on U.K. Chart : No.15 20枚目のアルバム『MADE IN HEAVEN』からのシングル。 ブライアンはこの曲で英国作曲家協会より《アイヴァ・ノヴェロ賞》を受賞している。 |
SIDE 2 |
1. Somebody To Love [+ George Michael] |
■Words and music by Freddie Mercury |
オリジナルは5枚目のアルバム『A DAY AT THE RACES』収録のヒット曲。
ここではジョージ・マイケルがリード・ヴォーカルを取った、
1992年のロンドンはウェンブリー・スタジアムで行われた「フレディ・マーキュリー追悼コンサート」時のライヴ録音を収録。 1992年の追悼ライヴでのマイケルは凄かった。フレディより少しキーを下げてはいたものの、 レコードとほとんど同じに歌いあげ、そしてオーディエンスにマイクを向けたあの瞬間・・・画面の隅に映ったブライアンの感嘆の表情も忘れられませんが、 マイケルのその最高の演出も忘れられません、それは全身鳥肌ものの感動でした。でも久しぶりにレコードで聴いてみたら、 あの時の感動を再びってわけにはいきませんでしたが、彼がクイーンを、そしてこの曲をとても愛してる事は、よ〜く伝わってきます。 私のあまりにも大好きな曲だけに、いくらジョージ・マイケルが上手くても、オリジナルの良さを越えることは永遠にないでしょう。 と、いきなり冷たい言い方になってしまいましたが、この演奏が「追悼コンサート」のベスト・パフォーマンスの一つであったことに違いはありません。 このライヴ・ヴァージョンのイントロのピアノを聞きますと、あの感動的なシーンが目に浮かびます。 ジョージには他にも何曲か歌って欲しかったです。 【シングル履歴】◎U.K. Re-release Date : 1993 △Highest Position on U.K. Chart : No.1(3 weeks) 1993年にジョージ・マイケル&クイーンwithリサ・スタンスフィールド名義で、EP「Five Live」及びCDシングルが発売され大ヒットした。 |
2. You Don't Fool Me |
■Words and Music by Queen |
【シングル履歴】 20枚目のアルバム『MADE IN HEAVEN』から、 ヨーロッパやアメリカに向けてシングル・カットされた(シングル・ヴァージョン)。 このアルバムではQUEEN初の外部DJによるリミックス・ヴァージョンを収録している。 【リミックス】 Sexy Club Mix | Dancing Divaz Club Mix | Mike Spencer Mix | Knebworth Mix | Late Mix | Freddie's Club Mix | Freddie's Revenge Dub | Queen For A Day Mix |
3. Heaven For Everyone |
■Words and music by Roger Taylor |
【シングル履歴】 ◎U.K. Release Date :1995 △Highest Position on U.K. Chart : No.2 20枚目のアルバム『MADE IN HEAVEN』からのシングル。 |
4. Las Parabras De Amor (The Words Of Love) |
■Words and Music by Brian May |
【シングル履歴】 ◎U.K. Release Date : 1 June 1982 △Highest Position on U.K. Chart : No.17 12枚目のアルバム『HOT SPACE』からのシングル。 日本では同アルバム収録の「Back Chat」のシングルB面。 1991年には「The Show Must Go On」の12インチ・シングルB面及びCDシングルに収録される。 |
SIDE 3 |
1. Driven By You |
■Words and Music by Brian May |
ブライアン・メイの実質的に最初のソロ・アルバム『BACK TO THE LIGHT』収録のこの曲は、フォード自動車のCMにも使用されヒットした。 【シングル履歴】 ◎U.K. Release Date : 5 July 1991 △Highest Position on U.K. Chart : No.6 ブライアンはこの曲で英国作曲家協会より《アイヴァ・ノヴェロ賞》を受賞している。 【リミックス】Ford Ad Version | New Version |
2. Living On My Own |
■Words and music by Freddie Mercury |
オリジナルはフレディ・マーキュリーのソロ第1作目『MR.BAD GUY』収録。
ここでは1993年に再発売された時のリミックス・ヴァージョンを収録。 【シングル履歴】 ◎U.K. Release Date : 27 November 1989 △Highest Position on U.K. Chart : No.50 ◎U.K. Re-release Date : 1993 △Highest Position on U.K. Chart : No.1(2 weeks) 亡くなった後ではあるが、フレディはこの曲で英国作曲家協会より《アイヴァ・ノヴェロ賞》を受賞している。 【リミックス】Radio Mix | Club Mix | Extended Mix | Album Mix | Roger S Mix | Underground Solutions Mix |
3. Let Me Live |
■Words and Music by Queen |
【シングル履歴】 ◎U.K. Release Date : 4 March 1991 △Highest Position on U.K. Chart : No.9 20枚目のアルバム『MADE IN HEAVEN』からのシングル。 |
4. The Great Pretender |
■Words and music by Buck Ram |
【シングル履歴】 ◎U.K. Release Date :March 1987 △Highest Position on U.K. Chart : No.4 ◎U.K. Release Date :1993 △Highest Position on U.K. Chart : No.29 プラターズの全米No.1ヒット曲をフレディ・マーキュリーがカバーして出したソロ・シングルで、発売当初はアルバム未収録。 その後、『THE FREDDIE MERCURY ALBUM』に収録され、再度シングル・カットされた。 ここではシングル・ヴァージョンを収録している。 【リミックス】Malouf Mix | Original Single Version |
5. Princes Of The Universe |
■Words and music by Freddie Mercury |
14枚目のアルバム『A KIND OF MAGIC』収録。 【シングル履歴】 1986年にアメリカや日本でシングル・カットされた後、 1997年には「No One But You(Only The Good Die Young)」の日本盤CDシングルに収録された。 また2000年2月オランダ限定で、当アルバムより第2弾シングルとしてCDシングルが発売された。 |
SIDE 4 |
1. Another One Bites The Dust [+ Wyclef Jean] |
■Words and music by John Deacon |
オリジナルは9枚目のアルバム『THE GAME』収録の大ヒット曲。
このアルバムでは、同曲にワイクリフ・ジーンとプラス&フリーをフューチャーしたヴァージョンを収録している。
但し、あくまで原曲をサンプリングしたもので、QUEENが新たに演奏したわけではない。
映画『Small Soldiers』のサウンドトラック収録曲。 家で独りで聴きたいとは絶対思わないけど、街中のディスコとかでかかったら多分踊れると想う。 だから服装と同じで、TPOさえ選べばこの曲の良さが見えてくるのかも知れないとは思います。がしかし! なんでコレがこのアルバムに収録されたのか理解出来ません!ハッキリ言って、“クイーン+”でもなんでもないと思う。 それにアルバム発売前に収録リストでこの曲を見た瞬間、“ケンカ売っとんのかいっ!”と思いました。 勿論、売られたケンカは買いましたよ。ええ〜そうです、このアルバムを買いました。 (売れたからと言ってワイクリフくん、クイーン・ファンをなめとったらアカンぞ!) 楽しむだけならこういうのも有りでしょう。 ちょっとやそっといじられてもビクともしないのは、オリジナルの持つシンプルなベースラインがあまりにも素晴らしいという証拠です。 ただ正直な話、ワイクリフ・ジーンには全く興味が沸きませんね。 それにQUEENのアルバムに収録されるべき曲ではないような気がします。 【シングル履歴】 1998年にサウンドトラック『Small Soldiers』より、シングルカットされる。 【リミックス】 Team 1 Black Rock Star Main Pass Mix Team 1 Black Rock Star Radio Edit |
2. No-one But You (Only The Good Die Young) |
■Words and music by Brian May |
【シングル履歴】 ◎U.K. Release Date : 17 November 1997 △Highest Position on U.K. Chart : No.13 前作でもある21枚目のアルバム『QUEEN ROCKS』からのシングル。 フレディの死後、3人だけでQUEENとして発表した唯一の曲。 |
3. These Are The Days Of Our Lives |
■Words and Music by Queen |
【シングル履歴】 ◎U.K. Release Date : 9 October 1989 △Highest Position on U.K. Chart : No.1( 5 weeks ) 17枚目のアルバム『INNUENDO』収録曲で、 「Bohemian Rhapsody」とダブルAサイドとしてシングル・カット。 1992年2月《BRITS賞》で年間最優秀シングル、同年4月《アイヴァ・ノヴェロ賞》でベスト・セラー・シングル賞を受賞している。 |
BONUS TRACK |
Thank God It's Christmas |
■Words and music by Brian May and Roger Taylor |
ボーナストラックとして収録されたこの曲は、過去のどのアルバムにも収録されていない唯一のシングルA面曲であった。
なお当アルバムの日本盤のボーナス・トラックには「I Was Born To Love You」のQUEENヴァージョンが収録されている。 ちょうどこのアルバムが発売されたのがクリスマス・シーズン直前だった事も良いタイミングだったけど、 ボーナス・トラックにこの曲が入ってて良かったぁ〜♪だって私には、時期ハズレであってもこのアルバムの中に於て、この曲はまるで、 “ご飯を済ませた後のお茶”みたいな存在だから・・。 もう少し一般的ウケするサビを持っていたなら大ヒットしたでしょうが、 逆にそうでなかったところに私は好感を持ちます。 QUEENの曲としてはそれほどパッとしなくても、毎年巷に溢れかえる一連のクリスマス・ソングに比べたら雲泥の差。 曲調だけ、いや冒頭のフレディのワンワードだけでクリスマスを感じさせるその技量に、ただただ脱帽するだけです。 それにブライアン&ロジャー作というのも意外です。そこで思いつきました! 同じくこの二人の共作でもある「Machines(or Back To Humans )」のブライアンのギターを、鈴の音に変えて、 クリスマス・ソングにでもしてみたら面白かったのに・・・やるわけないか。 “バック・トゥー・ユア・タウン”なんてコーラスが入ったりして・・・(入らないって)。 当然プロモビデオは「Radio Ga Ga」のように近未来的な街を、サンタクロ−スに扮した4人が空飛ぶソリに乗って嫌味なほど豪華なプレゼントを配りまくるという・・・だからやらないって! 【シングル履歴】 ◎U.K. Release Date : 26 November 1984 △Highest Position on U.K. Chart : No.21 『THE WORKS』が発売された1984年のクリスマスに先立つこと1ヶ月。 同アルバム収録の2曲をB面にカップリングしシングルとして発売され、スマッシュ・ヒットとなる。 12インチ・シングルも7インチと同ヴァージョン。 |
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